三井不動産への転職、中途採用・転職難易度は?トップエージェントが明かす対策方法
監修者 sincereed株式会社 松井 景星
リクルートにて地方エリアのキャリアアドバイザー、首都圏のハイキャリア領域の転職支援を経験。その後ジェイエイシーリクルートメントにて外資ITベンダーを担当。これまで1,000名以上の方の転職サポート。
20代~60代、メンバー~CxOクラスのエグゼクティブ層まで幅広いレイヤーの方の転職支援を経験している。
日本を代表する総合不動産デベロッパーの三井不動産。東京ミッドタウン、日比谷ミッドタウン、八重洲ミッドタウンをはじめとする商業施設、オフィスビル、ホテルなど様々なまちづくりを展開しており、その事業規模や知名度の大きさから非常に人気の企業となっております。また国内だけでなく欧米、アジアへと事業展開すると共に、DX推進についても部門を立ち上げ、事業変革、社内推進基盤、従業員の働き方改革など全方位的にデジタルトランスフォーメーションにおける新しい価値を提供し続けています。
それでは三井不動産へ転職するためには何が必要なのかご紹介していきます。
※本記事は2023年9月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
三井不動産への転職については、sincereed公式YouTube「大企業転職チャンネル」でも解説しています。
三井不動産の概要と特徴
三井不動産とは?
三井不動産の創業は1941年。日本を代表する総合不動産ディベロッパーであり、オフィスビル・商業施設・住宅・ホテル・リゾート・物流施設など、多様な分野で事業を展開しています。
東京・日本橋に本社を構え、「街づくりを通じて社会に貢献する」という理念のもと、長年にわたり都市開発をリードしてきました。代表的なプロジェクトには、「東京ミッドタウン」や「三井アウトレットパーク」「日本橋再生計画」、「ららぽーと」などがあり、街の価値を高める先進的な開発で知られています。
また、海外事業にも積極的で、アジアや欧米でのオフィス・住宅開発も拡大中です。サステナビリティへの取り組みも強化しており、環境配慮型の開発や地域共生を重視しています。安定した経営基盤と挑戦的な企業文化を併せ持ち、「社会に新しい価値を創造する企業」として、幅広いキャリアフィールドを提供しているのが三井不動産の特徴です。
三井不動産の事業内容と業界内の位置付け
三井不動産は、国内外で幅広い事業を展開しています。主な事業は、オフィスビルや商業施設の開発・賃貸を行う「賃貸事業」、分譲マンションや戸建住宅を供給する「分譲事業」、さらにホテル・リゾート・物流施設・シニアレジデンスなどを手がける「マネジメント・その他事業」です。都市開発から地域活性化までを総合的に担う点を強みとしています。
業界内では、三菱地所・住友不動産と並ぶ「三大ディベロッパー」の一角として位置づけられ、特に大規模複合開発において高い評価を得ています。また、海外ではニューヨーク、ロンドン、シンガポールなど主要都市で事業を展開し、グローバルディベロッパーとしての存在感も拡大中です。
近年は、サステナブルな街づくりやデジタル技術を活用した次世代都市開発にも注力し、不動産業界の中でも「社会的価値と経済的価値の両立」を実現するリーディングカンパニーとして進化を続けています。
主要な提供サービス
三井不動産の主要な提供サービスは、「オフィス・商業施設」「住宅」「ホテル・リゾート」「物流・ロジスティクス」「マネジメント・運営支援」の5分野に大別されます。
オフィス分野では「日本橋三井タワー」「東京ミッドタウン」などの大規模複合施設を開発・運営し、企業の働き方や街の活性化を支えています。商業施設では「ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」など、地域に根ざした商業空間を全国展開。住宅分野では「パークホームズ」や「パークタワー」シリーズなど、上質な分譲・賃貸住宅を提供しています。さらにホテル・リゾート事業では「三井ガーデンホテルズ」「ザ・セレスティンホテルズ」など、多様な宿泊ブランドを展開。物流施設「MFLP(三井不動産ロジスティクスパーク)」シリーズでは、eコマース拡大に対応した最新の物流インフラを整備しています。
また、これらの施設運営・管理、テナント支援、地域再生プロジェクトなども行い、開発から運営・再投資までを一貫して担うのが特徴です。総合ディベロッパーとして、多様なニーズに応える“街づくりのプロフェッショナル”といえます。
三井不動産への転職対策は何が必要か?
