KDDIは第二新卒でも転職できる?
KDDIが第二新卒採用を行う理由
KDDIは2022年度にジョブ型人事制度を全社導入し、年功的な処遇を抜本的に見直しました。
専門性を持つ人材の育成と外部からの獲得を重視し、中期経営戦略でも多様なスキル・経験を融合させる方針を掲げています(*1)。
こうした流れの中で、社会人経験の浅い第二新卒層も、ポテンシャルと成長意欲を評価する枠組みで受け入れられています。
実際に、過去には第二新卒層に特化した採用プログラムを設けており、若手人材の受け入れ実績があります(*2)。
新卒採用が一括・横並びで進むのに対し、第二新卒採用は職種ごとに人材を見極める点が特徴といえます。
第二新卒でも採用される可能性はある
KDDIの第二新卒採用は、キャリア採用の枠組みの中で門戸が開かれています
営業から企画、エンジニアまで複数の領域で受け付けられてきた実績があり、通信以外の異業種からの転職者も多数在籍しています(*2)。
求められるのは、完成されたスキルよりも、変化を前向きに捉えて自ら学び続ける姿勢です。
途採用者と新卒採用者の間にハンデは一切なく、実績や経験が適正に評価される点も、若手が挑戦しやすい環境といえます(*2)。
第二新卒に求められるスキル・経験
選考で重視されるのは、目的意識を持って主体的に動ける力です。
KDDIはジョブ型人事制度のもと、社員が自律的に専門性を追求する姿勢を重視しており、指示を待つのではなく自ら課題を見つけて動ける人材が求められています(*1)。
加えて、顧客や社内の関係者と円滑に連携するコミュニケーション力、新しい領域へ踏み込むチャレンジ精神も評価の対象です。
ジョブ型制度のもとでは専門性を磨き続ける学習意欲が欠かせず、DXや生成AIの基礎スキル研修など学びの機会も整えられています(*1)。
面接では、前職での経験をこれらの資質と結びつけて語れるかどうかが鍵になります。
(*1)参照元:有価証券報告書 第42期|KDDI IRライブラリ(2026年7月時点)
(*2)参照元:KDDI 第二新卒採用サイト(2026年7月時点)
KDDIの第二新卒採用の応募条件
応募資格・対象者
KDDIの第二新卒採用では、性別・国籍・職歴などによる制限は設けられていません(*2)。
そのうえで、応募する職種ごとに求められる要件を確認する形が基本です。
新卒入社後に数年で転職を検討する層を主な対象としつつ、募集は職種単位で公開されるため、自分の志向やスキルに合ったポジションを選んで応募できます。
入社時期は相談に応じてもらえるため、在職中でも計画的に転職活動を進めやすい点も特徴です(*2)。
歓迎される経験・スキル
歓迎されるのは、前職で培った基礎力をKDDIの業務に応用できる経験です。
法人営業やプロジェクト推進、データ分析といった実務経験は、それぞれ関連する募集職種で評価材料となります。
また、KDDIはグローバル展開を進めており、海外拠点やグローバル案件に関わる職種では、英語力が応募要件や歓迎条件として設定される場合があります。
入社後は各種の教育プログラムや学習補助制度を利用できるため、現時点で専門知識が十分でなくても、学ぶ意欲があれば挑戦できる環境が整っています(*3)。
未経験でも応募できる職種
通信・情報業界が未経験でも、職種ごとの応募要件を満たしていれば応募が可能です(*3)。
特に法人向けのソリューション営業は前職での折衝や提案の経験を活かしやすく、業界未経験でも挑戦しやすい職種といえます(*2)。
一方、開発やシステムエンジニアの領域では一定の技術的素養が求められる場合があり、職種ごとの応募要件は事前に確認しておくことが重要です。
自分の経験がどの職種と親和性が高いかを見極めたうえで応募先を選ぶとよいでしょう。
第二新卒に人気の職種(営業・エンジニア・コーポレート)
KDDIの第二新卒採用では、大きく業務系と技術系の職種にて募集実績があります。
業務系では、法人のお客さまの課題解決を担うソリューション営業や、保有データを活用した新規事業・マーケティングを企画する職種があります(*2)。
技術系では、auサービスや基幹システムの企画・開発・運用を担う開発職、ネットワーク構築や技術支援を担うシステムエンジニアが中心です(*2)。
