

楽天の中途採用・転職難易度、採用倍率は?トップエージェントが明かす対策方法
楽天は日本を代表するIT企業であり、楽天市場といったECからカード、トラベル、金融事業など多角的に誰もが知っているサービスを提供しています。東洋経済オンラインによると入社難易度ランキングにおいても毎年上位に位置しており、即戦力となる実務経験やスキル、さらに論理的思考能力や地頭力も必要になってくるため転職難易度は高くなっています。
ここでは、弊社sincereedの転職ノウハウの一部から、求める人材像や、各選考のポイント、さらにはこれまでご支援させて頂いた転職事例をもとに楽天への転職成功ポイント」をご紹介していきます。
※本記事は2024年5月に掲載されました。
※記事中の情報は掲載時点でのWeb情報の公開情報を元に弊社が編集・掲載したものであり、企業の公式見解ではありません。
※組織の詳細や制度等は大きく変更になる可能性があります。ご転職を検討の際は、公式HP等で最新の情報をご確認ください。
楽天グループの概要と特徴
楽天グループとは?
楽天グループ株式会社は、1997年にインターネットショッピングモール「楽天市場」の運営からスタートした、日本を代表するテクノロジーカンパニーです。現在では、EC、金融、通信、モバイル、トラベル、広告、ヘルスケアなど、80を超える多岐にわたる事業を展開し、1億(※)以上のIDを持つ国内最大級のデジタルインフラ企業として位置付けられています。
創業者である三木谷浩史氏が描いた「仮想経済圏」の構想のもと、楽天ポイントを軸にサービス間の連携を強化し、オンラインとオフラインをシームレスに繋ぐ経済圏を形成。現在では、KDDIやNTTと肩を並べるレベルで、国民の生活に不可欠な存在となっています。
※参照元:https://corp.rakuten.co.jp/about/index.html#strengths(2025年8月時点)
事業内容と業界内の位置付け
楽天グループは、もはや「EC企業」の枠に収まらない、総合的な生活インフラプラットフォームです。ショッピング、旅行、金融、保険、通信、エンタメ、スポーツまで、日常生活のほぼすべてを楽天のサービスで完結できる環境を提供しており、その利便性の高さから「楽天経済圏」とも呼ばれています。
同様の構想を掲げる企業が近年増加しているものの、楽天は20年以上の先行実績を持ち、ポイントを起点とした回遊設計と圧倒的なデータ活用力において他社を凌駕しています。単一サービスにとどまらず、複数のサービスが連携し合うことで、よりユーザーの生活に密着した体験を提供できる点が大きな強みです。
主要な提供サービス
楽天が提供する主なサービスには、ECの「楽天市場」、キャッシュレスの先駆けとなった「楽天カード」、圧倒的なシェアを誇る「楽天トラベル」などがあります。また、近年では「楽天モバイル」や「楽天シンフォニー」といった新規事業にも注力し、インフラレベルでのユーザー接点を強化しています。
【楽天が提供するサービスの一例】
楽天市場:日本最大級のオンラインショッピングモール
楽天カード/楽天銀行/楽天証券:強力なFinTechサービス群
楽天モバイル:仮想経済圏への入り口となる通信サービス
楽天トラベル/楽天ビューティ/楽天GORA:日常をサポートする生活密着型サービス
楽天ポイント:グループ横断で利用可能な共通ポイント制度
楽天シンフォニー:海外展開およびテクノロジー提供を担うグローバル事業部門
楽天ポイントによるグループ横断のユーザー誘導は非常に強力で、これにより新規事業においても初期から一定数のユーザー基盤を確保できる点は、他社にはないアドバンテージと言えるでしょう。
そもそも楽天の中途採用倍率はなぜ高いのか?
