

NTTデータの選考フローと面接のポイントを解説
NTTデータへ転職したいけれど、「どんな選考フローなのか不安」「面接では何を聞かれる?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
国内外でIT業界をけん引するNTTデータでは、年間500名以上の中途採用実績があり、さまざまな業界・職種で活躍できるチャンスがあります。
本記事では、NTTデータの中途採用の流れや面接で重視されるポイント、具体的な職種例まで網羅的に解説。 転職成功に役立つ情報をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は2025年5月 に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
NTTデータの中途採用 選考フロー
NTTデータではポジション別採用を行っており、募集職種ごとに応募する形式です。
・エントリー
応募後、書類提出などの詳細が案内されます。
・書類選考
各職種の求めるスキル・経験とマッチしているかを中心に判断されます。
・面接・適性検査
面接は2回を予定。オンラインにも対応しており、適性検査も併用されます。
・内定・条件提示
業務内容・待遇などが書面で提示されます。
全体の選考期間は平均して約1カ月半程度。ポジションや時期によって多少前後することがあります。
参照:よくあるご質問:選考について:https://www.nttdata.com/global/ja/recruit/careers/recruiting-information/faqs/(2025年5月)
主な募集ポジション
企画・営業
保険、銀行、官公庁、製造、モビリティ、メディア、流通、ヘルスケアなど多岐にわたる業界に対し、以下のような職種があります。
- 顧客営業
金融、公共、法人分野での課題解決提案を行います。豊洲・品川など首都圏が中心。
- ソリューション営業
自治体や金融向けクラウド/AI/決済/IoTなどのソリューション提案。
コンサルタント
IT・業務・組織変革・新規事業などを支援する、プロフェッショナルなポジションです。
- 対象業界:金融、製造、流通、公共分野
- 主な職種:
・DX・業務改革コンサル
・データ&インテリジェンスコンサル
・SAP、SCM、生成AI、ServiceNowなど専門領域特化
「アカウントセールス型」コンサルや、技術×業務の複合支援のポジションも。
R&D先端技術活用
生成AIや小型LLMなどの研究開発、技術戦略、アセット開発等を担う技術職。
例:生成AI活用、グローバルR&D戦略推進、小型軽量LLM研究
リモート勤務可のポストも多く、開発から事業応用まで幅広く活躍可能なポジションです。
システム開発(アプリ・基盤・マネージャ)
プロジェクトマネージャ、アプリケーションスペシャリスト、ITアーキテクトなど幅広く募集しています。
- 対象領域
・金融:バンキング、クレジット、決済、保険
・公共:マイナンバー、年金、教育、防衛、医療、宇宙
・法人:製造、エンタメ、流通、小売
- ポジション例:
PM/PL、APエンジニア、クラウドアーキテクト、セキュリティエンジニアなど
大規模システム開発・クラウド基盤構築など、社会インフラを支える案件が多いのも特徴です。
スタッフ
会社の経営基盤・人事・経理・法務・内部統制・広報などバックオフィスの中核を担う職種群です。
- 職種例:
・経営管理(戦略展開推進、ブランドマネジメント)
・財務(資金調達、連結決算、IR)
・人事(タレントマネジメント、採用、制度企画)
・法務・リスクマネジメント
・社内SE(情報システム企画・推進)
ほとんどの職種が経験者前提となります。社内IT刷新やAI活用などDX色が強いポジションがあるのも特徴です。
参照:職種検索:https://nttdata-career.jposting.net/joblist/(2025年5月)
面接では「スキルマッチ」が重要
NTTデータの中途採用では、応募職種に必要なスキル・経験にどれだけマッチしているかが書類選考・面接を通じて重要視されます。
例えば、コンサルティング職の場合、以下のような方が歓迎されます
・地域金融機関に対して、AIやデータ活用に基づく提案をしたい方
・金融業界での業務経験や、SIerとしての開発経験を活かして新たな領域に挑戦したい方
・製造業における業務知見を活かし、DX(デジタルトランスフォーメーション)をリードしたい方
例:
「前職では食品メーカーの生産管理に従事。現場の業務改善にIT導入を提案した経験がある」という方は、製造業向けのアカウントセールス・コンサルタント職などでスキルマッチする可能性があります。
このように、過去の経験をどう活かせるかが重視されており、スキルの言語化とポジションとの関連性の明確化が選考突破の鍵となります。
中途採用の実績も豊富
NTTデータグループは、年間500名以上の中途採用実績があり、その数は年々増加しています。
経験者採用数 | 男性 | 女性 | |
2021年度 | 314 | 246 | 68 |
2022年度 | 507 | 381 | 126 |
2023年度 | 565 | 413 | 152 |
また、離職率は3.0%となっており。有給平均取得日数が16. 2日、リモートワーク率も63.2%と、男女ともに働きやすい環境と言えるでしょう。
参照:よくあるご質問:経験者採用の実績を教えてください:https://www.nttdata.com/global/ja/recruit/careers/recruiting-information/faqs/(2025年5月)
参照:数字で知るNTTデータグループ:https://www.nttdata.com/global/ja/recruit/careers/company/data/(2025年5月)
さいごに
NTTデータの中途採用は、職種ごとに高度な専門性や実務経験が求められる一方で、「前職で培ったスキルを活かして、より大きな舞台で挑戦したい」という方にとっては絶好の環境です。
選考フローはシンプルながら、面接ではスキルの言語化と応募ポジションとのマッチングの明確化が重要になってきます。
豊富な募集ポジションがあるため、これまでの経験がどのようにNTTデータで活かせるかを意識して応募することで、採用の可能性はぐっと高まります。
「NTTデータ 中途採用 選考フロー」について正しく理解し、転職活動をより有利に進めましょう。
今後のキャリアを見据えて、ぜひ一度NTTデータの採用情報をチェックしてみてください。
会社概要
会社名 | 株式会社NTTデータグループ(NTT DATA Group Corporation) |
本社所在地 | 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル |
電話番号 | 03-5546-8202 |
設立年月日 | 1988年5月23日 |
資本金 | 142,520百万円 |
従業員数 | 193,500名(グループ全体) |
決算日 | 3月31日 |
■ 3社体制
NTTデータグループは、2023年に持株会社体制(3社体制)へ移行し、国内外のITサービスをより機動的に展開しています。
- 株式会社NTTデータグループ(持株会社)
グループ全体最適の観点から、One NTT DATAとしての総合力発揮をリード - 株式会社NTTデータ(国内事業)
国内事業を継承し、さらなるケイパビリティ強化とサービス向上を実現 - NTT DATA, Inc.(海外事業)
海外事業を統括し、革新的なサービスをグローバルレベルで展開
参照:企業情報:https://www.nttdata.com/global/ja/recruit/careers/company/who-we-are/(2025年5月)
■ 事業内容
- 国内外のシステムインテグレーション
- コンサルティングサービス
- AI・データ活用サービス
- 金融、製造、公共、流通など幅広い業界向けIT支援
- グローバルガバナンス・研究開発の推進
参照:事業と戦略:https://www.nttdata.com/global/ja/recruit/careers/business-strategy/strategies/(2025年5月)
NTTデータへのご転職をお考えの方へ
NTTデータへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
NTTデータへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。