NTTデータに第二新卒で転職は可能?難易度や選考フローを解説
2026/06/16

NTTデータに第二新卒で転職は可能?難易度や選考フローを解説

「NTTデータへの転職を考えているけど、第二新卒でも入れるのか?」と疑問を持つ方は多いでしょう。

 

結論から言えば、可能です。

NTTデータは専用の「第二新卒枠」こそ設けていませんが、社会人経験1年以上から応募できる経験者採用を通じて、毎年多くの第二新卒が入社しています。

 

本記事では、採用の実態・難易度・選考フロー・面接対策まで、最新の一次データをもとに徹底解説します。

 

※本記事は2026年4月に掲載されました。 

※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。 

※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。

大手企業への転職を考えている方へ

無料転職相談はこちら

sincerredをFacebookでシェア sincerredをTwitterでシェア sincerredをLINEでシェア

NTTデータの第二新卒採用の特徴と募集背景

まずは、NTTデータが第二新卒採用を行う背景や、求める人材像など、採用の特徴について見ていきましょう。

なぜ今、NTTデータは第二新卒を積極採用しているのか

NTTデータが若手層の採用に力を入れている背景には、IT業界全体に関わる深刻な人材不足があります。

経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査(*1)」によれば、2018年度時点でIT人材はすでに約22万人不足しており、2030年には最大約79万人の不足に達するという試算が示されています。

また独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施した「DX動向2024調査(*2)」では、DXを推進する人材の不足が一層深刻化していると報告されており、特に事業会社側での不足感が顕著です。

 

こうした供給不足を背景に、NTTデータはポテンシャル採用へ大きく舵を切っています。

2024年度の新卒採用は697人、経験者(中途)採用は587人(*3)でした。両者に占める経験者採用の割合は約45.7%に達しており、もはや「新卒中心の採用」とは言えない状況です。

2021年度(経験者採用314人)と比較すると、わずか3年間で約1.9倍に増加しています。

 

DXコンサルティングやグローバル事業の拡大を背景に、上流工程を担える若手人材のパイプラインを早期から確保したいというのが、積極採用の主な狙いといえます。

第二新卒に求められる人物像・スキル要件

NTTデータの第二新卒採用において、IT経験は必須ではありません

実際にNTTデータ公式Webマガジン「UpToData」に掲載されている若手座談会(*4)では、ガス管設計職・インテリアメーカー販売職・薬剤師・物流会社など、完全なIT未経験者が多数入社している事例が紹介されています。

 

求められる要件は職種によって異なりますが、概ね以下のような基準が一般的です。

 

  • 社会人経験1年以上(目安として2〜3年以上を求める職種も存在します)
  • 論理的思考力・コミュニケーション能力
  • 変化の激しい環境への適応力・学習意欲
  • チームで協働できる協調性

 

(*1)参照:IT人材需給に関する調査|経済産業省 (2026年6月現在)
(*2)参照:DX動向2024IPA(2026年6月現在)
(*3)参照:数字で知るNTTデータグループ(2026年6月現在)

(*4)参照:全員が『IT未経験×第二新卒』の若手座談会|UpToData|NTTデータ(2026年6月現在)

NTTデータの事業内容と第二新卒が関わるプロジェクト

続いて、NTTデータの事業内容や、第二新卒が携わる可能性のあるプロジェクトについて見ていきましょう。

国内最大級のSIerとしての強みと事業領域

NTTデータグループは、連結売上高4兆6,387億円(2025年3月期)、グループ全体の従業員数約19.78万人(2025年3月31日時点)を誇る世界有数のITサービス企業(*5)です。

 

国内SIer業界においても第3位の規模を持ち、ITコンサルティング・要件定義から、システム設計・開発・構築、そして運用・保守に至るまでの一気通貫したITサービスが中心です。

国内では金融・公共・法人の3セグメントを軸に、マイナンバー中枢システム・全銀システム・各種社会インフラ系システムなど、日本社会の基幹を担うプロジェクトを多数手がけています。

 

海外でもビジネスを展開しており、グローバルITサービス企業としての地位も確立しています。

第二新卒が配属される可能性のある部門(金融事業など)

NTTデータの第二新卒採用では、金融事業本部への配属事例が特に多く確認されています。

 

NTTデータ公式サイトが公開している座談会記事(*4)では、以下のような入社事例が紹介されています。

 

  • ガス管設計職から転職 → 第一金融事業本部 JAバンク向けシステムの基盤領域プロジェクト担当

 