倍率が高い理由としては、
(1) 応募数が多い
(2) 高い「専門性」が求められる
(3) 面接の通過率が低い
の3点が挙げられます。
(1) 応募数が多い
楽天は日本を代表する大手IT企業であり、圧倒的な知名度と安定性のある企業のため、その人気も高く応募数も多くなっています。業績においても毎年右肩上がりとなっており楽天経済圏と呼ばれる通り、多くの消費者向けサービスの中に楽天のサービスが入っており、非常に身近な存在となっています。
また知名度もさることながらグローバル企業であること、スピード感の早い環境であり、個人としても圧倒的な成長を望める企業というポイントも大きな要因となっています。
また楽天で働く社員は日本人だけでなく、外国人も多いことが特徴です。世界から優秀な人材が楽天に応募してくる、すなわちライバルは日本人だけなくグローバルに広がっているというところも応募数が多い背景となっています。
(2) 高い「専門性」が求められる
楽天の中途採用では企画、営業、マーケ、データサイエンスなどのビジネス領域、アプリ、インフラ、PMなどのエンジニア領域、UI/UX、デザイン、プロダクトなどのクリエイティブ領域、そして人事総務、法務などのコーポレート領域と分かれており、それぞれにおいて求められる経験・スキルも高くなっています。また楽天の事業は大規模サービスが特徴的ですので、同じ経験を持っている方のほうが受かりやすい傾向にもあります。
ただ、一方で応募職種や楽天が手掛ける業界も広いことから多くの人にチャンスはあると言えます。例えば営業ひとつをとってみても、金融系、IP関連、官公庁向け、ファッション、Eコマース、出版などその応募職種は多種多様となっています。
このように楽天の中途募集ポジションは多いため、転職エージェントに相談し自身のやりたいことが実現できるポジションがあるのか、またこれまでの経験を活かせて応募できるポジションを相談してみることがまずは一歩かと思います。
(3) 面接の通過率が低い
上記2点の通り、人気企業であり、採用ポジションでの求めるスキルから、おのずと面接通過率も低くなっています。楽天で実現したいことはもちろん、チャレンジ精神、成長意欲、という視点を重要視しているため、面接でのアピールはもちろん論理的思考能力やコミュニケーション能力もポイントとなってきます。
面接でこれらをアピールする必要があるでしょう。さらになぜ楽天なのか、ポジションによっては他業界の可能性もあるため、なぜ楽天でなければいけないのかを論理的に述べることがポイントとなっており、その通過率は低くなっています。
楽天の選考フローは?
楽天の選考フローは以下のようになっています。ポジションに応じて面接回数や、オンライン・対面など異なってきます。応募から内定までは、大体1カ月~2カ月程度となっています。
書類選考(Webテスト)
各ポジションの採用責任者が応募職種における求める人財像(経験、スキル)とのマッチングの観点から選考履歴書・職務経歴書を基に判断されます。応募ポジションと親和性のある経験、スキルをアピールしましょう。専門職であればどんな業務内容を経験してきたのか、企画系であれば実績を記載するようにしましょう。
1次~2次面接
面接では、転職理由はもちろんですが、入社して何がしたいのか、という質問や、前職における成功体験・失敗体験などがよく聞かれます。
求める人材像でも述べたように「論理的思考能力」「考え抜く力」「自走できる当事者意識を持った人」「チームとして何かを成し遂げられる人」がキーポイントになってきますので、これまでの経験から深堀質問され、一貫性をもって話しているのか、しっかりと物事を考えて業務をしてきた人なのか、を見極められています。
どんな対策が必要かは転職エージェントに相談しながら進めると良いでしょう。
最終面接
最終面接では、基本的には他面接と同じ内容になりますが、ここでも書類→面接で答えた内容と齟齬がないよう、ロジカルに答えていきましょう。
どのような対策が必要か?
