NTTデータの会社概要(*1)
| 会社名 |
株式会社NTTデータ / NTT DATA Japan Corporation |
| 本社所在地 |
〒135-6033 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル |
| 設立年月日 |
2022年(令和4年)11月1日 |
| 代表取締役社長 |
鈴木 正範 |
(*1)参照:プロフィール|株式会社NTTデータ(2026年4月現在)
NTTデータの転職難易度
NTTデータは、大手SIerの中でも社格・ブランド力が非常に高く、転職市場における人気もトップクラスであることから、転職難易度は高い部類に入ります。
実際に、「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社(*2)において、NTTデータは商社や外資系コンサル企業が上位に並ぶ中で60位にランクインし、IT業界内ではトップクラスの難関企業と言えます。
そのため、「中途採用での入社は厳しい」と感じる人も多いです。
応募人気・ブランド力が非常に高い
NTTデータは国内トップクラスのSIerとして、中途転職市場でも高い人気を誇ります。
また、有給休暇の取得実績は高く、平均取得率は79.8%、平均取得日数は15.5日(*3)となっています。
また、リモートワークの実施率も60.5%(*3)と高く、柔軟な働き方が浸透しています。
このようにNTTデータは、案件規模・安定性・待遇や福利厚生全てに魅力があるため、倍率が高まり、転職難易度も引き上げられています。
即戦力レベルの専門性が求められる
中途採用では、ポテンシャルではなく即戦力として活躍できるかが前提になります。
そのため、業界知識や技術スキルに加え、プロジェクトマネジメントや上流工程の経験まで含めて評価されます。
特に、クラウドやデータ活用、コンサルティング領域の経験は重視されやすく、これらが不足している場合は書類段階で見送りとなるケースも少なくありません。
単なる経験年数ではなく、「どの領域でどのレベルの価値を出してきたか」が問われる点が、難易度を高めています。
離職率が低い
NTTデータは、自己都合離職率が約3.0%(*3)とされており、情報通信業界の平均(約9.8%)と比較しても非常に低い水準です。
これは裏を返すと、既存社員の定着率が高く、大量の欠員補充が発生しにくい構造であることを意味します。
つまり、採用ニーズ自体はあるものの、「辞めた分を補充する採用」が少ないため、ポジションごとの採用枠は限定的になりやすく、結果として一つひとつのポジションに対する競争が激化します。
このように、人気の高さだけでなく「そもそも枠が限られている」という構造も、NTTデータの転職難易度を押し上げている要因の一つです。
(*2)参照:「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社|東洋経済(2026年4月現在)
(*3)参照:数字で知るNTTデータグループ(2026年4月現在)
NTTデータの中途採用選考フローと対策
NTTデータの中途採用選考フローと対策を見ていきましょう。
NTTデータ中途採用選考フロー
NTTデータの中途採用選考フローは、応募→書類選考→面接2回+適性検査→内定・採用条件提示の流れ(*4)です。
応募後、書類提出や今後の選考についての案内がメールで届き、正式に選考がスタートします。
次に書類選考に進みます。
ここでは応募ポジションごとに求められる経験やスキルとのマッチ度が重視されます。
書類通過後は、面接および適性検査が実施されます。
面接は通常2回です。適性検査は応募職種にてパーソナリティを十分発揮できることを確認するために実施されます。
最終的に内定となった場合は、採用条件(業務内容・待遇など)が書面で提示されます。
NTTデータの中途採用選考フローについて、詳しくはこちらの記事でも解説しています。
NTTデータ中途採用の対策
NTTデータの中途採用では、単に経験を羅列するのではなく、「なぜそうしたのか」「どのように価値を出したのか」まで一貫して説明できるかが合否を分けます。
ここでは、実際の面接傾向を踏まえたうえで、通過するための具体的な対策を解説します。
<プロジェクト経験は構造化して語る>
NTTデータの面接では、これまで携わってきたプロジェクトについて非常に細かく深掘りされます。
