掲載日 ・ 2026/05/12
オムロン株式会社
オムロン株式会社:【制御機器事業部】OT情報を活用したデジタルツイン技術開発担当(商品事業本部)
非公開
滋賀県
オムロン
電気・電子
ソフトウェアエンジニア(機械・自動車)
会社名
オムロン株式会社
会社概要
オムロン株式会社は、1933年の創業以来、京都を拠点に世界中で事業を展開する電気機器メーカーです。
一般的には世界シェアNo.1を誇る「血圧計」などのヘルスケア企業として知られていますが、現在の売上の約45%は「工場の自動化(制御機器)」が占めており、実態は世界のモノづくりを支えるBtoBのリーディングカンパニーです。
同社の強みは「Sensing & Control + Think」というコア技術にあります。センサーで情報を読み取り、機器を正確に制御し、そこにAIなどの知恵を加える技術です。これらを武器に、労働力不足を解決する工場の自動化を中心とした制御機器、電子部品、駅の自動改札機や太陽光発電用パワーコンディショナーなどの社会システム、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。
また企業の特徴としては、ベンチャー精神あふれる「ソーシャルニーズの創造」です。「機械に出来ることは機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」、この経営理念をもとに、世界初の無人駅システムや、自動感応式信号機など、時代に先駆けて社会が必要とするシステムを生み出してきました。
現在は、以下の5つの柱で事業を展開しています。
1制御機器事業部(IAB):売上の約50%以上を占める
工場の自動化(ファクトリーオートメーション)を支えるセンサー、コントローラー、ロボットなどを製造。オムロンの稼ぎ頭であり、世界のモノづくり現場を支えています。
競合優位性(強み):多くの競合(キーエンスはセンサー最強、ファナックはロボット最強など)が特定分野に特化しているのに対し、オムロンは工場の自動化に必要なほぼすべての機器を持っています。
(具体例)Input(センサー):Logic(コントローラー):Output(モーター・リレー):Robot(ロボット):+Safety(安全機器)
これら自社製品同士を高度に連携(すり合わせ)させることで、他社製品を組み合わせるよりも高速・高精度な制御を実現できます。これを「i-Automation!」というコンセプトで展開しています。
また 単に機器を売るのではなく、「ペットボトルのラベルを高速でズレなく貼る装置の制御プログラム」といった、具体的な用途(アプリケーション)をセットで提供できるため、顧客は開発時間を大幅に短縮できます。
2電子部品事業
家電や自動車、スマートフォンの中に組み込まれる「リレー」や「スイッチ」などの部品を提供しています。
競合優位性(強み):家電やEV(電気自動車)の中で電気を制御する「リレー」という部品に強みを持っています。
特にEVや蓄電池向けの高電圧・大電流を安全に遮断する技術は難易度が高く、世界でも戦える数少ない企業の一つです。
3データソリューション事業部
4つのビジネスカンパニーが持つ現場データとJMDC社のケイパビリティを融合して、オムロングループ全体のビジネスモデルを進化させるとともに、社会的課題解決に繋がる成長事業を創造しています。
競合優位性(強み):制御機器を中心としたモノづくりを通じてオムロンが培ってきた事業やそれにまつわる知見、人財、顧客基盤といった資産と、データドリブンなソリューション事業を展開するJMDC社の強みを融合させていることが強みです。
4ヘルスケア事業
家庭用電子血圧計は世界シェアNo.1を誇ります。その他、体温計、体重体組成計、低周波治療器などを製造販売をしています。「ゼロイベント(脳・心血管疾患の発症ゼロ)」を循環器事業のビジョンに掲げています。
競合優位性(強み):家庭用血圧計で世界シェアNo.1(約50%)を有しています。
医療機器としての精度(Medical Accuracy): 「家庭で測ったデータは参考値」と見なされがちだった時代に、オムロンは「病院と同じ精度」にこだわり、医師が診断に使えるレベルの信頼性を確立しました。
また世界各国の医療機器認証(FDAなど)をクリアするノウハウと、現地の薬局・病院に入り込む販売ネットワークは、新規参入企業(例えばAppleやFitbitなどのIT大手)にとっても高い参入障壁となっており、継続して高いシェア率を担保しています。
5社会システム事業部
鉄道の自動改札機や券売機、道路の交通管制システムなど、社会インフラを支える事業です。
世界初の無人駅システム(自動改札機)を開発したのはオムロンです。
競合優位性(強み):日本全国の鉄道(改札機)や道路(信号)に既にオムロンの機器が入っているため、更新需要やメンテナンスにおいて圧倒的に有利です。
ポジション
【制御機器事業部】OT情報を活用したデジタルツイン技術開発担当(商品事業本部)
仕事内容
◆募集背景
生産現場へのデジタル技術の活用が急速に進み、現場のOT(オペレーショナルテクノロジー)とITを組合せた生産性向上と保守の効率化ニーズが高まっています。IoT領域のデジタル技術(主にAIやシミュレーション技術)を活用したプロトタイプ作成などを通じて顧客ニーズの具現化、ソフトウェアアプリケーション・サービスを実現する、システムアーキテクチャ、ソフトウェアの設計・実装を担う技術者を募集します。
◆業界動向と自社事業の特徴
モノづくりの現場においては、長年培ってきたOTにITを掛け合わせ活用することで、生産、品質の最適化をはかるDXの取り組みが加速しています。
オムロンは、主力事業の「制御機器事業」で未来に向けたSF2030の長期ビジョンをかかげ、生産性・品質といった経済的な価値だけでなく、温室効果ガスの削減、カーボンニュートラル実現といった社会価値に貢献する近未来のモノづくりを支える商品・サービス開発を進めています。
◆部・チームの業務概要
★商品事業本部 コントローラ事業部 ソフトウェア開発部
オムロン最大のFA事業カンパニーとして、先進技術・コア技術創出を牽引するコントローラ事業部は、3Dシミュレーション・メタバースなど最新のデジタル技術を活用し、FAシステムのエンジニアリングプロセスを統合するFA統合開発環境等、FAソフトウェアの商品開発を担っています。また欧米のグローバル開発拠点と連携し商品、技術の開発を行っています。
■オムロンのデジタルエンジニアリング革新
https://www.fa.omron.co.jp/our-value/i-automation/concept3/
◆担っていただきたい具体的な仕事内容
生産設備設計・保守のECM全工程におけるデジタル化(シミュレーション、メタバース、AI技術の活用)による標準化、自動化ニーズに対し、ソフトウェアサービスとして実現するシステムアーキテクチャ・ソフトウェアの設計・実装を担っていただきます。
◆具体的な仕事内容に対しての期待する成果
顧客ニーズを満足する新商品、サービスの実現。
ソフトウェア新規技術獲得、プロセス導入、部門内展開などによる、組織力強化。
◆使用する開発言語・ソフト・装置/機器等
C#/C++
React/TypeScript
ソフトウェア開発環境(Visual Studioなど)
構成管理ツール(Gitなど)
求める経験・スキル
◆必須条件【経験】
・C++/C#によるPCソフトウェア開発経験 1年以上
・FA業界に興味を持って、自ら顧客課題を探求できる方
◆必須条件【スキル】
・最低限の英会話力(海外の方と臆することなく、積極的にコミュニケーションが取れる方)
◆歓迎条件
Webアプリ開発経験
WPF開発経験
3Dレンダリングエンジン(Direct X, OpenGL等)開発経験
DevOpsの原則とプラクティスへの理解