豊田通商へ転職した体験談とリアルな声 – キャリアを活かし、未来を切り拓く
2025/05/18

豊田通商へ転職した体験談とリアルな声 – キャリアを活かし、未来を切り拓く

監修者 丹羽 健人

監修者

sincereed株式会社 丹羽 健人

新卒で株式会社エイチ・アイ・エスに入社、法人営業/海外勤務を経験。その後リクルートにて地方エリアの法人営業後、RPO(採用代行)のプロジェクトマネジャーとして大手顧客の全社採用戦略の立案~実行を担う。
国家資格キャリアコンサルタント保有し、企業採用支援から採用人事の経験など人材領域での多彩な経験を持つ。

 

総合商社としてグローバルに事業を展開する豊田通商。実は「総合商社」の中でも、トヨタグループならではの落ち着きや堅実性を持ち合わせており、キャリア転職を目指す人々から根強い人気を集めています。この記事では、実際に豊田通商へ転職した方の体験談と、口コミから見えるリアルな実情を紹介します。

 

※本記事は2025年5月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。

 

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転職者のリアルボイス:デジタルマーケ領域から商社へ

今回ご紹介するのは、大学院卒業後にデジタルマーケティング会社でキャリアを積み、豊田通商へ転職された方の声です。

  • 転職の背景と理由:
    現職の給与に不満を感じていたためです。このまま昇給するには時間がかかりそうで、上司の待遇を見ても満足できるのではなかったとのことです。また、希望の部署へ移動できる可能性も著しく低いと感じ、転職を決意したそうです。
  • 活動で苦労したこと:
    非公開求人の探索や、現職での経験に適したポジションを探すのに一苦労されていました。ポジション探しのフォローや企業情報の収集、今後のキャリアプランも含めて人材エージェントより助言をもらった、とのことです。
  • 入社の決め手:
    これまでのキャリアを活かしながら、さらに自身のスキルを広げ、その先のキャリアパスを描けるかどうかで企業選定。

例えば、

・転職でもスムーズにキャッチアップ、部署内で貢献ができそうか

・知名度のある企業であり、給与を含めた待遇に満足できるか

・お話した社員の方の人柄の良さ

などです。

最終的な決め手は、これまでのキャリアを活かしながら、さらに自身のスキルを広げ、その先のキャリアパスを描けそうだったこと。また、転職後もスムーズにキャッチアップ、部署内で貢献ができそうだったこと、知名度のある企業であり、給与を含めた待遇に満足できたことも決め手となったとのことです。

入社後はスムーズに業務にキャッチアップし、早期からプロジェクトに関わることで手応えを実感されているそうです。

口コミから読み解く「豊田通商」のリアル

中途入社者の口コミを見ていくと、豊田通商の特徴がより立体的に見えてきます。

・トヨタグループ企業としての安定感と総合商社としての成長性
良くも悪くもトヨタグループの一企業ということは忘れてはならない。豊田通商を総合商社の一角と思って見ている人にはそこの部分を認識して入社してもらいたいと思う。とはいえ、上位商社並みに収益を稼いだ際は、確実にボーナスは上位商社並みに近づくと思う
(海外営業/男性/中途5~10年)

・“商社らしさ”と“メーカー的な穏やかさ”の共存
商社は一般にガツガツした人が多い印象があり、そういった一面はあるものの、メーカー的な要素があり比較的穏やかなところもある。責任の割に給料が高い。一部の頑張っているエースにかなり負荷がかかっており、そのエースはそこまで報われていない。
(コーポレート/男性/中途5~10年)

・入社年次に関係なくチャンスがある風土
会社の成長性が高く、これからMAや業務提携など活発に行う可能性が高く、個人としても成長できると思った。入社歴が浅くとも多くのチャンスを与えられる。ただ、その裏腹として組織体制が整っているとは言いがたく、できる人には仕事が集まり業務量はかなり多くなる傾向がある
(コーポレート/男性/中途15~20年)

豊田通商で働く中途入社者たちの声からは、いくつかの共通したキーワードが浮かび上がります。

まず特徴的なのは、「トヨタグループ」という安定したバックボーンを持ちながら、商社としての成長志向も兼ね備えている点です。ある社員は「上位商社ほど派手さはないが、しっかりと成果を上げた分だけボーナスに反映される」と評価しており、堅実さと成果主義がバランス良く共存していることが伺えます。

また、カルチャー面では「商社特有のガツガツ感はあるものの、メーカー的な穏やかさも感じられる」との声もあり、ギラギラした競争よりも“協調”や“堅実さ”を重視する社風が根付いているようです。その一方で、「できる人に仕事が集中する」「組織体制の整備はまだ途上」といった課題も指摘されており、成長フェーズならではの混在する魅力と改善点も見受けられます。

総じて、豊田通商は「チャレンジできる環境」と「安定した土台」を両立させたい中途転職者にとって、検討に値する企業と言えるでしょう。

 

どのような対策が必要か?