楽天への転職では面接対策が重要なポイントとなります。書類においても実際に不採用になっているケースもあるため、ここでは書類、面接と合わせて、どのような対策が必要なのかご紹介していきます。
書類対策
一般的な書き方で問題ありませんが、応募ポジションと親和性のある経験、スキルをアピールしましょう。専門職であればどんな業務内容を経験してきたのか、企画系であれば実績を記載するようにしましょう。転職エージェントに相談し、客観的な意見も交えてブラッシュアップしながら進めると良いかと思います。 応募書類の重要なポイントは人事担当者に「会ってみたい」を思ってもらうことです。どんなに人物面がよくてもこの書類選考で落ちてしまっては面接で何も伝えられません。
面接対策
楽天では一般的な、自己紹介から始まり、なぜ楽天なのか、志望動機や転職理由から、これまでの経験で苦労したこと、それをどのように乗り越えてきたのか、などが聞かれます。これまでの経験とこれから楽天でやりたいことを関連付けて一貫性をもって話せる必要があるでしょう。
そのため徹底的に自己分析、そして楽天の企業分析を行いう必要があります。また面接では自信をもって話せなくてはいけないため、例えば想定質問に対しての問答など模擬面接で練習を重ねたり、自分自身の回答がロジカルになっているのか、録音しながら振り返って確かめながら進めていくのもいいでしょう。
転職エージェントに相談する
楽天がどのような人材を求めているのか」を的確に把握することが転職成功のカギとなります。 sincereedでは楽天への転職支援数も多く、「どんな人材を求めているのか」このポイントを熟知しており、選考ノウハウはもちろん、入社事例やWebサイトには掲載されていないエクスクルーシブな情報も提供させていただきます。まずは一度ご相談頂ければ幸いです。
どんな人が楽天グループに向いているか
楽天グループは、日本発のグローバルテック企業として、圧倒的なスピード感とスケールを武器に成長を続けています。その一方で、日常生活を支えるインフラとしての責任感や社会貢献性も強く求められる職場です。ここでは、楽天で活躍しやすい人の特徴や、選考で見られるポイントについて詳しく解説します。
グローバル環境に対する適応力
楽天グループを語る上で欠かせないのが、グローバルへの強いこだわりです。2012年からいち早く社内公用語を英語に切り替え、現在では本社オフィス「楽天クリムゾンハウス」に在籍する社員の約40%が多国籍人材という、国際色豊かな職場環境が整っています。
日々の会議や社内研修、さらにはトップ層とのコミュニケーションも英語が基本。TOEICスコアについても、正社員採用には600点以上が必須であり、2年以内に800点を取得しないと減給となるルールがあります。そのため、英語に対する苦手意識が強い人や、グローバルなやりとりに抵抗がある人にはやや厳しい環境と言えるでしょう。
一方で、異文化や多様性を楽しみながら、世界中の優秀な人材と対等に働きたいと考える人にとっては、これほど刺激的な環境はありません。グローバルなプロジェクトに日常的に関わることで、視野の広いキャリアを築くことが可能です。
チャレンジ精神と失敗を恐れない姿勢
楽天では、「失敗は挑戦の証」として歓迎する文化が根付いています。実際、過去に国内事業で大きな失敗をした事業責任者が、その直後に新たな海外プロジェクトを任されるという例もあり、挑戦を重ねながら成長していく人を全力で後押しする風土があります。
特に、新規事業や経営戦略に関わるポジションでは、経営陣との距離が非常に近く、短期間でビジネススキルを磨き、キャリアを加速させることが可能です。実際、ビズリーチ(南壮一郎氏)やグリー(田中良和氏)、プレイド(倉橋健太氏)など、楽天出身の起業家・経営者は多数おり、「楽天出身=転職力が高い」とも言われています。
このような背景から、自ら考え、失敗を恐れずに行動できる人材が楽天にはフィットしやすいと言えるでしょう。
社会的インパクトを重視するマインド
楽天のサービスは、ECや金融、モバイルといった人々の生活に密着した領域を広くカバーしており、企業としての存在そのものが社会インフラの一部となっています。楽天経済圏の中で70以上のサービスを展開し、1億以上の楽天IDに基づくデータを駆使することで、日々膨大な生活行動データが蓄積・分析されています。
このような環境では、意思決定において直感や感情ではなく、データに基づいた論理的なアプローチが重視されます。つまり、論理的思考力やデータ分析スキルを活かし、社会にポジティブな影響を与えたいという志向を持つ人にとっては、大きなやりがいを感じられる職場です。
楽天グループにマッチしやすい人物像とは?