三井不動産への転職では面接対策が重要なポイントとなります。書類においても実際に不採用になっているケースもあるため、ここでは書類、面接と合わせて、弊社sincereedの転職ノウハウからどのような対策が必要なのかご紹介していきます。
書類対策
応募ポジションと親和性のある経験、スキルをアピールしましょう。自身の経験スキルが三井不動産において活きること、活躍できる人材だと、まずは相手人事に思ってもらわなければいけないため、結論ファーストを心がけ記載していきましょう。
自身のこれまでの経験を端的に説明した文章から始まり、活かせるスキルや知識・経験についての紹介。さらにそこから時系列でどんな業務を経験してきたのかを書いていきます。 応募書類の重要なポイントは人事担当者に「会ってみたい」を思ってもらうことです。どんなに人物面がよくてもこの書類選考で落ちてしまっては面接で何も伝えられません。
面接対策・選考フロー
■選考フロー
三井不動産の面接選考フローは、基本的には
書類選考→Webテスト&1次面接(現場グループ長)→2次面接(部長役員)→3次面接(人事)→内定
という流れが基本です。ポジションや求職者に応じて面接回数は変わってきますが、概ね2~3回となっています。
Webテストは【A. WEB適性検査】【B. WEBテスティング(SPI)】の2種類。WEB適性検査は三井不動産社の独自のものです。
※2025年10月時点の情報です。また受験ポジションやご経験によっては上記とフローが異なる場合もございます。
■質問事例
面接では論理的思考能力やコミュニケーション能力など、基本的なスキルを、
- なぜ三井不動産なのか、
- なぜ転職なのか
- 今まで在籍した会社での取り組み内容と自身の関わり方の深堀り
- これまでの仕事で印象に残っていることは
- 失敗した経験と、そこから学んだこと
- 自身のこれまでの経験が三井不動産でどう活きるのか
- これまで仕事で壁にぶつかったときどう乗り越えたか
- 新たな知識をどう得ているか。新たな経験を積むことに抵抗はないか
- 自身は周りからどういう性格と言われるか
- 他デベロッパーの中でなぜ三井不動産なのか
- 三井不動産のどういう領域で活躍できると思うか
- 三井不動産で何がしたいか
などの質問から徹底的に見られます。
そして、論理的に回答することはもちろんですが、三井不動産の企業風土や事業内容、特徴などは事前にインプットし、業界未経験、経験者に関わらず「なぜ不動産業界なのか」などの質問を汎用的な内容にならないようにすることがポイントでしょう。自身の想いや、三井不動産で何を成し遂げたいのかを、想定質問から模擬面接を行い、例えば声に出して録音しながらフィードバックしていくなどアウトプットをしっかりと見ながら対策・準備していきましょう。
エージェントからの選考対策アドバイス
これまでの内定者からの傾向と、面接におけるポイントをご紹介します。
■面接で見ているポイント
【1】全職種共通ポイント
面接内容には、「『街づくり』というダイナミックな仕事に気概を持ち、『進取の気性』で主体的かつ積極的に仕事に取り組む」という社風が大いに反映されています。「壁にぶつかったときにどう乗り越えたか?」「今までで一番辛かった経験は?」「ストレス解消法は?」という質問が多く見られ、どんなに困難な状況下でも、チャレンジ精神を持って乗り越えられる人材かどうかが評価ポイントとであると言えます。
また、「三井不動産の建物のなかで好きなものを3つ挙げてください」「どの建物が嫌いか?自分ならどう工夫するか」というように、総合不動産業ならではの質問もあります。事業内容について事前にしっかりと把握し、自分の見解を整理しておきましょう。その他には、志望動機やこれまでのキャリアなどのオーソドックスな質問が多く見られますが、どの質問についても「なぜ?」「どのように?」と深く掘り下げられる傾向があります。論理的に分かりやすく説明できるよう、しっかりと準備をしておきましょう。
【2】IT系職種の場合特に重視されるポイント
保有資格やスキルも伺いますが、これまでどのような経験をしてきたか、どのようなプロジェクトを持っていて、それが失敗した際、トラブルが起きた際にどう解決したか、といった事例を聞かれることが多いです。
例)例えばある程度の規模のプロジェクトを経験していたら、頻繁に大きな課題が発生していることがあるはずなので、その時にどう対応したのか、あるいは難しい局面をどう切り抜けたのかといった経験が、結果的に三井不動産が求める課題解決能力だったり、コミュニケーション能力というところに繋がります。
加えて、プロジェクトでの立ち位置も伺っています。当然、年次によって変わってくる部分があるのと、ある程度年次の高い方はそれなりの規模の経験をしていてほしいという前提が背景にあります。一方で、小さな案件であっても自身でマネジメントした経験がある方は若手の方であっても活躍イメージが湧き面接通過の傾向があるため、言われた範囲を遂行したという経験と、中心になって推進したというのは違いがあるのでこのあたりのエピソードがあればご準備ください。
また事業部門だけではなく、実装・実現するパートナーベンダーとのコミュニケーションも含めた調整能力も大事にしているので、ポジティブかつ積極的に周囲とコミュニケーションを取れる人間性、スタンスがあると良いでしょう。前向きにどんどん現場に深く入っていく人は、事業部からも信頼されて、事業部以上にその仕組みを理解しながら、そのプロジェクトにおいてキーマンになっている方が多いので、その観点で活躍可能性のある方かどうかをチェックされます。
■反対に、選考をする中でミスマッチだと感じるケース
・一つの技術をとことん突き詰めたいというご志向の場合は、少し難しいという判断になることが多いです。
・三井不動産の商品がベースにあって、その上で技術をどう活かすかが基本の考え方になりますので、最先端の技術を使いたいなどDXが目的になってしまっている場合はミスマッチだと感じれるようです。
⇒リアルに技術を溶かし込んでいく、落とし込んでいくのが楽しいと思える方が向いています。
※DX領域の場合は合わせて以下のようなポイントが最重要
・高い技術力やITの知見があることは当然のことながら、社内を巻き込むコミュニケーション力も求められます。
・事業理解と同時にDXをリードできることが重要になりますので、事業部門の依頼をそっくりそのまま具現化しますとか、言われた通りできます、ということではなく、一緒に動くことによってその方の高い知見が活かされ、さらに良いものにできることが求められています。事業部の意見を受け入れつつ、何らかの提案ができる人は活躍している傾向にあります。
・また、どの仕事をするにしても、やはりコンサルティング力といったものが求められていますので、御用聞きではなく、主張が強いメンバーの中で対等に対応、ディレクションしていけるか、 こちらから提案できるかなどは重視しています。
⇒非デジタルの既存部門を動かせるタフさ・粘り強さ・かわいがられなどを見ています。
三井不動産への転職をお考えの方は弊社にご相談ください
「三井不動産がどのような人材を求めているのか」を的確に把握することが転職成功のカギとなります。 sincereedでは三井不動産への転職支援数も多く、「どんな人材を求めているのか」このポイントを熟知しており、選考ノウハウはもちろん、入社事例やWebサイトには掲載されていないエクスクルーシブな情報も提供させていただきます。まずは一度ご相談頂ければ幸いです。
そもそもなぜ三井不動産の中途採用倍率は高いのか?
