オムロンが求める人物像とは？

オムロンが求める価値観とは？

オムロンの人材に対する価値観は、創業者・立石一真氏が示した「企業は社会の公器である」という哲学に深く根ざしています。この理念を体現する人材には、以下のような姿勢や価値観が求められます。

オムロン企業理念 

企業理念には、これからも変わらない、揺らぐことのないオムロンの強い想いがこめられています。 企業理念は、私たちの判断や行動の拠りどころであり、オムロンの求心力であり、発展の原動力です。 

企業理念 | 企業理念経営について | 会社案内｜オムロン

Our Mission(社憲）

われわれの働きでわれわれの生活を向上し　より良い社会を作りましょう

 Our Missionは創業者の立石一真が、「企業は利潤追求だけではなく、社会に貢献してこそ存在する意義がある」という「企業の公器性」について私たち社員向けにわかりやすい言葉でまとめたものです。

•  事業を通じて社会的課題を解決し、社会の持続的発展に貢献し続けることが、私たちの存在価値であり使命です 
• 社会の期待に十分に応え続けることが、オムロンの持続的な発展につながり、また、私たちの成長や世界中の人々の生活の向上につながっていきます。 
• 私たちは、すべての人々が豊かさ・快適さを実感し、安心・安全に暮らせるよりよい社会の実現を追求し続けていきます 

Our Values（私たちが大切にする価値観） 

• ソーシャルニーズの創造 ：私たちは、世に先駆けて新たな価値を創造し続けます
  
  「ソーシャルニーズの創造」とは、潜在するニーズを感知することにより、暮らしをより豊かにする、また社会の課題を解決する商品・サービスを先駆けて提供し、社会に役立つことです。 「ソーシャルニーズの創造」には、それまで市場に存在しなかった新しい商品・サービス・システムを開発することはもちろん、既存のものに手をくわえて、必要とする人がいつでもどこでも簡単に使えるようにすることや、これまでの仕事のやり方を革新的に変えていくことが含まれます。 未来を見通す先見性、社会の潜在ニーズを発掘する感知力、潜在ニーズを顕在化させる想像力を私たちが日々磨いていくことが大切です。  
• 絶えざるチャレンジ ：私たちは、失敗を恐れず情熱を持って挑戦し続けます。
  
  「絶えざるチャレンジ」は、新しい価値を提供したり、これまでにない解決方法を編み出したり、積極的に変化を生み出す原動力となります。 前例のない新しいことに挑戦し続けることは、さまざまな可能性を生み出し、「ソーシャルニーズの創造」につながっていきます。 リスクや失敗を恐れず難しい課題に挑戦するほど、成功した時の喜びは大きなものになり、私たちの自信につながります。成功体験・失敗体験を通じて私たちは成長することができ、その積み重ねが強い会社をつくっていきます。  
• 人間性の尊重 ：私たちは、誠実であることを誇りとし、人間の可能性を信じ続けます
  
  「人間性の尊重」は、人の多様性、人格、個性の尊重はもとより、人間らしい暮らしや仕事を追求するという私たちのすべての活動の根底にある価値観です。 私たちが常に誠実さをもって人に接し、行動していくことが社会からの信頼向上に繋がり、会社の存続につながっていきます。 私たち一人ひとりが能力や個性を十分に発揮し、また他者を尊重しながら互いの強みを活かすことができれば、創造性を無限に広げることができます

オムロンが人材に求めるのは、単に技術力や経験だけではありません。企業理念である「より良い社会の実現に貢献する」ことに対して、どれだけ本気で向き合えるか。自らの仕事を通じて、社会にどのような価値を提供したいのか。そうした姿勢やマインドセットが、何よりも重視されます。

とりわけ、オムロンが大切にする3つの価値観がありました

• ソーシャルニーズを見つけ出し、未来の当たり前をつくる「創造力」 
• 困難にも挑み続け、変化を起こす「チャレンジ精神」 
• 多様な仲間とともに、誠実に行動する「人間性の尊重」 

これらは、事業の成長のみならず、社員一人ひとりが成長していくための指針でもあります。

もしあなたが、「自分の仕事を通して社会に貢献したい」「変化の中で新しい価値を生み出したい」「多様な人と協働しながら成長したい」と感じているなら、オムロンはまさにその志を発揮できる環境です。

次章では、こうした価値観を備えたうえで、オムロンが具体的にどのような経験やスキルを持つ人材を求めているのかについて、さらに詳しくご紹介していきます。

具体的に求める人材とは

オムロンは、企業理念である「事業を通じて社会的価値を創出し、社会の発展に貢献し続ける」ことを実現するため、多様な人材の力を結集し、組織の持続的な成長を目指しています。その中で、以下の特性を持つ人材を求めています。

CHROからのメッセージ

オムロンのCHROである冨田 雅彦氏は下記のように未来のオムロンパーソンへメッセージを送っています。

「私たちが何より大切にしているのは、社員一人ひとりがそれぞれの「SF2030」を描き、自分が成長した未来の姿をイメージしながら、2030年に向けてビジョンと志を持つことです。自らが描く“よりよい社会”の実現のために、絶え間ない努力を続けられる人を全社でサポートします。

オムロンは、志があり、準備ができている社員に対し、惜しみなく平等にチャンスを与える会社です。社会の発展に貢献できるチャンス、新たなソーシャルニーズを創造するチャンス、そして皆さんが成長できるチャンスにあふれています。

2030年に向けたビジョン実現に向けて一丸となり、ともに成長し、ともに未来の社会を形づくっていきましょう。」

冨田氏の発言や公式サイトに掲載されている求める人財像より、オムロンが求める具体的な人財像は下記３点です。

1. 社会的課題の解決へ強く揺るぎない志を持つ人材

オムロンは、社会的課題の解決を企業理念の核心と位置付けています。そのため、社会のニーズを的確に捉え、積極的に課題解決に取り組む強い意志と情熱を持つ人材を求めています。この志は、オムロンが推進する長期ビジョン「Shaping the Future 2030（SF2030）」の実現に向けた原動力となります。

2. チームを大切にしリーダーシップを発揮できる人材（管理職）

多様な専門性を持つプロフェッショナルが集まり、部門や国籍、さらには社内外の枠を超えて協働することが、イノベーション創出の鍵となります。そのため、チームの目的を深く理解し、主体的に行動し、メンバーを鼓舞しながら成果を上げるリーダーシップを発揮できる人材を求めています。これは、オムロンが定義する「ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）」の理念にも通じます。

3. 志の実現に向けてスペシャリティを磨き続ける人材（専門職・スペシャリスト）

社会的課題の解決には、高度な専門性と継続的な自己研鑽が不可欠です。オムロンでは、社員一人ひとりが自身の専門性を深め、変化する社会のニーズに応えられるよう、DXなどの新たなスキル獲得や社外・海外派遣によるリーダー育成、コーチングやメンタリングなどの自己啓発の機会を提供しています。これにより、社員が自律的に自己変革・自己成長に取り組むことを支援しています。

オムロンは、これらの特性を持つ人材が集い、一人ひとりが主体性を持って能力を発揮できる環境を整備しています。これにより、社員と会社が互いに選び合い、ともに成長し続ける組織を目指しています。

会社概要

オムロンへの転職をお考えの方へ

オムロンが求める人材像を見てきましたが、会社としての理念や社風とも直結してくる話なので、そちらも合わせて探ってみるとより理解が深まるでしょう。 

弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートも可能となっております。

オムロンへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。