  • インテリアメーカー販売職から転職 → 第一金融事業本部 郵政・政策金融事業部 ゆうちょ銀行向けスマートフォンアプリ開発担当

 

  • 薬剤師から転職 → 第三金融事業本部 e-ビジネス事業部 デジタル戦略室 対面相談予約サービスプロジェクト担当

 

  • 物流会社から転職 → 第一金融事業本部 金融グローバルITサービス事業部 クレジット会社向け業務システム担当

 

また、第二新卒が全銀システム(国内の金融機関間送金を支える中核インフラ)に参画している事例(*6)も紹介されており、第二新卒でも社会的インパクトの大きいプロジェクトを担えます

 

金融事業部門以外でも、公共事業本部(官公庁・自治体系システム)などへの配属も見られます。

応募前に求人を確認しておきましょう。

 

(*5)参照:プロフィール|NTTデータグループ(2026年6月現在)

(*6)参照:全銀システムの要を担う。第二新卒の二人が語る成長とやりがい|UpToData|NTTデータ(2026年6月現在)

NTTデータで働く魅力・キャリアパス

ここでは、NTTデータで働く魅力や、入社後に描けるキャリアパスについて見ていきます。

大規模・社会インフラ系プロジェクトに携われる

NTTデータの最大の魅力は、「ここでしかできない開発」が無数にある点です。

マイナンバー中枢システム、全銀システム、ゆうちょ銀行のアプリ開発など、1億人規模のエンドユーザーに影響を及ぼすシステムを日常業務として担います。

 

実際にNTTデータ「UpToData」掲載の第二新卒社員コメント(*6)では、「社会貢献度の高さが入社の一番の決め手」「選考時に提示されたポジションはどれも壮大なプロジェクトばかりで驚いた」「NTTデータであれば『ここでしかできない開発』が他にもたくさん経験できそうだと思い入社を決めた」という声が見られます。

 

規模の大きさとともに、プロジェクトの多様性も魅力の一つです。

金融・公共・法人の3セグメントにまたがる豊富な案件群の中から経験を積み、将来的には他セグメントへの異動や海外プロジェクトへの参画も視野に入ります。

充実した研修制度と若手の成長環境

NTTデータは、ビジネスパーソンとしての総合能力(ジェネラリティ)向上とプロフェッショナルとしての専門性(スペシャリティ)向上の2つの視点から、社員の職位や業務に応じて必要な研修を適切なタイミングで受講できる環境を整えています(*7)。

 

さらに、同社では、社員の自律的なキャリア形成を支援するため、さまざまな施策を展開しています。

従来は直属上司とのコミュニケーションを通じてキャリアに関する対話を行っていましたが、2023年度からはより上位の上長とのキャリア面談を新たに導入しました。

社員が描く中長期的なキャリアビジョンを把握し、その実現に向けた行動を支援することを目的としており、2024年度の一般社員におけるキャリア面談実施率は95.4%(*8)となっています。

 

また、キャリアに関する相談機会の充実にも取り組んでいます。

社外のキャリアコンサルタントへの相談機会に加え、2024年度からは社内のキャリア有識者へ気軽に相談できるキャリアメンタリング制度を開始(*8)しました。

これにより、社員が自身のキャリアについて多角的な視点から助言を得られる環境を整備しています。

 

さらに、既存の専門性の深化と新たな専門性の獲得を促進する施策として、「デュアルキャリアプログラム(社内兼業)(*8)」をはじめとするキャリア形成支援制度を強化しています。

 

(*7)参照:人財教育・人財育成|NTTデータ(2026年6月現在)
(*8)参照:人事制度・育成|NTTデータ(2026年6月現在)

NTTデータの待遇・福利厚生・働き方

続いて、NTTデータの給与水準や福利厚生、働き方について紹介します。

給与水準・評価制度の仕組み

NTTデータグループの有価証券報告書(*9)によると、平均年齢39.7歳で、平均年収923.4万円(従業員1,592人)となっており、大手IT企業の中でも高い水準です。

この数値には、管理職などの高年収層も含まれています。

 

一方、口コミサイトOpenWorkのデータ(*10)では、平均年齢33歳で、平均年収は771万円(回答者1644人)という結果になっています。

こちらは社員の投稿データを集計したものであり、若手〜中堅層の比率が高いため、有価証券報告書よりもやや低い水準になります。

 