倍率が高い理由としては、
(1) 応募数が多い
(2) 高い専門性が求められる
(3) 面接の通過率が低い
の3点が挙げられます。
(1) 応募数が多い
三井不動産は不動産業界だけでなくすべての企業の中でも転職人気企業であり、且つ東洋経済オンラインのデータによると、入社難易度ランキングで13位にランクインするほどの企業です。不動産業界の中でも堂々の1位トップクラスであり、外資系コンサルや総合商社などに次ぐ難易度となっています。
企業の安定性や知名度はもちろんですが総合デベロッパーとしてまちづくりや有名商業施設、ホテル、さらには海外事業に関われることが大きな魅力であり、「世界の未来像」の具現化としてスマートシティにおけるDX展開、ICTを活用したオフィスビルの事業変革など、新しいデベロッパーとしての姿を見せる三井不動産で規模の大きな仕事携わりたいという方の応募が多いようです。
(2) 高い専門性が求められる
総合職では不動産業界での経験もしくは、未経験の場合には高い親和性および実績、技術職ではDXにおける技術バックグラウンドや経験などが求められており、高い専門性および同業界もしくは同規模クラスの経験が必要になるでしょう。まったくの未経験で経験業務との親和性がない場合にはかなり難しくなることが予想されます。また学歴フィルターは明確には存在しませんが、新卒・中途入社の方の学歴をみると、GMARCH・関関同立以上の大卒者が多いため、一定の地頭力も求められる傾向にあるようです。
(3) 面接の通過率が低い
上記2点の通り、人気企業であり、採用ポジションでの求めるスキルから、おのずと面接通過率も低くなっています。特に面接ではロジカルや、経験スキル・人物面において徹底的に見られます。
さらにポジションにおいて選考プロセスは違い、総合職では入社日を定めての選考になるため通年採用でないことと、技術職(デジタル・IT)ではと選考プロセスも他ポジションと比べ多いことや不動産業界未経験でもチャレンジできますが、求める経験スキルから通過率が下がっていることが挙げられます。
※総合職では毎年30名前後の方が中途入社しており中途入社比率としては2021年で44.1%となっています。
転職成功事例
いくつか転職事例をご紹介いたします。多様なバックグラウンドの方が三井不動産へと転職していることが分かるかと思います。
特にDX推進を進めている三井不動産ではデータ系からインフラ、セキュリティ、マーケなど非常に幅広い業界・職種からの中途採用を進めています。
| 年齢 | 性別 | 大学 | 前職 | 前職・職種 |
|---|---|---|---|---|
| 29歳 | 男性 | 有名私立大学 | コンサルティング会社 | データアナリスト |
| 32歳 | 男性 | 有名国立大学 | 外資系証券会社 | M&A |
| 32歳 | 女性 | 有名私立大学 | 総合商社 | 営業・ベンチャー投資 |
| 31歳 | 男性 | 有名私立大学 | 航空会社 | 企画 |
| 29歳 | 女性 | 有名私立大学 | 法律事務所 | 弁護士 |
| 29歳 | 女性 | 私立大学 | 製造業メーカー | 海外営業 |
| 28歳 | 男性 | 私立大学 | 放送・メディア | 営業 |
| 32歳 | 男性 | 有名国立大学 | コンサルティング会社 | DX領域コンサルタント |
| 26歳 | 男性 | 私立大学 | コンサルティング会社 | 業務系コンサルタント |
| 28歳 | 男性 | 有名私立大学 | 広告代理店 | デジタルマーケティング |
三井不動産の中途採用データ
三井不動産にて公表しているキャリア採用における実績をご紹介いたします。男女比と中途採用比率になります。
| 2022年度 | 2023年度 | |||||
| 合計 | 男性 | 女性 | 合計 | 男性 | 女性 | |
| キャリア採用 | 59 | 33 | 26 | 49 | 24 | 25 |
| 100% | 55.90% | 44.10% | 100% | 49.00% | 51.00% | |
| 2022年度 | 2023年度 | |
| 正社員の | 50.00% | 45.00% |
| 中途採用比率 |
これらデータからは男女関係なく中途採用実績があり、尚且つ新卒と比べてもほぼ半数が中途採用という比率になっており、中途採用で三井不動産に転職する方にとっては十分に枠がありチャンスもあるということが分かるかと思います。
三井不動産の採用大学
中途採用においてはスキル・経験ベースでの採用になるため、出身大学のデータはありませんが、参考に新卒採用における採用大学をご紹介いたします。