職種によって求められるスキルや経験は異なるため、自身のバックグラウンドに合ったポジションを選んで応募することが重要です。
(*3)参照元:KDDI キャリア採用 よくある質問(2026年7月時点)
KDDIの第二新卒採用の選考フロー
応募から内定までの流れ
KDDIの第二新卒採用は、書類選考を通過した後に複数回の選考面接と適性検査を受ける流れが基本です(*2)。
応募から内定までの期間は1ヶ月から1ヶ月半が目安とされ、選考は本社または各拠点で実施されます。配属部署は内定時に知らされ、入社時期は相談に応じてもらえます(*2)。
全体像を表に整理すると、以下のとおりです。
| 選考ステップ |
内容・ポイント |
| ①エントリー |
公式採用サイトまたは転職エージェント経由で、職種を選んで応募 |
| ②書類選考 |
職務経歴書・自己PRを審査。口コミでは職務経歴書の記載内容に沿って質問される傾向が見られる(*4) |
| ③適性検査 |
書類選考通過後に実施。形式や出題範囲は非公開のため、事前の準備が望ましい |
| ④面接(複数回) |
人事・配属予定部門などによる複数回の面接。オンラインまたは対面で実施される可能性があります
「なぜKDDIか」「転職理由」の深掘りが中心(*4) |
| ⑤内定 |
応募から内定まで約1〜1.5ヶ月。配属は内定時に通知(*2) |
※データ出典:KDDI 第二新卒採用サイト・転職会議の口コミをもとに独自作成
書類選考で評価されるポイント
書類選考では、担当業務を並べるだけでなく、直面した課題・行動・得られた成果という因果関係で実績を伝えることが重要です。
売上目標の達成率や改善した業務量など、数字で示せる成果は、再現性のある強みとして評価されやすくなります。
第二新卒は社会人経験が短い分、経験の量よりも、そこから何を学び次にどう活かすかという視点を明確にすることが求められます。
自己PRでは、KDDIが重視する主体性や挑戦の姿勢を、具体的なエピソードと結びつけて記述するとよいです。
面接でよく聞かれる質問
面接では、「なぜKDDIなのか」「転職理由」「KDDIでどのようなキャリアを築きたいか」が中心的なテーマとなる傾向があります。
加えて、前職での課題への取り組み方やチームでの役割、これまでの成果と苦労した経験など、行動ベースの質問も多く見られます(*4)。
過去の成功・失敗体験や、チームで成果を出した経験についても、口頭で説明できるよう整理しておくと安心です。
回答は結論から述べ、理由と具体例を添えるPREP法を意識すると、論理性が伝わりやすくなります。
志望動機・転職理由の伝え方
転職理由については前職への不満ではなく、成長機会や挑戦したい領域といった前向きな動機に転換して語ることが大切です。
「なぜ通信業界か」「なぜKDDIか」を、自身の経験やキャリアの方向性と結びつけて説明できると説得力が増します。
転職理由と志望動機に一貫性を持たせ、入社後に描くキャリア像まで示せれば、評価されやすくなります。
適性検査・SPI対策
選考では書類選考を通過後に適性検査が実施されます(*2)。
出題形式や範囲は公式に公開されていないため、一般的なSPI対策として言語・非言語・性格検査の演習を早めに進めておくと安心です。
非言語分野は時間配分が合否を分けやすいため、時間を計りながら反復練習するとよいです。
性格検査では、一貫性のある回答を心がけつつ、KDDIが求める主体性や挑戦の姿勢と矛盾しない自己理解を深めておくことが役立ちます。
(*4)参照元:KDDIの面接・選考|転職会議(2026年7月時点)
KDDIへ第二新卒で転職するメリット・デメリット
KDDIへの第二新卒転職には明確なメリットがある一方、事前に理解しておきたい注意点もあります。
メリット
第二新卒で入社するメリットは、早い段階から大手通信会社のスケールで仕事に携われる点です。
KDDIは通信を基盤に金融・エネルギー・AIなど幅広い領域で事業を展開しており、若手のうちから多様な事業領域に関わる機会が得られます(*5)。
前職の経験を活かしながらキャリアをリスタートしやすい環境も魅力です。
公募制度や社内フリーエージェント制度も整えられており、入社後に自分の意志でキャリアの方向性を変えていける点も、成長途上の第二新卒にとって注目したいポイントのひとつです(*1)。
デメリット
