freeeでの仕事内容とは?
freeeは、プロダクト開発、ビジネス、経営基盤の3つの大きな組織で構成されています。それぞれの組織が連携し、ユーザーに「マジ価値」を届けることを目指しています。「マジ価値」とは、ユーザーにとって本質的で価値のあることです。freeeは、この「マジ価値」を追求し、世の中にインパクトを与えることをミッションとしています。
組織は、マーケットの状況や戦略に合わせて柔軟に変化し、常に最適な形を模索しています。既存事業の拡大だけでなく、新規事業の創出にも積極的に取り組んでおり、社員一人ひとりが主体的に新しいことに挑戦できる環境が整っています。
セールス
セールスは、freeeのプロダクトを世の中に広め、ユーザーの課題を解決する重要な役割を担っています。
- 目的と役割: 「マジ価値」を起点に、ユーザーの未来や課題に向き合い、本質的な価値を届けきる
- チーム体制: マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの4つの機能が連携し、ユーザーへ届ける価値を最大化
- インサイドセールス: 見込み顧客へのアプローチ、課題のヒアリング、フィールドセールスへの引き継ぎなど、セールスプロセスの初期段階を担う
- フィールドセールス: 顧客の課題を深く理解し、最適なソリューションを提案
- カスタマーグロースセールス: 既存顧客の利用拡大を図り、顧客との長期的な関係構築を目指す
マーケティング
マーケティングは、freeeのプロダクトを世の中に広めるための戦略を立案し、実行します。
- 目的と役割: ユーザーの課題解決につながる情報を届け、新しい経営や仕事のあり方を提唱し、実装していく
- チーム体制: ブランディング、デジタル、オフライン施策など、さまざまな領域のプロフェッショナルが集結。マーケティングで完結せず、セールスと連携、共通のゴール「お客さまに利用してもらう」に向かって、戦略や共通化したデータを活用して施策を進行
- 仕事内容: プロモーションプランの企画から実行まで、幅広い業務を担当。セールスと連携し、ユーザー体験を向上
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、ユーザーがfreeeを最大限に活用できるよう、様々なサポートを提供します。
- 目的と役割: ユーザーの利用体験を向上させ、freeeならではの顧客体験づくりを推進
- チーム体制: ユーザーの特性や状況に合わせて最適な支援を提供する組織
- カスタマーサクセス: 導入支援、活用支援、コミュニティ運営など、ユーザーの成功をサポート
- カスタマーサポート: 問い合わせ対応、製品サポート、ユーザー体験の向上に貢献
エンジニアリング
エンジニアは、freeeのプロダクトを開発し、常に進化させています。
- 目的と役割: 「統合型経営プラットフォーム」を開発し、ユーザーが自由に経営できる環境を実現し、プロダクトカンパニーとしてユーザーに最速で価値を届ける
- チーム体制: さまざまな役割を持つエンジニアが連携し、大規模サービスを開発・運用
- Webアプリケーションエンジニア: プロダクトの開発や、新規機能の追加など
- サービス基盤開発エンジニア: サービスの安定稼働を支える基盤の開発
- 外部サービス連携開発エンジニア: 銀行や決済系など外部サービスとの連携機能の開発
- Open APIプラットフォーム開発エンジニア: 一貫性のあるOpen APIによって、ユーザーがfreeeと社外サービスと自由に連携できる基盤を開発
- CRE: 仕様調査やバグ修正、品質そのものを改善することにより、お問い合わせが発生しない仕組みづくり
- QAエンジニア: 品質保証部門。品質改善のためのデータ分析・ソリューションの検討、開発チーム内での品質改善の推進なども行う
- モバイルエンジニア: モバイルアプリの開発。経営者がスマホを見ながら業務完結・意思決定できる世界を目指す
- 社内IT: 社内システムの開発・運用。インフの安定、カルチャー推進、事業発展のそれぞれを目指して IT を最大活用することにチャレンジしている
プロダクトマネジメント
プロダクトマネージャーは、ユーザーの視点に立ち、最高のプロダクトを生み出します。
- 目的と役割: ユーザーへの価値提供の中心となり「どのようなユーザーの、何の課題を解決するのか」を定義し、届けたい体験をプロダクトとして具現化していく
- チーム体制: デザイナー、エンジニアと連携し、プロジェクトを推進
- プロダクトオーナー: プロダクト全体のビジョンを描き、戦略を決定
- プロダクトマネージャー: 担当領域のプロダクト開発をリード。さまざまなバックグラウンドの方が活躍中
デザイナー
デザイナーは、ユーザーにとって魅力的で使いやすいプロダクトを生み出します。
- 目的と役割: ユーザーに最高の体験を提供するプロダクトデザイン。
- チーム体制: プロダクトデザイン、デザイン基盤、エクスペリエンスデザインの3つの役割に分かれる。プロダクトの体験価値をサポート
- プロダクトデザイナー: プロダクトのデザイン設計、UI設計など。プロダクトをより良い方向へアシスト
- 基盤デザイナー: デザインガイドラインの整備、UIコンポーネントの開発。デザイナーやエンジニアが見た目や挙動ではなくユーザーの課題解決に集中できるようにサポート