そのため、「頑張ったこと」や「成果」をそのまま話すだけでは評価につながりにくい傾向があります。
重要なのは、プロジェクトの目的や自身の役割、直面した課題、そこに対してどのようなアクションを取り、どのような成果につながったのかまでを一連のストーリーとして説明することです。
特に評価されるのは、「なぜその判断をしたのか」といった意思決定の背景まで語れるかどうかです。
表面的な実績ではなく、再現性のある思考プロセスを示すことが、選考通過のポイントとなります。
<志望動機の解像度を高める>
NTTデータでは、志望動機の精度が選考結果を大きく左右します。
「大手企業だから」「社会貢献ができるから」といった抽象的な理由だけでは、他の候補者との差別化は難しいでしょう。
求められるのは、「なぜNTTデータなのか」「なぜその事業領域・職種なのか」、そして「自身の経験とどのように関係するのか」を、一貫したストーリーとして説明できる状態です。
例えば公共領域に関心がある場合でも、単なる興味にとどまらず、どの分野のどの課題に対して、どのような価値を提供したいのかまで具体化することで、志望動機の説得力は大きく高まります。
また、志望動機に説得力を持たせるためには、NTTデータの事業領域や、DX・AIといったテーマへの理解も欠かせません。
単に知識を持っているだけでなく、それらを自身の経験と結びつけて語れるかどうかが評価のポイントとなります。
最終的に問われるのは、自分の志向と企業の特徴がどれだけ自然に結びついているかです。
自分のキャリアの延長線上にNTTデータがあると示せるかどうかが、志望動機の質を決定づける重要な判断軸となります。
志望動機については、こちらの記事でも解説しています。
<結論ファーストで、簡潔に伝える>
特に二次面接では、端的に要点を伝える力が重視される傾向があります。
長く説明しすぎると論点がぼやけてしまい、「整理されていない」と受け取
られる可能性があります。
まず結論を示し、そのうえで理由や具体例を補足する流れを意識することで、相手にとって理解しやすい伝え方になります。
テンポよく、簡潔に、それでいて要点を外さない。
このバランスを意識することが、評価を高めるポイントとなります。
<組織の中で着実に価値を発揮していく姿勢を伝える>
NTTデータは大手企業なこともあり、個人のスキルだけでなく、組織の中で安定して成果を出せるかどうかも重視されます。
チームで協働できる姿勢や、地道な業務にも向き合えるスタンスが評価されやすい傾向があります。
一方で、自由度や裁量だけを求めるような志向が強すぎる場合、ミスマッチと見なされる可能性もあります。
成長意欲を持ちながらも、組織の中で着実に価値を発揮していく姿勢を伝えることが重要です。
(*4)参照:選考の流れ|株式会社NTTデータ(2026年4月現在)
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NTTデータへの転職に向いている人の特徴
採用担当からのメッセージ(*4)やOur Way(*5)を参考に、NTTデータへの転職に向いている人の特徴を紹介します。
社会課題や顧客価値に向き合える人
NTTデータは「情報技術で、新しい『しくみ』や『価値』を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する」ことをミッションに掲げています(*5)。
そのため、単なる開発や運用にとどまらず、「そのシステムがどんな価値を生むのか」「顧客の成果にどうつながるのか」といった視点を持てる人が求められます。
目の前のタスクだけでなく、その先にあるビジネスや社会へのインパクトまで考えられる人は、同社の志向と高い親和性があります。
金融・公共・医療・製造など幅広い業界に関わる中で、社会インフラに近い領域の案件も多く、自分の仕事が社会にどう影響するのかを考えながら働きたい人には非常に相性が良い環境です。
変化を楽しみ、成長し続けられる人
IT業界は技術の進化が速く、NTTデータ自身もDXやグローバル展開を背景に変革を続けています。
そのため、決まったやり方に固執するのではなく、新しい技術や領域に対して前向きに取り組める人、変化をストレスではなくチャンスとして捉えられる人が活躍しやすい傾向にあります。
Our Way(*6)の「Think big. Be bold.」という価値観にもあるように、枠を超えて挑戦する姿勢が求められます。