一方で、人気企業ゆえに選考難易度は高く、職種ごとに募集枠も限られる点は理解しておく必要があります。
配属先は内定時に決まり、担当する事業や職種によって業務内容が異なるため、希望と実際の配属にギャップが生じる可能性も否定できません。
ジョブ型制度のもとでは自律的に専門性を高める姿勢が求められ、変化への対応力が問われる環境である点も押さえておきましょう。
(*5)参照元:KDDIの事業 | 個人投資家の皆さまへ | KDDI株式会社(2026年7月時点)
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KDDIの年収・福利厚生・働き方
KDDIの給与水準・福利厚生・働き方について、公式情報と口コミの両面から解説します。
第二新卒入社時の年収目安
KDDIのキャリア採用募集要項によると、入社時の基本給は320,000円〜562,000円、理論年収は576万円〜929万円とされており、経験や能力をもとに個別に決定されます(*6)。
第二新卒の入社年収は公表されていません。
実際の金額は、応募職種、経験、能力などを踏まえて個別に決定されます。
なお、有価証券報告書(2026年3月期)による全社員の平均年間給与は約1,051万円(平均年齢42.3歳)で、入社後の年収水準の参考になります(*1)。
口コミデータを含めて整理すると、以下のとおりです。
| データソース |
平均年収 |
補足 |
| キャリア採用募集要項 |
576万〜929万円 |
入社時の目安。経験・能力をもとに個別決定(公式の確定値) |
| OpenWork(口コミ集計)
※2026年7月時点 |
788万円 |
平均年齢:34歳
回答者数:正社員855人(*7) |
| 有価証券報告書
※2026年3月31日現在 |
約1,051万円 |
平均年齢42.3歳・全社員の全体平均 |
※データ出典:キャリア採用募集要項/OpenWork/有価証券報告書
昇給・賞与制度
KDDIは2022年度に「プロ人財を創り、育てる」をコンセプトとしたジョブ型人事制度を全社導入し、年功的な処遇を抜本的に見直しました(*1)。
近年は継続的な賃上げが行われており、2025年度にはベースアップや定期昇給を実施。
高い評価を得た社員への特別昇給・特別賞与も実施され、非管理職では平均約6%の賃上げが実現しています(*1)。
賞与はキャリア採用の募集要項に明記されているとおり、年2回(6月・12月)支給されます(*6)。
成果が処遇に反映されやすい設計のため、第二新卒であっても早期の昇給・昇格を目指せる環境といえます。
福利厚生・各種制度
保険・退職金・資産形成から生活支援まで、福利厚生は幅広く整えられています(*8)。
- 保険:健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険を完備
- 退職金:前払退職金と企業型確定拠出年金(併用可)
- 資産形成:財形貯蓄制度、社員持株会(奨励金あり)
- 共済会:スポーツクラブ・百貨店優待・テーマパーク割引など
- 住宅:提携住宅ローン、社宅制度(規定条件あり)
- 保養所:全国約80カ所の契約保養所
育児支援も充実しており、企業主導型保育園やベビーシッター派遣割引、両立再雇用制度が男女ともに利用できます(*8)。
残業時間・休日・休暇制度
休日・休暇制度は以下のとおりです(*8)。
- 休日:完全週休2日制(土日祝・年末年始)、年間休日126日(2026年度)
- 有給休暇:年次有給休暇 最大20日
- 特別休暇:リフレッシュ休暇、生涯学習休職、弔事・結婚・出産など
- 育児・介護:産前産後休暇、育児休職(2歳まで)、介護休暇・休職
実際の残業時間は部署や繁忙期によって異なりますが、OpenWorkの口コミ集計によると、月間残業時間の平均は約28時間とされています(*7)。
リモートワーク・フレックスなどの働き方
適用部署内であれば、以下の勤務制度を利用できます(*8)。
育児中の社員向けには、育児短時間勤務や始終業時間の繰り上げ・繰り下げなども用意されています(*8)。
職種や配属先によって実際の働き方は異なるため、応募時に希望する勤務形態が利用できるか確認しておくとよいです。
(*6)参照元:キャリア採用(中途採用)サイト|KDDI株式会社(2026年7月時点)