- エクスペリエンスデザイナー: ユーザーリサーチ、コンセプト検討など。チーム内のユーザー理解の促進や、社内におけるユーザーリサーチの環境作りも行う
バックオフィス
バックオフィスは、freeeの事業を支える基盤を構築します。
- 目的と役割: 経営全体の基盤となり、事業成長を後押しする。
- チーム体制: 経理、HR、法務リスク管理、ファイナンスなどで構成。
- 経理: 財務会計、税務会計、開示業務など。
- HR: 労務、採用、人事企画など。
- 法務リスク管理: 法務、コーポレートガバナンス、リスク管理。
- ファイナンス: 資金調達、IRなど。
freeeでは、それぞれの職種が連携し、ユーザーに「マジ価値」を届けることを目指しています。さまざまな職種が用意されているfreeeは、それぞれの役割を担いながら、freeeの成長に貢献しています。
未経験でも成長できる!freeeのキャリアパス
freeeでは、社員一人ひとりが自身のキャリアを主体的に築き上げることができます。今回は、さまざまな社員の実際のキャリアパスを職種別に一部ご紹介します。
セールス
セールスは、freeeのプロダクトを世の中に広め、ユーザーの課題を解決する重要な役割を担っています。
- 新卒入社から事業責任者へ:
新卒入社後、インサイドセールスからウェブマーケティング、そして小規模法人向け事業責任者へと、幅広い経験を積む - 30歳の新卒入社からマネジメントへ:
30歳での新卒入社というユニークな経歴を持ち、カスタマーサクセスからセールス、マネジメントへとキャリアアップ
マーケティング
マーケティングは、freeeのプロダクトを世の中に広めるための戦略を立案し、実行します。
- フリー初の新卒採用世代からマネジメントへ:
新卒一期生として入社し、セールス、マーケティングと幅広い経験を積み、現在は小規模法人向けマーケティングチームのマネージャーに就任 - コンテンツマーケティング会社からキャリア転職:
コンテンツマーケティング支援会社での経験を活かし、freeeで中規模法人向けマーケティングのマネージャーに。現在は横断マーケティング組織の立ち上げにも携わる
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、ユーザーがfreeeを最大限に活用できるよう、様々なサポートを提供します。
- 新卒入社してからさまざまな職種を経験:
カスタマーサクセス、セールス、サポート、企画など、幅広い経験を積み、現在はfreee会計のコア機能のUX改善プロジェクトを牽引
エンジニア
エンジニアは、freeeのプロダクトを開発し、常に進化させています。
- 3つのチームを経てアソシエイトマネージャーへ:
新卒入社後、複数のチームを経験し、現在は人事労務の給与チームのアソシエイトマネージャーを務める - 前職の経験を活かし技術責任者に:
SIerでの経験を活かし、freeeでは技術志向のキャリアを追求し、人事労務開発チームの技術責任者を務める
プロダクトマネージャー
プロダクトマネージャーは、ビジネス・デザイン・テクノロジーすべての理解を前提に、ユーザーへの価値提供の中心となる存在です。
- 前職経験からPMを担当:
金融系のSIのエンジニア経験を活かし、freeeでは複数のプロダクト開発を経験し、現在は基盤プロダクトマネージャーとして活躍しています。 - 短期間で多くの経理業務に参画:
新卒入社後、経理部門で経験を積み、現在はプロダクトマネージャーとして活躍しています。 - 多くの企業を経験後PMを担当: 輸送機器メーカーやSoftbankでの経験を活かし、freeeでは小規模法人向けfreee会計のPMを担当しています。
デザイナーで、未来を創る。
デザイナーは、ユーザーにとって魅力的で使いやすいプロダクトを生み出します。
- メインプロダクトを経験後、グローバルチームの立ち上げへ:
新卒入社後、freeeのメインプロダクトのデザインを担当し、現在はグローバル開発チームの立ち上げをマネージャーとして推進しています。 - 新卒2年目よりPJTの企画・運営を担当:
新卒入社後、会計プロダクトのデザインを担当し、現在はモバイルアプリチームのマネージャーを務めています。
バックオフィスで、未来を創る。
バックオフィスは、freeeの事業を支える基盤を構築します。
- 4つのチームを経てマネージャーへ:
新卒入社後、インサイドセールスからRevenueOpsチームのマネージャーへ。 - 大手企業からキャリア転職しマネージャーとして活躍:
大手日系生保での経験を活かし、freeeでは労務担当として活躍しています。
freeeでは、社員一人ひとりが自身のキャリアを主体的に築き上げることができます。さまざまなバックグラウンドを持つ社員が、それぞれの強みを活かして活躍しています。
freeeの口コミを徹底調査|社員のリアルな声と働きがい
freeeで働く社員のリアルな声を集め、働きがいや企業文化について深堀りしていきます。社員の生の声を通して、freeeの魅力と課題を多角的に見ていきましょう。
”やりたい仕事をやらせてもらえる。特に見栄えのする新技術を使うプロジェクトをよく任せてもらえた。保守は大変になるだろうが、そこはプロジェクト決済時にあまり考慮されないのも良かった”
