ベイカレント・コンサルティングの研修・育成やキャリアパスは?
ベイカレント・コンサルティングは国内発の総合系コンサルティングファームであり、戦略から新規事業、M&A、業務、DXなど幅広いコンサルティングを提供しています。プライム上場もしている安定企業でありながら、平均年収1000万円を超える高年収企業のため就職・転職先企業として人気の高いコンサルティングファームとなっています。
そんなベイカレント・コンサルティングへの転職を検討している方の中には、入社後にどのような研修や育成制度があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、ベイカレント・コンサルティングにはどのような研修・育成制度があるのか、ベイカレント・コンサルティングへの転職支援に強いエージェントとして数多くの支援をしてきた弊社sincereedが紹介していきます。
ベイカレント・コンサルティングの考え方
まずは、ベイカレント・コンサルティングが人材育成に対してどう考えているのか?、根幹となるベイカレント・コンサルティングの考え方を紹介していきます。
Purpose(パーパス)
Beyond the Edge:変化の一番先に立ち、次への扉をともに開く。
Vision(ビジョン)
あらゆる業界のリーディングカンパニーの成長に最も貢献している
付加価値を誰よりも追求している
未来を担う人材が集結している
Values(価値観)
現状維持は衰退を意味する
既成概念にとらわれない
公明正大、真摯な姿勢
Code(行動規範)
Value:限られた時間で成果を出す
Initiative:主体的に考えて動く
Fair-Minded:何事も謙虚に受け入れる
Integrity:誠実に行動し、人格を常に磨く
Aspiration:向上心を持ち、限界を突破していく
上記の経営方針から、付加価値や主体的に動くこと、成長スピード、顧客貢献などを重要視していることがわかります。この経営方針を実現するために、ベイカレント・コンサルティングでは一人ひとりの成長を最大化させ、理想のキャリアを実現するためのトレーニングプログラムやサポート体制を整えています。
ベイカレント・コンサルティングのキャリアパス
ベイカレント・コンサルティングでは、個々人の適性や考え方に応じて段階的なキャリア形成を実現します。アナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタントとステップアップしていく中で、徐々に難易度の高い役割を担っていきます。得意領域や専門分野を見いだしながら、マネージャーやエキスパート以上のステップへ向かって段階的にキャリアを築きます。
Staff Role:コンサルタント、アナリスト
・プロジェクトメンバーとして、上位者からの指示のもと顧客買献を果たす
・Consultantは上位者の指示を踏まえ、自己の裁量を持ってタスク設計からスケジュール管理まで主体的に業務を遂行する
・Analystは上位者の具体的な指示のもと、担当タスクを遂行する
Leader Role:シニアコンサルタント
・チームリーダーとして担当領域を主体的に推進し、顧客貢献を果たす
・ConsultantおよびAnalystの支援を行い、プロジェクト品質を向上させる
PM Role:マネージャー、シニアマネージャー
・プロジェクトマネージャーとして、マネジメント、顧客買献、高付加価値化に賞任を負う
・自身の持つ知識・知見を磨き、積極的な提案活動を行う
Partner Role:パートナー、エクゼクティブパートナー
・総括責任者として、重要クライアントの開拓、維持、拡大に注力する
・クライアント経営層と関係を構築し、マネジメントや順客貢献に対して賞任を負い、高付加価値化を推進する責任を負う
Expert Role:エキスパート、シニアエキスパート、チーフエキスパート
・自身の専門性を明確にし、継続的な向上に取り組む
・ 専門性と応用力を活かし、顧客貢献および高付加価値化を牽引する
ベイカレント・コンサルティングの人材育成制度
ベイカレント・コンサルティングでは、3つのトレーニングと、2つのキャリアサポートで、中長期的な人材育成を行っています。
Selection program(選抜プログラム)
高難度プロジェクトやテーマへの参画志望コンサルタント向けに、オーディションを実施。成績上位者は対象プロジェクトへ優先的にアサインされます。
専門知見トレーニング
各産業・テーマのエキスパートが、必要知識と最先端トレンド、そしてベイカレント・コンサルティングならではのメソドロジーを指南。実務に裏打ちされた確かな知見提供で、プロジェクトの付加価値を向上させます。
コアスキルトレーニング
豊富なトレーニングメニューを展開し、職位や求められる役割に応じたスキル開発を促進。コンサルタントの成長と、プロジェクトの付加価値の向上へつなげます。
キャリア担当制度