豊田通商への転職では面接対策が重要なポイントとなります。書類においても実際に不採用になっているケースもあるため、ここでは書類、面接と合わせて、どのような対策が必要なのかご紹介していきます。

書類対策

応募ポジションと親和性のある経験、スキルをアピールしましょう。自身の経験スキルが豊田通商において活きること、活躍できる人材だと、まずは相手人事に思ってもらわなければいけないため、結論ファーストを心がけ記載していきましょう。

自身のこれまでの経験を端的に説明した文章から始まり、活かせるスキルや知識・経験についての紹介。さらにそこから時系列でどんな業務を経験してきたのかを書いていきます。 応募書類の重要なポイントは人事担当者に「会ってみたい」を思ってもらうことです。どんなに人物面がよくてもこの書類選考で落ちてしまっては面接で何も伝えられません。

面接対策

豊田通商の面接はポジションや求職者に応じて面接回数は変わってきますが、概ね2~3回となっています。面接では論理的思考能力やコミュニケーション能力など、基本的なスキルを、

・なぜ豊田通商なのか
・なぜ転職なのか
・これまでの仕事で印象に残っていることは
・自身のこれまでの経験が豊田通商でどう活きるのか
・自身の強み・弱みは?

などの質問から徹底的に見られます。

論理的に回答することはもちろんですが、豊田通商の企業風土や事業内容、特徴などは事前にインプットし、「大手総合商社の中でなぜ豊田通商なのか」などの質問を汎用的な内容にならないようにすることがポイントでしょう。想定質問から模擬面接を行い、例えば声に出して録音しながらフィードバックしていくなどアウトプットをしっかりと見ながら対策・準備していきましょう。

転職エージェントに相談する

「豊田通商がどのような人材を求めているのか」を的確に把握することが転職成功のカギとなります。 sincereedでは豊田通商への転職支援数も多く、「どんな人材を求めているのか」このポイントを熟知しており、選考ノウハウはもちろん、入社事例やWebサイトには掲載されていないエクスクルーシブな情報も提供させていただきます。まずは一度ご相談頂ければ幸いです。

 

会社概要

 

社名

豊田通商株式会社

業務内容

各種物品の国内取引、輸出入取引、外国間取引、建設工事請負、各種保険代理業務 等

設立

1948年7月1日

所在地

名古屋本社(本店)、東京本社、大阪支社

従業員

単体 3,315名(出向者を含み、受入出向者を除く)
連結 66,944名

代表者

取締役社長 貸谷 伊知郎

 

事業内容

豊田通商はトヨタグループとして自動車をメインに多くのビジネスを展開しています。特にグローバルではアフリカに注力。1960年代からは自動車の取り扱いを開始し、2012年には当時のフランス最大のアフリカ専門商社であったCFAOに資本参加を実施。自動車以外の分野でも、エジプトの発電所関連事業、ケニアの地熱発電所建設や、配合肥料の生産・販売事業も開始し、アフリカ東・南部を中心に存在感を高めています。

 

金属

金属本部は、鋼材や非鉄金属を単なる素材としてではなく、それぞれが独自の特性・機能を持った商品として捉え、ユーザーとサプライヤー相互のニーズに応じ最適な商品や物流の提案を行っています。また、「モビリティ素材」「金属製品」「非鉄金属」「資源循環」の4つのSBU編成を通じ、動脈・静脈の双方向から、業界/商品軸に応じたお客さまの広範なニーズに対し、迅速かつ専門性を持った対応を実現しています。

具体的には、長年培った海外ネットワークを活かした調達力と、国内外に保有する多種多様な加工・物流機能を基盤としつつ、機能・技術・市場の掛け合わせにより、急速な社会ニーズの変化に応えながら、モビリティ領域を超えた「サーキュラーエコノミー」・「カーボンニュートラル」という社会課題解決に貢献する新しい事業価値創造・提供を行っています。

 

グローバル部品・ロジスティクス

グローバル部品・ロジスティクス本部は現在世界38カ国に現地法人・事業体109社167拠点を展開し、これらの拠点・物流網を駆使し、部品の最適一貫物流体制を整えることにより、グローバル規模の自動車部品サプライチェーンを構築しています。本部Vision2030として『「つくる」「はこぶ」「つなぐ」を変えて未来社会への責任を果たす』を掲げ、技術力のあるパートナーと共に持続的な成長を目指します。

 

モビリティ

今後さらなる成長が期待される、アジア・中南米等の新興地域を中心に、グローバルに事業を展開しています。カーボンニュートラリティの潮流、多様化するお客さまの行動様式、地政学的な不安定要素等、日々変化し続ける社会的・経済的トレンドを的確に把握し、さまざまなニーズに応えるサービスを提供できるよう、事業領域の深化と探索にも取り組み続けています。

トヨタSBU・マルチブランドSBUでは、世界150カ国に及ぶグローバルネットワークを通じて、トヨタグループを中心とした自動車・輸送用機器メーカーが国内外で生産する乗用車、商用車、産業車輌を世界各国へ輸出しています。また、うち48カ国で各事業を展開しており、輸入販売代理店事業、販売店事業、ノックダウン生産事業を行っています。今後、お客さまに寄り添った課題解決手法を提案する、ソリューション型事業も構築していきます。