(*7)参照元:KDDIの「年収・給与制度」|OpenWork(2026年7月時点)
(*8)参照元:環境・制度を知る 福利厚生|KDDI株式会社(2026年7月時点)
KDDIへ第二新卒で転職を成功させるポイント
評価される志望動機の作り方
評価される志望動機は、「なぜ通信業界か」「なぜKDDIか」に自分なりの答えを持っていることが前提です。
KDDIは「つなぐチカラを進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げており(*1)、事業の方向性と自身のキャリア軸を重ねて語れると、より一貫性が生まれます。
通信を基盤にAIや金融、エネルギーへ広がる事業のどこに関心があるかを具体的に示し、入社後に実現したいことまで踏み込むと、志望度の高さが伝わります。
自己PRでアピールすべきポイント
自己PRでは、主体性と挑戦の姿勢を実体験にもとづいて示すのが効果的です。
前職で自ら課題を見つけて動いた経験や、周囲と連携して成果を出したエピソードは、第二新卒の短い経験でも十分にアピール材料になります。
加えて、変化を前向きに受け止め学び続けてきた姿勢を伝えられると、ジョブ型制度のもとで成長できる人材として評価されやすくなります。
退職理由の伝え方
退職理由は、前職への不満をそのまま述べるのではなく、「より大きなフィールドで挑戦したい」「専門性を高めたい」といった前向きな表現へ言い換えることが重要です。
転職理由と志望動機に矛盾がないよう整理し、KDDIでこそ実現できることと結びつけて語ると、納得感が生まれます。
ネガティブな経験も、そこから何を学び次にどう活かすかという視点で語れれば、成長意欲の証明に変わります。
企業研究で押さえるべきポイント
企業研究では、KDDIの理念やビジョン、中期経営戦略への理解が欠かせません。
通信を基盤に金融やエネルギー、法人向けDXなど幅広い事業を展開している点を押さえ、自分が関わりたい領域を明確にしておきましょう。
募集職種ごとの業務内容も事前に確認し、応募先で求められる役割を具体的にイメージできる状態にしておくと、面接での受け答えに深みが出ます。
転職エージェントを活用するメリット
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在職中で時間が限られる第二新卒にとって、日程調整や条件交渉を任せられる点も大きなメリットです。転職エージェントを活用するメリットについては、下記の関連記事もあわせて参考にしてください。
KDDIへの第二新卒転職に関するよくある質問
Q1. KDDIは第二新卒でも入社できますか?
入社は十分に狙えます。キャリア採用の枠組みで第二新卒層を受け入れており、中途・新卒間のハンデなく実績や経験が評価されます。
Q2. KDDIの第二新卒採用の難易度は高いですか?
人気企業のため難易度は高めです。第二新卒でも、応募職種に関連する経験・スキル、志望動機、成長意欲などが総合的に評価されます。
Q3. 未経験でも応募できる職種はありますか?
あります。業界未経験でも応募可能で、特に法人向けのソリューション営業は前職の折衝経験を活かしやすく、挑戦しやすい職種です。
Q4. 第二新卒で入社した場合の年収はどれくらいですか?
キャリア採用の理論年収は500万〜900万円程度で、経験・能力をもとに個別に決定されます。第二新卒は下限に近い水準からのスタートが一般的です。
Q5. 第二新卒でKDDIを目指すなら転職エージェントは利用したほうがいいですか?
利用をおすすめします。書類添削・面接対策・年収交渉まで一貫したサポートを受けられるため、在職中でも効率的に転職活動を進められます。
まとめ|KDDIへの第二新卒転職を成功させるポイント
KDDIはキャリア採用の枠組みで第二新卒層を受け入れており、主体性と挑戦の姿勢を持つ人材であれば、社会人経験が浅くても十分に挑戦できる環境です。
選考を突破するには、企業理念やビジョンへの理解をもとに「なぜKDDIか」を論理的に語れる準備が欠かせません。
志望動機と転職理由に一貫性を持たせ、入社後のキャリア像まで示せると評価が高まります。
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