※マイナビ新卒参照
| 採用実績(学校) | <大学院> 大阪大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、慶應義塾大学、神戸大学、上智大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、北海道大学、横浜国立大学、立教大学、早稲田大学 <大学> 青山学院大学、大阪大学、岡山大学、小樽商科大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、近畿大学、熊本大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、成城大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京芸術大学、東京工業大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、広島大学、フェリス女学院大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 イリノイ大、インペリアル大、オックスフォード大、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、コロンビア大、シェフィールド大、スワスモア大、セントローレンス大、パデュー大、ミシガン大、ロンドン大、ワシントン大ほか |
|---|
三井不動産に向いている人の特徴とは
転職活動を成功させる、あるいは入社後活躍を考えたときに企業が求めている人物像を把握し、それに対してご自身が向いていると思えるどうかは非常に大事なポイントとなります。ここでは、三井不動産が求める人材像を紹介しながら、同社に向いている人の特徴を解説していきましょう。
求める人物像
三井不動産では下記の4つの「心」というものを明確化しています。
・きれいごとに、誰よりも本気な心。
・常に謙虚に、すべての環境から学ぶ心。
・新しい価値の創造に挑み続ける心。
・ともに助け合い、喜びを分かち合う心。
それぞれどういう人のことを言うのか、嚙み砕いてみましょう。あくまでも一つの解釈例ですので、ぜひご自身でも整理してみてください。
■きれいごとに、誰よりも本気な心。
→一見、実現が難しそうな皆が抱く理想に対して、諦めず突き進んでいける人や周囲にどう思われようと真面目に取り組める人。
■常に謙虚に、すべての環境から学ぶ心。
→これまでの経歴や経験年数など関係なく、あらゆる人や環境から学ぶ姿勢を持ち、吸収していきたいと思う人。また、それに感謝ができる人。
■新しい価値の創造に挑み続ける心。
→変化が目まぐるしい時代には、街に求められるものも変わっていく。その変化に柔軟に対応できる人。新しいアイディアを考え続け、それを楽しめる人。
■ともに助け合い、喜びを分かち合う心。
→街づくりの仕事は、より多くの人がかかわってくるので、人と協働しながら仕事を進めていくのが好きな人、楽しめる人。
■ともに助け合い、喜びを分かち合う心。
→街づくりの仕事は、より多くの人がかかわってくるので、人と協働しながら仕事を進めていくのが好きな人、楽しめる人。
あらゆる解釈の仕方があるかもしれませんが、同社はこの4つの要素を求めています。
向いている人の特徴
それでは、これらの4つの要素からどういった人が向いているのかを考えてみましょう。
■きれいごとに、誰よりも本気な心。
→難しいことに挑戦するのが好き。他人にどう思われようと信念を持って取り組むことができる。勉強熱心である。
■常に謙虚に、すべての環境から学ぶ心。
→年齢やバックグラウンド関係なく色々な人の話を聞くのが好き。自身に与えらえた環境を素直に受け入れたり、楽しめる人。
■新しい価値の創造に挑み続ける心。
→好奇心が強く、新しい情報のインプットが好きな人。その状況に合わせて、さまざまな可能性を探り、検討できる人。
■ともに助け合い、喜びを分かち合う心。
→個人プレーよりも、チームで仕事をすることが好き。自分の得手不得手だけでなく、人の良いところや特技を探すのが得意な人。
これはほんの一例ですが、こういった志向性がある方は三井不動産に向いていると言えるでしょう。ご自身がどういった特性や価値観があるのかを一度棚卸してみて、これらと照らし合わせてみると、入社後活躍のイメージがより具体的に湧いてくると思います。
出身業界・企業の傾向