各コンサルタントにはキャリア担当が付き、多様な経験が可能なワンプールという環境において、一人ひとりの適性と考え方に合ったキャリア形成を支援します。(キャリアプラン形成、プロジェクトアサインメント、プロジェクトでの課題解決、各種評価のフィードバックなど)
キャリアサポート制度
個人の付加価値向上を後押しする、自己研鑽サポート制度を用意しています。(語学力向上補助、社外研修補助など)
ベイカレント・コンサルティングの成長環境
ベイカレント・コンサルティングは常に顧客から求められる難易度の高いテーマに対応し、最適解を導きだし、適切なプロジェクト推進のもと、変革を実現していかなければなりません。
そのためには、ベイカレント・コンサルティングで働くコンサルタントが最大限のパフォーマンスをあげることが必要不可欠です。そのために、ベイカレント・コンサルティングでは以下のような取り組みを実現しています。
ワンプール制の採用
ワンプール制とは、アナリストからパートナーまで全てのコンサルタントが同じ部門(コンサルティング本部)に所属する制度です。多くのファームではインダストリーやサービスによって部門が構成され、その部門の中でPJをこなしキャリアを形成することが一般的ですがベイカレント・コンサルティングでは部門が分かれていない為、会社にある全てのPJから最も自身の志向にあったPJを選択しキャリアを形成していくこととなります。
営業専属部隊の配置
ベイカレント・コンサルティングでは他ファームとは異なり、営業専属部隊を設けています。そのため、コンサルタントはセールスミッションを追うことなく、顧客に対してのコンサルワークに集中することが可能です。また、ワンプール制の採用も含めて無駄な政治要素も排除しているため、派閥関係も無く、横のつながりも強固な組織が実現できています。
成果に応じてのプロモーション
プロモーションに関しては、年功序列ではなく成果に応じてのプロモーションを実現しています。これに関してもワンプール制がうまく機能し、部門・チームの業績に左右されることなく、純粋に会社の業績に対しての個人の成果でプロモーションを決定できます。定量×定性の明確な評価基準を設けている為、自らの強み弱みの把握も明確となり成長速度の激化につながり、結果、若くして成果を挙げる方が多いのもベイカレント・コンサルティングの特徴です。また外資系ファームのように本国からの指示を受ける必要が無いため、成果をあげているのに、上が詰まってプロモーションが叶わないということもありません。ベイカレント・コンサルティングでは最速で30歳でパートナーになった例もあります。
自己啓発支援
ベイカレント・コンサルティングでは、成長のためのサポートとして以下のような福利厚生を整備しています。
・資格取得補助制度
・社外研修費用補助制度
・英会話スクール費用補助
・英語力アセスメント受験補助
・キャリアカウンセリング制度
ベイカレント・コンサルティング研修・育成、実際の声は?
ベイカレント・コンサルティングは、成長のための研修や育成制度が豊富に用意されている環境であることが分かりました。しかし研修や育成制度について実際にはどう感じているのかは気になるポイントだと思います。ここでは実際に入社した方の声をご紹介します。
・プロジェクトに参画しクライアントの様々な課題解決を実行することで成長を実感出来る。資格取得についても、プロジェクトへの必要性を説明可能であれば、合格の後手当は支給される。また、社内研修も実施しており、マネージャー層の講義を受けることが可能。内容はコンサルの基礎スキルの研修からプロジェクト管理の実践的手法、先端テクノロジーのナレッジ共有など多岐に渡る。申し込み制の講座もあり、情報へのアンテナを立てておく必要がある。
・体制をしっかり組んでいるため、部下指導、上司への相談、仲間で問題を解決していくことが当たり前のこととして仕事を行っています。できないこと、わからないことがあれば、知見者が簡単な講座を開いて、ナレッジトランスファーを行います。また、知見者は聞かれなくとも講座開設を提案することができ、知識の幅を広げることへの関心が皆高く、知識を出し惜しみせず、共有するのが当たり前になっています。
・資格補助制度もあり、社内でのセミナー・研修も設けているため、本人のやる気次第ではかなりのサポートをしてもらえる。マネージャーなどの上位役職専用のセミナーやPMPの講習も行っているため、レベル感としてもそれなりの内容は用意されている。会社としての人材投資への積極的な姿勢が伺える。
※PMP:プロジェクト管理に関する資格
用意されている研修のほか、知見者がナレッジ共有するなど多くを学べる環境であることがわかりました。もちろん、自分でアンテナを張り情報を取りにいく積極性は前提となりますが、成長意欲を高く持てば様々なサポートを受けることができるようです。
ベイカレント・コンサルティングへ転職するために抑えておきたいポイント
ベイカレント・コンサルティングへの転職をお考えの方へ、抑えておきたいポイントをまとめてご紹介します。
会社概要
会社名 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング
(英文表記:BayCurrent Consulting , Inc.) |
資本金 | 282百万円 |
売上高 | 761億円(2023年2月期) |
従業員 | 3,692名(2023年4月時点) |
代表者名 | 代表取締役社長 阿部 義之 |
創業 | 1998年3月25日 |
所在地 | 〒106-0041
東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー |
ベイカレント・コンサルティングの事業内容
ベイカレント・コンサルティングは、戦略・業務・ITのコンサルティングを中軸にクライアントの事業展開を支援する、日本発の総合コンサルティングファームです。あらゆる業界の企業経営者を支援するための戦略立案からビジネスプロセス改革、そして実行までの一連のサービスをワンストップで提供しています。専門的知識と豊富なプロジェクト経験をもとに、幅広い視点でのソリューションを展開しています。ベイカレント・コンサルティングが対応しているテーマには下記のようなものがあります。
・Strategy(戦略)
ベイカレント・コンサルティングは、クライアントの業務改革を戦略フェーズから支援しています。クロスボーダーな経験を通じて培われたビジネスとテクノロジーのケイパビリティを基に、揺るぎない構造的競争優位をクライアントとともに追い求めます。そして、現場に入り込んだ経験に裏打ちされた、解像度の高い打ち手へと落とし込みます。
・Digital(デジタル)
ベイカレント・コンサルティングは、戦略論と融合した「強い」DXの姿を追求してきました。また個別のDX施策ではなく、デジタル部門全体あるいは全社規模のDX支援実績が多いのもベイカレント・コンサルティングの特長です。
・Operations(オペレーション)
クライアントの業務改革を成功に導くには、戦略を描くだけでなく、現場の業務を改善することが重要です。ベイカレント・コンサルティングは具体的な成果の創出を徹底追求することをポリシーに、変革後の姿の企図に留まらず、実際の変革実現まで事業の現場に入り込みます。
・Technology(テクノロジー)
ベイカレント・コンサルティングは、戦略立案から一貫してデジタル改革の支援を行っています。これらは案件単位でなく、デジタル部門全体や全社規模で支援をしていきます。
・Sustainability(サステナビリティ)
サステナビリティの重要が高まる社会で、ベイカレント・コンサルティングはSX支援にも力を入れています。SXの本質は、不確実性が高い状況における戦略立案と機動的な見直し、そして組織変革にあります。ベイカレント・コンサルティングはこれらに対し幅広い側面から支援を行っています。
求める人物像
コンサル適性のある人材
基本的なコンサル適性である「論理的思考能力(ロジカルシンキング)」と「コミュニケーション能力」が求められます。論理的思考能力は企業の課題解決のための問題解決力として必要であり、解のない課題を解決していくためにはファクトから仮説を立て、そして解決策を出していかなければいけません。単にアイデアベースではなく、一貫性があり企業経営陣にも納得感のある説明をしなければいけないため、論理的思考能力は重視されています。またコミュニケーション能力においてはクライアント企業だけでなく社内メンバーとも円滑にプロジェクトを推進していくために必要で、仲良くなるためではなく、正確に物事を伝えること、相手の言っていることを理解することはプロジェクトにおいてクライアント企業を巻き込んで成功に導いていくために必要とされています。
プロジェクトマネジメント経験(PM・PL)
プロジェクトのPMとして推進していかなければいけないため、何かしらのプロジェクトマネジメント経験を求められます。業界・職種は関係なくこれまで自身がリードして業務推進した経験があるのかがポイントになります。
ITエンジニア・SE経験者
ITエンジニアやSE経験者も積極的に採用しています。コンサルティングプロジェクトにおいて、ベイカレント・コンサルティングでは戦略から業務オペレーション、システムまで広範囲にわたって手掛けており、IT関連プロジェクトも多いため、知識・経験のあるSE出身者を求めています。経営という上流からの視座で課題解決が出来るため、コンサルタントへの転職を考えている方はおすすめでしょう。
コンサル経験者
どのコンサルティングファームでも同じですが、コンサル経験者も積極採用しています。実際にパートナー陣やマネージャー層には他ファーム出身者が多く、外資系ではなく日系というところも、自身のやりたいことが実現できる大きな魅力となりジョインする方も増えています。
ベイカレントコンサルティングへのご転職をお考えの方へ
ベイカレントコンサルティングへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
ベイカレントコンサルティングへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。