有価証券報告書は平均年齢が約40歳と高く、管理職やベテラン層も含まれるため年収が高く出ます。

一方、OpenWorkは平均年齢が33歳と若く、現場の社員の実態に近い数値になるため、よりリアルな体感年収に近いといえます。

ワークライフバランスと各種サポート制度

NTTデータは、制度面だけでなく実績から見ても、働きやすさの水準が高い企業といえます。

特に第二新卒にとっては、これからのライフイベントや働き方の変化に対応しやすい環境が整っている点が魅力です。

 

まず、有給休暇の取得実績として、平均取得率は79.8%、平均取得日数は15.5日(*3)と高水準です。

休暇を取りやすい文化が浸透しており、業務とプライベートのバランスを取りやすい環境であることがわかります。

 

また、育児と仕事の両立支援も充実しています。

育休取得者は女性184人・男性271人(*3)と、男性の取得実績も高く、性別を問わず育児参加がしやすい環境が整っています。

 

加えて、リモートワークや働き方改革も進んでおり、プロジェクト状況に応じた柔軟な勤務スタイルが浸透しています。

これにより、長時間労働に偏りすぎない働き方が実現しやすくなっています。

 

第二新卒は、これから結婚・出産・転居などライフスタイルが変化しやすいタイミングでもあります。

NTTデータのように、制度だけでなく実際に活用されている実績がある企業であれば、将来を見据えて安心してキャリアを築いていくことができるでしょう。

 

(*9)参照:有価証券報告書|株式会社NTTデータ(2026年6月現在)

(*10)参照:株式会社NTTデータ|OpenWork(2026年6月現在)

NTTデータの第二新卒選考フローと面接対策

NTTデータの第二新卒採用における選考フローや、面接対策のポイントについて紹介します。

選考プロセス(書類選考〜面接)

NTTデータの選考フローは、応募 → 書類選考 → 面接(2回)+適性検査 → 内定・条件提示という流れ(*11)で進みます。

 

応募後は、書類提出や今後の選考スケジュールに関する案内がメールで届き、正式に選考がスタートします。

その後の書類選考では、応募職種ごとに求められる経験やスキルとの適合度が重視されます。

 

書類を通過すると、面接と適性検査が実施されます。

面接は通常2回行われ、適性検査では職種に応じたパーソナリティや適性が確認されます。

 

最終的に内定となった場合は、業務内容や待遇などの採用条件が書面で提示される流れとなります。

面接でよく聞かれる質問と対策のポイント

NTTデータでは、以下の質問がよく聞かれます。

 

質問テーマ 具体的な質問例
転職理由 「転職を考え始めた理由」
「転職を考えたきっかけ(深掘りあり)」
志望動機 「NTTデータを志望する理由」
「何社か並行する中でなぜ当社を選んだか」
職務経験・強み 「最も財務インパクトが大きかった案件とその詳細」
「これまでの仕事で最もアピールできること」
「業務における強み」
キャリアビジョン 「入社後にやりたい業種やポジション」
「思い描くキャリア」
「5年後のキャリアプラン」
人柄・スタイル 「自分はどのようなタイプのリーダーか」
「外部の人間と関わる際の苦労と乗り越え方」
他社比較・条件 「他社選考状況」
「NTTデータの現在の志望順位」
「希望年収」

第二新卒ならではの対策ポイント

NTTデータの面接では「目指すキャリアの方向性と今回のポジションが一致するかを重視して見られた」という声があります。

単に「御社に入りたい」という意欲だけでなく、自分のキャリアビジョンとポジションの接続点を論理的に語れるかどうかが鍵といえます。

 

また「お堅い感じの面接だった」「かっちりとした形式の面接」という感想も複数あり、NTTデータの面接は比較的フォーマルな雰囲気であることを事前に把握しておくことが重要です。

 

具体的な準備としては、以下の3点を重点的に磨いておきましょう。

 

① 転職理由はポジティブな軸で語る

第二新卒の面接では、高い確率で転職理由について質問されます。

前職への不満や人間関係、待遇面への不満が転職のきっかけだったとしても、それをそのまま伝えるのは避けた方がよいでしょう。

面接官は「同じ理由でまた退職するのではないか」「環境のせいにする傾向があるのではないか」と懸念を持つ可能性があります。

重要なのは、転職理由を将来のキャリア形成につながる前向きな理由へと転換することです。

 

  • より大規模なシステム開発に携わりたい
  • 社会的インパクトの大きいプロジェクトに挑戦したい
  • DX推進やITコンサルティング領域で専門性を高めたい
  • グローバル案件に関わりたい