三井不動産に向いているのは、「街づくりを通じて社会に価値を生み出したい」という意欲を持つ人です。総合ディベロッパーとして多様な事業を展開しているため、不動産業界出身者だけでなく、商社、金融、建設、コンサルティング、メーカーなど、幅広い業界からの転職者が活躍しています。特に、プロジェクトマネジメントや法人営業、事業企画、ファイナンスなどの経験を持つ人は、即戦力として評価されやすい傾向にあります。
また、三井不動産はチームで大規模な開発を推進する企業文化があり、関係者をまとめながら課題を解決していく「協調性」と「リーダーシップ」が重視されます。さらに、新しい価値を創造するために、課題を自ら見つけて動ける「主体性」や「探究心」も重要な資質です。
出身企業の傾向としては、同業の三菱地所・住友不動産のほか、総合商社(例:三井物産・伊藤忠商事)、都市銀行、ゼネコン、シンクタンクなどからの転職例が多く見られます。
また、DX部門では大手SIerを中心に技術力とプロジェクトマネジメント力を併せ持つ人材が採用されている傾向にあります。
安定性と挑戦の両方を求める方に、特に向いている環境です。
仕事の志向性・マインド
三井不動産で求められる仕事の志向性・マインドは、大きく下記の3点です。
◆ポジティブかつ積極的に周囲とコミュニケーションを取れる人間性、スタンス
多様なステークホルダーと協働しながら事業を進めるため、社内外との調整力・傾聴力・チームワークを重視するマインドは欠かせません。個人プレーよりも、「チームで成果を出す」ことに喜びを感じるタイプが向いています。
◆どんな難問や困難にも立ち向かい、周囲の人を巻き込みながら最後までやり抜く力
「社会全体に新しい価値を創造する」という大きな視点を持ち、長期的に物事を考えられる姿勢です。同社の事業は一つのビルや住宅の開発にとどまらず、街全体をデザインし、人や企業の活動を支える“総合的な街づくり”にあります。そのため、短期的な成果よりも、10年・20年先を見据えた構想力と、粘り強くプロジェクトを推進する持続力が重要です。
◆「データ/デジタル技術×リアル」の組み合わせによるDX実現に向けて、意欲を持って取り組み提案できるスタンス
DX部門では事業理解と同時にDXをリードできることが重要になりますので、事業部門の依頼をそっくりそのまま具現化したり、言われた通りに実行したりすることではなく、一緒に動くことによってその方の高い知見が活かされ、さらに良いものにできることが求められています。事業部の意見を受け入れつつ、何らかの提案ができる人は活躍している傾向にあるようです。
DX部門でなくても、三井不動産の多くのポジションでコンサルティング力が求められているので、御用聞きではなく、主張が強いメンバーの中で対等に対応、ディレクションしていけるか、 自ら提案できるかどうか、といった点は重視されているようです。そのため非デジタルの既存部門を動かせるタフさ・粘り強さ・かわいがられなどがあると評価が高い傾向にあります。
その他にも、下記の志向性やマインドがあると評価される傾向です。
◆立場や役割、利害の異なる関係者に寄り添ったコミュニケーションを通じて、信頼関係を構築することができる
◆徹底した事業理解を通じて、事業部門・グループ会社と同じ立場にたって考え抜くことができる
◆自身の現状やなすべき方向性を把握し、学習し続けることができる
◆社会課題をビジネスで解決するという発想を持ち、変化を恐れず挑戦する姿勢
三井不動産は第二新卒でも転職できるのか
三井不動産はそもそも新卒採用枠しかないのでは?という印象をお持ちの方も多いのではないかと思います。そんな三井不動産もキャリア採用枠がありますが、果たして第二新卒は対象となるのでしょうか。
キャリア採用の募集要項は?
実際にキャリア採用の募集要項を見てみましょう。三井不動産のキャリア採用は、総合職とエキスパート職(IT系)に分かれています。それぞれの募集要項の応募条件を見てみると、下記のような記載があります。
・総合職
大学卒業後または大学院修了後の就業経験満4年以上の方。
※あくまでも目安であり、ご応募の絶対条件ではありません。
・エキスパート職(IT系)
大卒以上/SIer・ITコンサル・情報システム部門等でのエンジニア・PM・PL経験がある方
あくまで目安としていますが、総合職の場合は就業経験満4年とあるため、相応の能力と現職での実績や経験が重要であると考えられます。エキスパート職の場合は、経験年数の記載はありませんが、該当職種に関する経験を求められているため、こちらもある程度の実績が必要であるということがうかがえます。とは言え、過去に応募された方も再度の応募は可能としているため、当てはまっていないからと言ってためらわず、チャレンジしてみるのも一案です。
三井不動産への転職に失敗してしまう人とは?
