掲載日 ・ 2026/09/15
株式会社カケハシ
株式会社カケハシ:【インテグレーションプラットフォーム】プロダクトエンジニア
700~1,200万円
東京都
カケハシ
インターネットサービス(EC、メディア、アプリ)
アーキテクト
700万~
会社名
株式会社カケハシ
会社概要
薬局向けサービスの開発・提供
※薬局体験アシスタント「Musubi」薬局経営“見える化”クラウド「Musubi Insight」おくすり連絡帳「Pocket Musubi」医薬品在庫管理・発注システム「Musubi AI在庫管理」医薬品二次流通サービス「Pharmarket」薬局・薬剤師コミュニティ「MusuViva!」など複数のプロダクトを展開日本の医療体験を、しなやかに。をミッションとして、調剤薬局の経営や薬剤師の業務、患者さんとの関係性など、薬局のあり方そのものをアップデートし、薬局DXを推進する独自のプロダクトを展開。
ポジション
【インテグレーションプラットフォーム】プロダクトエンジニア
仕事内容
業務概要
日本全国では薬局は6万店舗以上あり、そこで年間9億枚近い処方箋が扱われています。この処方箋という、患者の健康に直結する機微な医療データを、数千の薬局現場で日々正確かつ安定的に処理し、カケハシが提供するクラウド上のSaaSプロダクトへとシームレスに繋ぐ基盤を作るポジションです。
薬局の中には、処方箋をスキャンするための複合機、薬剤師がお薬を用意するために使う調剤機器や自動分包機、処方の結果を記録するための電子薬歴端末、診療報酬を計算するための端末など、様々な物理的な機器が存在しています。また、これらの機器に加えて、患者が今どの保険に加入しているかを確認する「オンライン資格確認」、薬局が保険者(健康保険組合等)に医療費を請求する「レセプト請求」、医師や薬剤師の資格を電子的に証明する「HPKIカード」といった、医療保険制度に紐づく仕組みとも連携する必要があります。さらに、他社が提供する店舗内システムとの連携も必要で、これら様々な機器・システムが複雑に絡み合うことで薬局業務が成り立っています。連携方式もファイル連携・Web API連携・ICカードによる認証など多様であり、単一の技術方式には閉じていません。
例えば、「帯域の細い店舗にも確実にアプリケーションを配布・更新するにはどうするか」「クライアント側で障害が起きた際、店舗の業務を止めないためにどう検知し、どう振る舞わせるか」「クラウド側で障害が起きた際、店舗側はどこまで自律的に動作を継続できるべきか」「印刷基盤のような共通機能を、複数プロダクトから使われることを前提にどう設計するか」。こうした、正解が一つに決まらない問いに、現場の制約と向き合いながら答えを出し続けるのがこのチームの日常です。
私たちインテグレーションプラットフォームチームは、これらすべてを、カケハシが提供するクラウド上の複数のSaaSプロダクトとシームレスに連携させ、調剤から服薬指導、会計までの業務フローを一気通貫で制御する役割を担っています。数千店舗の薬局現場で日々稼働し、薬剤師の業務を止めないことを最優先に、安定性と応答性の高い基盤を開発します。
このポジションでは、クライアントサイド(Windows/.NET等)とサーバーサイド(AWS上の分散システム)を役割として分けず、両方の設計思想を理解した上で、どちらの層に課題があるかを見極め、アーキテクチャレベルで意思決定できる方を求めています。生成AIの活用により、コードそのものを書く工数の比重は下がり続けています。私たちが本当に必要としているのは、特定の言語やフレームワークの経験ではなく、複雑なシステム全体を構造化し、プロダクト・業務・運用を理解した上で最適な設計判断を下せる力です。技術選定は個人の独断ではなく、チーム内での議論を通じて決めていきますが、その議論の質を上げる設計・提案ができることを期待しています。
多様なハードウェア・規制対応システム・他社システムが混在する複雑な現場の制約を解き、大規模かつ精度が問われる基盤の安定稼働を守りながら技術的挑戦を継続することで、医療業界という奥深いビジネスドメインを紐解く、貴重な経験を得ることができます。チームではAI駆動開発もしっかり定着しており、要求分析からエンジニアが裁量を持って活躍しています。
※処方箋枚数は厚生労働省「令和6年度 調剤医療費(電算処理分)の動向」より。同統計における「処方箋枚数」とは、調剤報酬明細書に記録される処方箋の「受付回数」を合計したものです。