 

といった理由であれば、NTTデータの事業内容とも親和性が高くなります。

特にNTTデータは長期的なキャリア形成を重視する企業です。

目先の不満解消ではなく、「将来どのような人材になりたいのか」という視点で転職理由を整理しておくことが大切です。

 

② 前職の経験は定量的に語る

第二新卒だからといって、経験が浅いことを気にする必要はありません。

限られた経験の中でどのような成果を出したのか、どのような工夫を行ったのかが見られています。

その際に意識したいのが、実績をできるだけ数値で示すことです。

例えば、

 

  • 業務フロー改善により月20時間の工数削減を実現
  • 顧客対応件数を前年比120%まで向上
  • 担当店舗の売上を前年比15%改善
  • 問い合わせ対応時間を30%短縮

 

など、数字を用いて説明すると説得力が高まります。

 

また、成果だけでなく「なぜその成果を出せたのか」「どのような課題を発見し改善したのか」まで説明できると評価につながります。

 

NTTデータでは、課題解決能力や論理的思考力が重視される傾向があります。

そのため、前職での経験を単なる実績紹介で終わらせるのではなく、「この経験をNTTデータでどのように活かせるのか」まで結び付けて説明できるよう準備しておきましょう。

 

③ 「なぜNTTデータか」をポジション単位で語る

NTTデータの選考において、最も重要な質問の一つが「なぜNTTデータなのか」です。

大手SIerやITコンサルティング企業は数多く存在するため、「大企業だから」「有名企業だから」といった理由では不十分です。

面接では、以下のような観点から深掘りされることがあります。

 

  • なぜNTTデータを志望するのか
  • 他社ではなくNTTデータでなければならない理由は何か
  • 入社後に何を実現したいのか

 

そのため、自身のキャリアビジョンと応募ポジションを結び付けて説明できると説得力が増します。

 

また、面接では「現時点のスキルで本当に活躍できると思うか」「希望するキャリアと実際の業務内容にギャップはないか」といった観点から確認されることもあります。

そのため、求人票や社員インタビュー記事などを事前に確認し、担当業務や配属先の特徴を理解したうえで応募することが重要です。

 

NTTデータの面接では、現時点のスキルだけでなく、入社後にどのような成長を目指しているのかも評価対象となります。

自身の経験・志望動機・将来像を一貫したストーリーで語れるよう準備しておくことが、選考突破の大きなポイントとなるでしょう。

 

(*11)参照:選考の流れ|株式会社NTTデータ(2026年6月現在)

まとめ

NTTデータは第二新卒専用の採用枠を設けているわけではありませんが、経験者採用を通じて第二新卒層を積極的に受け入れています。

 

IT業界全体の人材不足やDX需要の拡大を背景に、中途採用比率も年々高まっており、IT未経験から入社して活躍している事例も少なくありません。

 

また、国内最大級のSIerとして、金融・公共・法人分野を中心に社会インフラを支える大規模プロジェクトに携われることも大きな魅力です。

研修制度やキャリア支援制度も充実しており、第二新卒であっても長期的なキャリア形成を目指しやすい環境が整っています。

 

一方で、NTTデータは人気企業であり、選考では論理的思考力やキャリアビジョンの明確さが重視されます。

特に面接では、「なぜ転職するのか」「なぜNTTデータなのか」「入社後にどのようなキャリアを築きたいのか」を一貫性を持って説明できることが重要です。

 

第二新卒でNTTデータへの転職を目指す方はsincereedなどの転職エージェントを利用し、企業研究や応募ポジションの理解を深めたうえで、自身の経験や将来像を整理し、選考に臨みましょう。

十分な準備ができれば、IT業界未経験者であってもNTTデータへの転職を実現できる可能性は十分にあります。

 

なお、sincereedでは公式Youtubeチャンネル(大企業転職チャンネル)にて、大手企業の解説や転職ノウハウなどを発信しています。

より詳しくNTTデータについて知りたい方は以下の動画をご覧ください。

大手企業への転職を考えている方へ

無料転職相談はこちら









関連記事

随時開催 まずはキャリア相談会から 簡単1分 無料転職相談を申し込む

リクルートへの転職 元リク面接官が明かす対策方法

リクルートへの転職 元リク面接官が明かす対策方法

中途採用のすべてを元社員がご紹介「リクルートに合格する人材、しない人材」とは?

転職FAQ

転職FAQ

皆様からよく頂く弊社Sincereedのこと、転職のことなどをまとめてみました。