三井不動産は非常に人気企業ですので倍率も高く内定を勝ち取るのは難関といえるでしょう。そのため、面接に向けた事前の準備が重要になります。ここでは、転職を成功させるための前提知識として、三井不動産への転職に失敗してしまう人の特徴をご紹介します。
三井不動産への転職に失敗してしまう人の特徴
■実現可能性が低いことへ挑戦するのが苦手
→街づくりは非常に規模が大きい仕事なので、一見してハードルが高いことも多く遭遇します。そのため、それを前向きに取り組めないと、楽しく仕事を進めていけない可能性があります。困難に感じたことでも前向きに取り組んだ事例などがあれば、面接の際にお話できるように準備しておくとよいでしょう。
■自省よりもまず環境や他人の責任にしがち
→関わる人が多い仕事なので、それに比例してトラブルが起こることや難しいことも多くなる可能性があります。その中で、何よりも「環境が悪かった、あの人が悪かった」などと他責志向を持っていると、そのあとの物事がスムーズに進まないこともあるかもしれません。まずは自分にできることは何かということを建設的に考えることが求められるでしょう。
■個人プレーで成果を出すことが好き
→一人だけで仕事をすることは少なく、チーム単位で仕事をしていくことが多い環境です。そのため、一人だけで成果を出すことが得意とアピールしすぎてしまうと、向いていないのではと思われてしまう可能性もあります。ご自身の志向に合わせて伝え方は工夫すると良いでしょう。
■既存のやり方に安心感を覚える人
→社会で求められていることも多様化しているなかで、三井不動産では新たな方法を考え出すことや柔軟にやり方を変えていくことが好まれ、必要とされています。前回の仕事を同じように踏襲するだけでなく、その経験を踏まえて少しでも工夫しよう、新たに変革させてみようという意識があることを伝えるのが非常に重要です。
現時点で、もしかしたらこれに当てはまってしまうかもと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、将来「こうなりたい」という姿に当てはまっていなければ、三井不動産に向いていると言えると思います。ご自身がなりたい姿を整理し、三井不動産で活躍するイメージが湧くかどうか検討してみましょう。
三井不動産へ転職した人のインタビュー
最後に、三井不動産へ実際に転職した方のインタビューを紹介します。現場社員の生の声ですので、三井不動産への転職に一歩踏み出せない方は、ぜひ参考にしてみてください。
商業施設本部 飲食業への営業とテナントリーシングを担当
製鉄メーカーにおいて、経理を3年、その後鋼板の海外営業担当を約5年間経験。三井不動産に中途入社。
・転職理由
「30歳を機に思い切って、まったく違う業界に身を置いて視野を広げてみたい」と言う思いが膨らみ転職を検討。転職先として三井不動産への応募のきっかけは、総合職・業務職を含めて約1,400人という少数精鋭であること、日本全国はもちろん、近年は海外での開発にも積極的にチャレンジしていることなども知った。「面白そうな会社かもしれない」。それが応募のきっかけとなった。
・実際に働いてみて
入社後は商業施設本部に配属され、飲食業相手の仕事を任されることになった。引継ぎで与えらえられた企業の他、飛び込みでの新規企業の開拓、ららぽーとなど商業施設のテナント誘致や、店舗運営のサポートを行う。
この仕事に就いて、関わる人たちが一気に増えた。人気店をリサーチさせてもらう出版社の編集者、空間づくりをサポートしてくれる設計会社の設計し、一緒にプロジェクトを担当する物販テナントの担当者、テナントを誘致する各顧客の営業担当者……。こうした数多くの関係者の情熱と尽力に報いるために求められるのは、調整能力ではない。周囲の人たちにも好影響をもたらすような機動力こそが重要になる。これを高めれば、全体の歯車がうまく回っていくと考えている。だから、年間40回以上におよぶ東京~大阪を行き来する生活も苦にならない。
・感じた社風
三井不動産の一員になって良かったと感じるのは、仕事だけではない。日本橋の本社にいると、まったく会ったこともない社員から、チャットが届くのだ。
「今度ランチにいきませんか!」
それだけで社員同士の距離感が近いことの表れだと思う。この会社には普段なら仕事の悩み事を気軽に相談できる空気も漂っている。
日本橋街づくり推進部 宇宙・食などの領域において、日本橋を舞台とした産業創造を担当
在京キー局のスポーツ局と編成局で9年間勤務したのち、三井不動産に中途入社。
・転職理由
コロナ禍の在宅ワーク中に何気なく開いたSNSで、友人が「いいね!」を押していた広告に目が留まった。三井不動産の採用サイトだった。アクセスして読んでいくと、心のどこかに刺さっていた小さな棘が、チクッと疼いた。自分は多くの人にスポーツの試合や情報を届けているが、その向こう側のテレビの前にいる人の顔は見られない。“画面の向こう側”の視聴者は一体どんな表情でテレビを見ているのだろう。視聴率という数字だけでは、視聴者が本当に楽しんでいるのかどうか、本当のところがわからない。だが、このサイトに書かれている街づくりの仕事なら、そこに集う人たちの顔を直接見て、その反応を五感でキャッチできるのではないか? 緊急事態宣言の制限が解除され、閑散としていた街に人々の賑わいが戻ってきた光景も、柿野の背中をグイッと押した。自分はもっと、直に、たくさんの人たちと関わっていきたい──。
・実際の仕事
日本橋街づくり推進部に配属された。地元の人たちと一丸となり、さまざまな角度から日本橋をより魅力的な街へと進化させていく部署である。その中でも柿野が担当しているのは、産学官のプレイヤーを対象に、宇宙・食といった産業領域におけるオープンイノベーションを、デベロッパーの立場から推進していく「産業創造」の役割だ。
三井不動産の平均年収