(エンジニア/中途入社3-5年(退職済)/男性)
”改善を促すためのフィードバックを積極的に行っている。自身の能力を高める制度もあり、「書籍費freee」といった業務に関わる書籍の購入費用を会社で負担してくれる制度もある。新しいツールを積極的に使い、業務を徹底的に効率化できるよう皆で知恵を出し合っている”
(Biz/中途入社3年未満/男性)
”整備が行き届かなく、整備しても次から次へと大きい問題や課題が発生するので、そういった意味では退屈しない。ただし、オーナーシップを持って、時には自分でチームを設立・立案して快適な空間を作ることも大事。執行役員やマネージャーと意見が合わなくなることも多い。良くも悪くも自己主張が強い人は多い。逆に言うと、チーム設立などの話を聞いてくれるし話して良い雰囲気がある”
(バックオフィス/中途入社3−5年(退職済)/男性)
freeeで働く魅力は、何と言っても「成長できる環境」です。新しい技術に触れる機会が多く、自身のスキルアップに繋げることができます。また、フラットな組織で、自分の意見を言いやすい環境も魅力の一つです。
しかし、変化のスピードが速いことや業務量が多いことなど、課題も存在します。これらの課題を克服するためには、個々の社員が主体的に行動し、周囲と協力することが重要です。
freeeは、まだまだ成長途中の企業です。その成長を一緒に支えたいという方には、非常にやりがいのある職場と言えるでしょう。
freee株式会社への転職で押さえておくべき会社情報
最後に、freee株式会社への転職で押さえておくべき会社情報として、会社概要と企業理念を紹介します。企業研究に役立ちますので、ご参考になれると幸いです。
会社概要
会社名 | フリー株式会社 |
CEO | 佐々木 大輔 |
事業内容 | freee はクラウド会計ソフトシェアトップクラスの「クラウド会計ソフト freee会計」と「freee人事労務」を提供し、個人事業主の確定申告・法人の経理・給与事務・請求事務を中心に「自動化」と「バックオフィス最適化」を推進 |
本社所在地 | 〒141-0032
東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階 |
拠点数 | 東京本社、札幌支社、新潟支社、中部支社、関西支社、九州支社、沖縄支社 |
従業員数 | 1,299名
(※2023年6月末時点、連結会社の総数) |
売上高 | 18,210百万円 (第11期、当社の財産及び損益の状況) |
経営理念
ここではfreee株式会社の基本的な考えとなるミッション・ビジョンを紹介していきます。
ミッション
freee株式会社は「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションとして掲げています。中小企業や個人事業主といったスモールビジネスこそが、社会に新しい価値を生み出す力を持っていると考えています。
・多様な価値観や生き方: スモールビジネスは、大企業にはない柔軟性とスピード感で、アイデアを形にし、社会に多様な価値を提供できます。
・イノベーションの源泉: スモールビジネスは、社会のニーズにいち早く気づき、新しいサービスや製品を生み出すことで、社会全体のイノベーションを加速させます。
・社会全体の活性化: スモールビジネスが活発になれば、スモールビジネスが大企業を刺激し、社会をさらに面白く、世の中全体をより良くする流れを後押ししていきます。
freee株式会社は、スモールビジネスが抱える課題を解決し、その可能性を最大限に引き出すことで、より良い社会の実現を目指しています。
ビジョン
freeeは、単なる業務ソフトではなく、スモールビジネスが自由に経営できる世界を実現するための統合型経営プラットフォームを目指しています。
従来の業務ソフトは、会計、人事、販売管理など、それぞれの業務ごとに最適化されたものが主流でした。しかし、これらのソフトを連携させることは難しく、スモールビジネスにとっては、さまざまなシステムを使いこなすための専門知識や時間が必要でした。
freeeの統合型プラットフォームは、これらの課題を解決するために生まれました。会計、人事、経費精算など、経営に必要なすべてのデータを一元管理することで、以下のメリットをもたらします。
- 面倒な作業の削減: 異なるシステム間でデータをやり取りする必要がなくなり、作業効率が大幅に向上します。
- 経営状況の可視化: リアルタイムで経営状況を把握できるため、迅速な意思決定が可能になります。
- 自由な経営: 複雑な操作や専門知識が不要になり、誰でも気軽に経営に携わることができます。
freeeは、単なる会社を超えて、社会課題を解決するためのプラットフォームでありたいと考えています。
freee株式会社への転職をお考えの方へ
freee株式会社への転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
freee株式会社への転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。
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