https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/year/24/gaiyou.html
開発環境
言語・フレームワークの実務経験そのものは必須要件としていません。以下は現在チームで使用している技術スタックです。ご自身の強みに近いものがあれば歓迎しますが、経験がない技術は入社後にキャッチアップいただく前提です。
・クライアントサイド:C#、.NET Framework / .NET、WPF / Windows Forms / WinUI、TypeScript
・サーバーサイド:TypeScript、Python
・インフラ:AWS(DynamoDB, Aurora, Cognito, API Gateway, Lambda, SQS)
・IaC:Terraform、Terragrunt
・モニタリング:Datadog / PagerDuty / Sentry
・CI/CD:GitHub Actions
・コミュニケーション:Google Workspace, Slack
・ドキュメント:Confluence
・タスク管理:JIRA
カケハシについて
日本の医療現場が抱える課題は複雑であり、テクノロジーの力が不可欠です。私たちは、医療という難易度の高い課題に向き合い、生成AIをはじめとする最新技術を積極的に活用しながら、泥臭い部分にも積極的に向き合っています。カケハシの開発組織は「医療体験が日々進化する世界の実現」をミッションにプロダクト開発を続けています。開発組織の文化としては、開発ブログや勉強会、カンファレンス登壇を通じた組織内外への情報発信を推奨・サポートしています。
参考記事
・チームインタビュー
◦https://kakehashi-dev.hatenablog.com/entry/2026/09/08/110000
・カケハシ技術ブログ
◦https://kakehashi-dev.hatenablog.com/
・CTO・チーフアーキテクト・VPoTが語り明かす、カケハシの技術戦略と組織ビジョン
◦https://kakehashi-dev.hatenablog.com/entry/2025/05/27/110000
求める経験・スキル
必須スキル
・複数のシステム(自社SaaS上の複数プロダクト、店舗内機器、他社システム)を横断する統合アーキテクチャを設計した経験
・クライアントサイド・サーバーサイドいずれかの領域で、中〜大規模システムの設計・実装をリードした経験(使用言語・フレームワークは問いません)
・ビジネス要求や現場の業務理解に基づき、要件定義・仕様策定を主導した経験
・ビジネス上の要求や技術的制約といった現実的な制約の中で、トレードオフを踏まえた解決策を導き出し、プロジェクトを推進した経験
歓迎スキル
・クライアントサイド・サーバーサイド両方にまたがるアーキテクチャ設計経験(片方の設計判断がもう片方に与える影響を踏まえた意思決定経験)
・外部デバイスや他社システムとの連携を伴うアプリケーション設計経験(API連携、シリアル通信、SDK組み込み、ファイル連携、ICカード認証など形式は問わず)
・AWS(Lambda、API Gateway、DynamoDB等)を活用したシステム連携の設計・運用経験、およびIaC(Terraform / Terragrunt)の経験
・生成AIを活用した開発プロセス改善、テスト自動化、要件分析等の経験
・医療・ヘルスケア領域、もしくは規制産業向けシステムの開発経験
・開発チームのリード経験(技術的意思決定、レビュー文化の醸成、メンバー育成)
求める人物像
・特定の言語・技術スタックへのこだわりよりも、解くべき問題の構造を理解し、必要な技術を意欲的にキャッチアップできる方
・正解が一つに決まらない問題に対して、現場や他部署と対話しながら、粘り強く向き合える方
・医療・健康に関心のある方
・理想論だけではなく、ビジネス上の要求や技術的負債といった現実的な制約の中で最善の解決策を探索し、プロジェクト推進ができる方
・チームでの議論を通じてより良い設計判断を導くことに喜びを感じる方
・アジャイル的な考え方は大切にしつつも、型(手法・プロセス)そのものへのこだわりより、成果を出すことを重視できる方
・主体的に動ける方