

バンダイナムコが求める人材像は?
バンダイナムコグループにおいて、「エンターテインメントユニット」の主幹会社としての役割を担うバンダイナムコエンターテインメント。IP(キャラクターなどの知的財産)を軸に、家庭用ゲーム、ネットワークコンテンツ、アソビエンターテインメントという3つの柱で、ゲームに閉じない様々なエンターテインメント事業に取り組んでいます。
グループ会社と協力して、ゲーム、映画、玩具、ライブなど様々な出口でエンターテインメントを提供できることも強みであり、知名度も転職難易度も高い企業の1つと言えるでしょう。
そこで今回は、バンダイナムコへの転職をお考えの方に、バンダイナムコが求めている人材像について解説していきます。企業理解の一つとして参考にしていただければ幸いです。
※本記事は2025年5月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
バンダイナムコは採用HPに具体的に求める人材像を明示しているわけではありません。そのため、バンダイナムコの人事部や社長メッセージから紐解いてみましょう。
人事部のメッセージ
まずは、株式会社バンダイナムコホールディングス グループ管理本部人事部ゼネラルマネージャー濵野 浩二氏(2025年5月現在)のメッセージからいくつかのポイントをご紹介します。
1. グループの一体感を大切にできる人
バンダイナムコは「ALL BANDAI NAMCO」の精神を重視し、グループ全体で事業を推進することを大切にしています。地域やユニットの枠を超えた協力や、グループ合同研修を通じてシナジーを生み出せる人材が求められています。
2. チャレンジ精神を持ち、変化に対応できる人
「同魂異才」の考え方が根付いており、変化を前向きに捉え、失敗を恐れずに挑戦し続けることが重要視されています。新しい価値を創出し、柔軟に環境へ適応できる人材が活躍できる環境です。
3. 多様な視点を持ち、協力できる人
バンダイナムコはダイバーシティ&インクルージョンの推進にも積極的であり、年齢や性別、民族・人種、LGBT、障がいの有無に関係なく、一人ひとりの個性を尊重しながら協働できる人材が求められています。
4. 自律性を持って働ける人
コロナ禍を経て、バンダイナムコは柔軟な働き方を推進しています。テレワークやサテライトオフィスの活用が進む中、自律性を持ち、最も効率的な方法で業務に取り組める人が重視されるでしょう。
5. 積極的に成長を志向できる人
新人研修やマネージャー研修、役員研修などの教育プログラムが充実しており、成長意識が高い人材に適した環境が整っています。自身のスキルを磨き、グループの成長に貢献できる人物が求められます。
バンダイナムコは、一体感を持って協働できる姿勢やチャレンジ精神、ダイバーシティへの理解、自律的な働き方を重視しています。これらのポイントを意識しながら、自身の経験やスキルを活かす方法を考えると、ご自身がこの企業にマッチしているのかどうかも見えてくるはずです。まずはご自身の経験やスキルをしっかり棚卸してみましょう。
参考:https://www.bandainamco.co.jp/recruit/message/hr.html
社長メッセージ
続いて、現在、株式会社バンダイナムコホールディングス代表取締役社長を務める川口 勝氏のトップメッセージより、求められている人材像を考察してみましょう。
1. エンターテインメントへの深い情熱を持つ人
バンダイナムコは、「世界中の人々に楽しさと感動を届ける」ことを使命としており、エンターテインメントの価値を信じ、それに熱意を持って取り組める人材を求めています。特に、IP(知的財産)を活用し、ファンと共に未来を創ることに共感できる人がフィットしやすいでしょう。
2. 尖った才能を持ち、個性を発揮できる人
「同魂異才」の考え方に基づき、バンダイナムコは多様な才能が集まる組織です。個性や価値観を尊重し、特定の分野で「これだけは誰にも負けない!」という強みを持つ人材を求めています。
3. スピード感と柔軟性を兼ね備えた人
エンターテインメント業界は変化のスピードが速く、流行や技術革新に迅速に対応できることが重要です。柔軟に適応しながらも、面白さを追求できるマインドを持つ人が評価されやすいでしょう。
4. 広い視野を持ち、ユニット間の連携を深められる人
バンダイナムコでは、IP軸戦略を支えるために、トイホビー、ゲーム、映像・音楽などの各ユニット間の連携を強化しています。異なる領域を横断する視点を持ち、グローバルな戦略の中で価値を生み出せる人材が求められています。
5. グローバルな視点を持ち、海外展開に貢献できる人
バンダイナムコは、海外市場の拡大を目指しており、日本発のIPを世界へ展開することに力を入れています。異文化への理解を深め、グローバル戦略に貢献できることも重要な要素の一つです。
エンターテインメントへの情熱を持ち、尖った才能を発揮しながら、変化に対応できる柔軟性とスピード感を兼ね備えた人材が活躍しているバンダイナムコ。さらに、グローバルな視野を持ち、多様なユニットと連携しながら新しい価値を生み出せる人物が、同社では求められているようです。
現時点ではハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、入社前からすべてがそろっている必要があるわけではありません。こういった人物になりたいという志を持てるかどうか、また、面接時にそれをアピールできるかどうかが必要です。このポイントを意識しながら、自身の経験やスキルをどのように活かせるか整理すると、転職活動の方向性が明確になるでしょう。
参考:https://www.bandainamco.co.jp/recruit/message/index.html
バンダイナムコの選考フローは?
バンダイナムコの選考フローは以下のようになっています。ポジションに応じて面接回数や、オンライン・対面など異なってきます。応募から内定までは、大体1カ月~2カ月程度となっています。
書類選考
書類選考と適性検査の結果を基に、書類選考が行われます。ここで、求めるスキルセットや経験があるかどうかが確認されます。
1次~2次面接
書類選考を通過した後、一次面接がオンラインで実施されます。この面接では、応募者の業務経験やスキルに加え、バンダイナムコで働く意欲や企業文化への適応性が評価されます。
一次面接を通過すると、二次面接が対面で行われます。ここでは、より詳細な技術的な質問や、チームでの働き方に関する質問が行われることが一般的です。
最終面接
二次面接を通過した後、最終面接が行われます。この段階では、経営層や部門の責任者との面接が行われ、最終的な適性や意欲が評価されます。
バンダイナムコ 会社概要
会社名 | 株式会社バンダイナムコホールディングス |
本社所在地 | 東京都港区芝5-37-8 バンダイナムコ未来研究所 |
代表者 | 代表取締役社長 川口 勝 |
設立 | 2005年9月29日 |
資本金 | 100億円 |
売上高 | 1兆1,000億円(グループ連結売上) |
社員数 | 11,159名(連結従業員数) |
さらに詳しい会社情報はこちらから
バンダイナムコへの転職をお考えの方へ
バンダイナムコへの転職は難易度が非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得が難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
バンダイナムコへの転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。