周囲と協働しながら成果を出せる人
NTTデータのプロジェクトは大規模になりやすく、多くの関係者と連携しながら進めることが前提になります。
社内外のメンバー、時にはグローバルチームと協働しながら成果を出す必要があるため、個人プレーではなくチームで価値を最大化できる人が向いています。
Our Way(*6)の「Win together」という価値観の通り、周囲を巻き込みながら仕事を進められるかが重要です。
最後までやり切る責任感と誠実さを持つ人
NTTデータではOur Way(*6)にある通り、「Deliver the outcome」という価値観が強く意識されています。
単に業務をこなすのではなく、顧客の成果にコミットし、最後までやり切る姿勢が求められます。
また、社会インフラに関わる案件も多いため、倫理観や誠実さも重要な評価ポイントです。
約束を守る、責任を持ってやり遂げるといった基本的なスタンスが、長期的な信頼につながります。
高い専門性を軸に価値を発揮したい人
NTTデータでは、クラウドやデータ活用、コンサルティング、プロジェクトマネジメントなど、専門性をベースに価値を発揮することが求められます。
自身の強みとなる領域を持ち、その領域で成果を出し続ける姿勢が重要です。
技術や業務知識を継続的にアップデートしながら、プロフェッショナルとして成長していきたい人に適しています。
(*5)参照:採用担当からのメッセージ|株式会社NTTデータ(2026年4月現在)
(*6)参照:Our Way|株式会社NTTデータ(2026年4月現在)
よくある質問
NTTデータへ転職を考える方によくある質問を紹介します。
Q. NTTデータの中途採用割合はどれくらいですか?
新卒・経験者採用比率を見ると、新卒697人に対し経験者587人(*3)と、純計算でも中途採用比率は約45%前後と、新卒採用に匹敵する規模です。これは従来の「新卒中心の日本企業」というイメージとは異なり、NTTデータが経験者採用を積極的に強化している企業であることを示しています。特に近年は、DXやグローバル案件の拡大に伴い、即戦力となる人材のニーズが高まっており、クラウド・データ・コンサル・PMといった領域では中途採用が重要な役割を担っています。
Q. NTTデータの中途採用ではどの職種が多いですか?
中でも最も多いのはシステム開発職で約40%を占めています(*3)。NTTデータはSIerとして大規模システム開発を担う企業であるため、エンジニアの採用が中心になるのは自然な構造です。次いで多いのがコンサルタント職で約24%です。近年はDXや業務改革のニーズが高まっており、上流から顧客課題に入り込むコンサル人材の採用も強化されています。さらに営業職が約22%と続き、顧客との関係構築や案件創出を担うビジネス人材も一定数求められています。その他、R&D(約3%)やスタッフ系(約9%)といった職種もありますが、全体としては「システム開発 × コンサル × 営業」の3領域が中途採用の中心です。
Q. NTTデータでは興味のあるポジションが複数ある場合、同時に応募できますか?
複数ポジションへの応募は可能ですが、選考は1ポジションずつ進みます(*7)。
Q. NTTデータに一度落ちた場合、再応募はできますか?
再応募は可能です。ただし、最新の職務経歴書など応募書類の更新が必要です(*7)。
Q. NTTデータの選考期間はどれくらいかかりますか?
ポジションや時期によって異なりますが、平均で約1カ月半程度が目安(*7)です。
(*7)参照:よくあるご質問|経験者採用|株式会社NTTデータ(2026年4月現在)
まとめ
NTTデータへの転職は、IT業界の中でもトップクラスで難易度が高いです。
応募人気が高く、選考のハードルは決して低くありません。
しかしその一方で、中途採用比率は約45%と高く、DX・クラウド・データ・コンサル領域を中心に、経験者採用は今後も継続的に強化されていくと考えられます。
つまり、スキルと志向がマッチすれば十分に内定の可能性がある企業です。
重要なのは、「なぜNTTデータなのか」「自分の経験をどう活かせるのか」を具体的に言語化し、企業の求める人物像とマッチさせることです。
もし「一人での対策に不安がある」「確実に通過率を上げたい」と感じている方は、転職エージェントの活用も有効です。
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