三井不動産のIR情報から有価証券報告書に記載のある平均給与をご紹介いたします。
年々その平均給与は上がっており、約1300万円となっています。また平均給与だけでなく従業員数にも注目して頂きたいのですが、約5年間で1.25倍、500名も従業員数が増えており中途採用にも力を入れていることが分かるかと思います。
| 平均年間給与(千円) | 従業員数 | 平均年齢 | |
| 2023年度 | 12,892 | 2,049 | 40.3 |
| 2022年度 | 12,692 | 1,973 | 40.2 |
| 2021年度 | 12,738 | 1,898 | 40.4 |
| 2020年度 | 12,737 | 1,776 | 40.8 |
| 2019年度 | 12,734 | 1,678 | 40.9 |
| 2018年度 | 12,634 | 1,577 | 40.7 |
会社概要:三井不動産
| 社名 | 三井不動産株式会社 |
| 英文社名 | Mitsui Fudosan Co., Ltd. |
| 設立 | 1941年7月15日 |
| 所在地 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 |
| 資本金 | 341,800百万円(2024年7月26日現在) |
| 代表者 | 代表取締役会長 菰田 正信 代表取締役社長 植田 俊 |
| 従業員数 | 2,049名(2024年3月31日現在) |
事業内容:三井不動産
オフィスビル、商業施設、ホテル・リゾート、ロジスティクス、住宅など、ビジネスとくらしに関するソリューションとサービスの提供を行う三井不動産の各部門を紹介します。
ビルディング本部
WORKとLIFE、双方を支援する本部として、拠点型オフィスや法人向けシェアオフィスなどの働く場所の提供や、多様なソフトサービスで企業の経営課題の解決に寄り添うパートナーを目指します。
商業施設本部
ただ物を売る場所ではなく、豊かな時を過ごせる場所を提供するために、さまざまな商業施設を展開しています。
ホテル・リゾート本部
Creating New Destinations お客さま一人ひとりのニーズに寄り添った多彩なホテルを展開しています。
すまいとくらしの連携本部
三井不動産グループ各社がシームレスな連携を行うことで、すまいとくらしのあらゆるニーズに応えていきます。
ソリューションパートナー本部
変化する社会情勢や多様化したお客さまの課題・社会課題に対してソリューションを提供しています。
ロジスティクス本部
企業の課題解決パートナーとして先進的な物流施設を開発・提供しています。
海外事業本部
欧米・アジア・オセアニアにおいて、その地域にあった多様な事業を展開しています。
DX本部
テクノロジーを活用し不動産業そのものをイノベーションすべく社内各部⾨やグループ各社、パートナー企業と協業してDXを推進しています。
ベンチャー共創事業部
スタートアップ投資や大企業への事業開発支援を通じ、オープンイノベーションエコシステムを創出します。
ライフサイエンス・イノベーション推進部
コミュニティの構築・場の整備・資金の提供を通じてライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を支援します。
ビジネスイノベーション推進部
不動産の枠を超えた新たなイノベーションを生み出すことを目指し、新規事業の事業検討・推進をおこなっています。
S&E総合研究所
三井不動産のシンクタンクとして、調査研究を通じ、情報発信やソリューションの提供を行い、三井不動産グループの新たな価値創造を支援しています。
三井不動産の企業理念・行動指針
三井不動産の企業理念をご紹介していきます。ぜひ面接対策の企業研究として参照ください。
グループステートメント
都市に豊かさと潤いを
グループビジョン〜私達はどうありたいか〜
1.マーク(三井不動産のロゴマーク)の理念 マークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献します。~「&EARTH」を掲げて、人と地球がともに豊かになる社会をめざします。
2.進化と価値創造 私たちは、不動産ビジネスを進化させることにより、人々に「新しい時代の夢と感動」をもたらします。 ~多様な「知」をとりいれ融合させることにより、国内外で新たな価値を創造します。 ~社会環境・市場構造などの変化と、そのグローバルな潮流を積極的にとらえます。
3.成長性と収益性に富んだ三井不動産グループ 私たちは、グループ総体の力を公正にいかんなく発揮することによって、「成長性と収益性に富んだ三井不動産グループ」を実現します。
グループミッション~私たちに今求められていること~
1.ビジネスとくらしに関するソリューションとサービスの提供 豊かさと潤いをもたらし、安全・安心で魅力にあふれる空間とソフト、サービスを提供して、街の価値を最大化する。多彩で革新的なソリューションを提供して、不動産投資市場の成長に貢献する。
2.グローバルな視野で顧客のパートナーへ 顧客をビジネスの創造ならびに進化・発展の基盤と考える。 顧客が真に求めているものを多面的に把握し、グループの総力で提案・実現する。 顧客のパートナーとして、高い評価を獲得し続け、ブランド価値を高める。
3.企業価値の向上 持続的な利益成長を図るとともに、不断のイノベーションを行うことにより企業価値を向上させる。 経営資源の最適活用ならびに効率経営を追求する。 常にリスクに対して適正なマネジメントを行う。
4.個の力を高め結集してグループの力へ 多彩な人材、多様な価値観を融合し、パイオニア精神に満ちた独創性を育む。 個々人がプロフェッショナルな知識・能力を磨き、互いに共有して、付加価値創造力を高める。 企業倫理と規律、コンプライアンスについて、常に高い意識を持って行動する。