 

機械・エネルギー・プラントプロジェクト

機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部は、機械分野、エネルギー・インフラソリューション分野において事業を展開しています。

機械分野では、自動車産業向けを中心に生産設備の一貫したサポート機能を提供しています。自動車以外の分野においても産業機械、分析機器、繊維機械等の販売をグローバルに展開しています。DXによる新たな事業基盤の確立やCASE分野の電池商材等の新たなビジネス創出に加え、カーボンニュートラル(CN)社会実現のために省エネ環境診断を軸とした工場CO2の排出削減にも取り組んでいます。

エネルギー・インフラソリューション分野では、CN社会実現に向けた再生可能エネルギーの開発やサステナブルな社会づくりに貢献するインフラ開発等を地域に寄り添いながら取り組んでいます。

再生可能エネルギーは、風力、太陽光、水力、地熱、バイオマス等の発電事業を全世界規模で展開しています。アフリカ・新興国での開発促進、洋上風力開発等発電事業を強化しつつ、VPP1や分散化電源の開発等により、競争力のある再生可能エネルギーを供給しています。さらに、船舶燃料のLNG転換、バイオディーゼル供給といった高品質でクリーンな燃料供給やお客さまの環境負荷低減に必要なソリューションを提供し、宮崎県では都城森林組合との協業を通じてスギコンテナ苗木2を育て、森林資源の循環利用を推進しています。

インフラ開発では、新興国での社会課題解決に貢献するため、強みがある中東・アフリカ・新興国において、事業提案・資金調達・設計・機材調達・建設工事に至るまでのインフラ整備や、空港・港湾・水関連事業等のインフラ運営に取り組んでいます。

 

化学品・エレクトロニクス

化学品・エレクトロニクス本部は、昨今の①脱炭素社会実現にむけた世の中の動き、②新モビリティ社会実現に向けた動き、③地政学上の変化等大きな環境変化に対応するステークホルダーの皆様に貢献すべく、自動車材料、化学品、エレクトロニクスの3分野で事業に取り組んでいます。

 

食料・生活産業

食料・生活産業本部は、主に6つの事業分野で幅広いビジネスを展開し、グローバルな市場で人々の健康で豊かな生活に貢献しています。また、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。

 

アフリカ本部

アフリカ本部では4つの事業領域において、アフリカ全54カ国、総勢約23,000名の従業員が多彩なビジネスを展開しています。①事業ポートフォリオの多様化、②グローバルブランドとのパートナーシップ強化、③バリューチェーンの統合、④カーボンニュートラルの推進を事業戦略として、アフリカの経済成長と産業化に貢献、拡大する中間層への対応を推進しています。

 

豊田通商の企業理念・行動指針

豊田通商の企業理念をご紹介していきます。ぜひ面接対策の企業研究として参照ください。

 

【基本理念】

人・社会・地球との共存共栄を図り、豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を目指す。

 

行動指針

良き企業市民として

  • オープンでフェアな企業活動に努める
  • 社会的責任の遂行と地球環境の保全に努める
  • 創造性を発揮し、付加価値の提供に努める
  • 人間を尊重し、活性化された働きがいのある職場づくりに努める

行動指針の内容をより具体化したグローバル行動倫理規範(10ヶ条)を2016年7月1日に制定

 

ビジョン

豊田通商グループは、“代替不可能・唯一無二”の存在「Be the Right ONE」となることを追求し続け、実現を目指します。

The Right ONE for you

ステークホルダーの現場ニーズに応え、最適な安全・サービス/品質・信頼を提供します

The Right ONE for us

一人ひとりの力の最大化に努め、組織・地域・性別・国籍を超えて結束し、総合力を発揮します

The Right ONE for future

我々の強みや知見を培い、発揮することで、持続可能な社会と未来を切り拓きます

 

豊田通商グループウェイ

不屈の精神

何が何でもやり遂げる気概、最後まで絶対に諦めない粘り強さ、溢れんばかりの情熱をもって、目標達成を遂行する。

 

進取の精神

高い志と自由な発想により、時流を先取りする。五感を研ぎ澄まし、顧客を一歩先へと導く、機能や事業づくりを目指す。

 

真のニーズの追究

現地に足を運び、現物を見て、現実を直視した上で、常に原理・原則に則り、自分の目で正しい判断を行う。

 

PDCAの実践

現実の本質を見極め、固定観念にとらわれず、常に問題を表面化させ、改善・改革・革新を行う。

 

個のパワー

自らの課題を設定、それを自立・自律的に達成する。プロを自覚し、自己の能力向上に努める。

 

チームワーク

対話を重視し、知恵を出し合い、共鳴・協働することで、信頼関係を構築する。個々人が一人称かつ柔軟性をもって、周りを巻き込みながら、全体最適の視点で物事を実行する。

 

豊田通商へのご転職をお考えの方へ

豊田通商への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

 

豊田通商への転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。

 

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