働き方・福利厚生:三井不動産
働き方改革を土台とし、社員の多様性を受け入れ、一人ひとりが個々の能力を最大限発揮できる組織を目指しています。
育児・介護との両立
配偶者出産休暇 配偶者の出産前後に有給休暇を付与。
育児支援休暇 男性、女性を問わず育児者への支援を目的として、子1人につき5日間の有給休暇を付与。
出生時育児休業 配偶者の出産後8週間以内に最大4週間(28日間)、2回に分割しての取得が可能。休業期間中は法定の規定を上回る100%の給与を支給。
育児休業 法定の規定を上回る、最長3年での利用が可能。
ベビーシッター・学童保育・家事代行費用補助制度 ベビーシッター・託児保育利用や学童保育、家事代行にかかる費用の一部を補助。
フレックス型の育児時短勤務制度 月の総労働時間の中で時間を調整し日毎にメリハリをつけた勤務が可能な時短制度。
出産・育児に関する面談・研修制度 復帰時に本人・上長・人事部での面接を実施。復帰後に本人と上長に向けた研修を実施。
事業所内保育所 事業所内保育所を利用可能とし、社員の多様な働き方をサポート。当社社員であれば性別を問わず利用可能。一時預かり等のスポット利用も可能。
介護セミナーの開催 全従業員に介護に関するセミナー・認知症サポーター養成講座等を開催。
介護コンサルティング制度 社員の介護に関するコンサルティングを実施。
介護費用補助制度 介護サービス利用に関わる費用の一部を補助。
フレックス型の介護時短勤務制度 月の総労働時間の中で時間を調整し日毎にメリハリをつけた勤務が可能な時短制度。
介護休業 法定の規定を上回る通算1年間を上限とした分割取得が可能。
育児休業からの復帰率100%を過去20年以上継続
育児に関わる社員の仕事との両立を支援するため、法定の制度にとどまらず、事業所内保育所、法定を超える育児休業期間、育児に関する費用補助制度等、より働きやすくより安心して、より能力を発揮できるための環境整備に努めています。男性育休取得も100%を目標としています。
ワークライフバランス
フレックスタイム制度 部門で定める協働推奨時間を目安に、始業・終業の時刻を柔軟に決定することが可能。
リモートワーク制度 部門で定める出社日数を目安に、出社/リモートワークを柔軟に決定することが可能。リモートワークは自宅および当社が運営するワークスタイリング等での勤務が可能。
リターンエントリー制度 配偶者の転居や育児・介護等の事由によりやむを得ず退職した社員を再雇用する制度
大学院修学等に関する支援制度 大学院修学等のための休職制度、大学院の費用補助制度
副業制度 イノベーション創出・社会貢献を目的とした副業制度
フレッシュアップ休暇 一定の勤続年数経過に応じ休暇(5〜10日)と記念品を付与
カフェテリアプラン 自己啓発やレジャー・トラベル等の様々なメニューから選択して利用できる福利厚生制度
ファミリーデー 従業者の家族との絆を深めるための家族参加型社内イベントを毎年実施。
休暇取得推奨日 創立記念日や、連休の間の平日、連休の前後に、会社として休暇の取得を推奨。
コミュニケーション活性化
社員同士、部門間、グループ会社間のコミュニケーションをより活性化させる様々な環境整備を行っております。
本社オフィス
社内やグループ会社間の垣根を取り払い、コミュニケーションを活性化させる「カフェ Crossing」。
執務フロア間をつなぐ内部階段を設置。社内共用コラボレーションエリアとして、部門横断的な協働・業務連携を実現できる場を設置。
尚和クラブ
会社公認、バックアップする社員同士のクラブ活動。運動系から教養・文化系まで幅広い分野で総数26部が活動しています。
野球・テニス・山岳・釣魚・スキー・サッカー・ラグビー・バスケ・剣道・水泳・バレーボール・陸上・卓球・ダイビング・ボウリング・サイクリング・ラクロス・バトミントン・華道・茶道・音楽・書道・将棋・囲碁・映画演劇部・アート
独身寮
毎年多くの新入社員が入寮する独身寮(男性寮および女性寮)。さまざまな部署の先輩や後輩と生活をすることで、仕事やプライベートも含めた相談など、多くのコミュニケーションが生まれ、社会人としての成長にも結びついています。
多様な人材への取り組み
障がいのある従業者
企業の社会的責任とダイバーシティの観点等も踏まえ、障がい者の雇用に継続的に取り組んでおり、今後も多様な人材がそれぞれの持てる力を最大限発揮できる組織づくりを進めていきます。三井不動産の人事部内に、知的障がい者および専任の指導員等から構成される「チャレンジドセンター」を設置し、障がい者雇用を推進しているほか、ファースト・ファシリティーズ・チャレンジド(株)*において、障がい者の雇用促進や職場体験の受け入れ等を積極的に行っています。
- 障害者雇用促進法に基づいて2006年に設立された、三井不動産の100%子会社である三井不動産ファシリティーズ(株)の特例子会社です。
LGBTQ
性別に関わらず、所定の手続きを経て会社が認めれば婚姻と扱われ、結婚休暇や介護休暇等の各種制度が適用されます。
国籍
国籍の違いに関わらずすべての従業員に活躍してもらうべく、以下のような取り組みを行っています。
・海外子会社での現地採用の実施 ・外国籍留学生のインターンシップ・採用
シニア雇用
三井不動産では、65歳を定年としています。豊富な知見・経験を有するシニア世代社員の雇用と活躍の場の提供に積極的に取り組んでおり、多くの社員が定年退職後も当社で活躍しています。
三井不動産へのご転職をお考えの方へ
三井不動産への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
三井不動産への転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。