楽天グループで活躍している人材には共通する特徴として「自ら変化を生み出し、スピード感を持って実行し、社会に価値を届ける」マインドを持っていることがあげられます。
弊社がご支援した実績をもとに、楽天にフィットする人物像を具体的に紹介します。
1. 変化とスピードに柔軟に対応できる人
楽天では、事業環境の変化が日常的に発生します。だからこそ、前例にとらわれずに対応し、スピーディに意思決定できる柔軟性が求められます。
グループ全体で「Kaizen(改善)・スピード・成長」を重視しており、思考と行動のスピードに自信のある人にとっては非常に刺激的な環境です。
2. 論理的思考とデータ分析に強い人
1億件を超えるIDデータをもとに、楽天ではすべての意思決定にデータドリブンな視点が求められます。論理的に課題を捉え、数値を根拠に改善施策を考えられる人は、どの部署でも高く評価されます。
そのため、コンサルティングファーム出身者や、データを活用して顧客価値を最大化してきた人材との相性が非常に良いです。
3. グローバル・多様性に対する適応力
社内には20%以上(※)が多国籍の人材で構成されており、公用語も英語。会議・研修・社内文書の多くが英語で行われるため、英語への苦手意識がないことが重要です。
グローバルな環境で働くことに興味があり、異文化を楽しみながらオープンなコミュニケーションができる人は、大きく成長できるでしょう。
※参照元:https://corp.rakuten.co.jp/sustainability/diversity/(2025年8月時点)
4. 社会的意義や貢献に価値を感じる人
楽天の提供するサービスは、生活インフラに直結しています。だからこそ「成功とは社会への貢献」という企業理念のもと、自分の仕事を通じて社会にポジティブな変化を起こしたいという思いを持った人には大きなやりがいがあります。
単なる利益追求ではなく、長期的に社会と向き合いたい人に向いています。
楽天でのキャリア形成
楽天の魅力は、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できるフィールドの広さにもあります。実際に、以下のようなキャリアチェンジの成功事例も存在しています。
◆コンサルティングファーム → マーケティングへの転職事例
大手コンサルティングファーム(2年経験)から未経験マーケティングポジションへ内定、年収200万円アップの転職を実現。コンサルタントと同様に課題設定・解決スキルが求められるため、論理的に課題解決できる力があれば、マーケティング職種でも十分に活躍可能です。
◆営業職 → ECコンサルタントへの転職事例
印刷会社や地方銀行での営業経験者が、ECコンサルタントにキャリアチェンジ。顧客本位の営業経験や、顧客企業と伴走する力が重宝されます。
このように、楽天では職種・業界未経験からのチャレンジも歓迎されており、「多様な経験を持つ人材」が活躍する土壌が整っています。
加えて、80以上の事業・多様な職種が存在するため、キャリアの横展開も可能。一つの会社にいながら、異なる領域や役割へと挑戦できる柔軟なキャリアパスも、楽天ならではの魅力です。
求める人材像
ポジションごとに応募要件は変わりますが、経験スキルだけでなくマインド面について三木谷氏のインタビューから紐解いていきましょう。
インタビューの中で3点切り出してみました。
大切なことは、プロフェッショナルとして「やり抜く」こと。“Get Things Done”、つまり様々な手段を凝らして、何が何でも物事を達成するという強い決意です。目標をクリアできなかった時に「ここまでやったから」と自分に言い訳するのではなく、「どうすれば達成できるか」を考え、そしてまた挑戦する。
創業当時からアントレプレナーシップの醸成・活性化を大切にしています。一から新しい事業を立ち上げるという風土を作っていくことが従業員の成長につながり、企業の競争力を高めていくものと考えています。
楽しくやったほうがいい一方で、勝たなくては意味がない。ビジネスに対しても、その意識が重要だと思います。こうした価値観を共有できる人と一緒に仕事がしたい、と考えています。
これらのことから、上場企業とはいえ常に挑戦し失敗当事者意識を持って行動できる人、そしてたとえ失敗したとしてもそこから何を学びどう次に活かすのか、常に考えられる人、を求めていることが分かります。
さらに代表取締役 副社長執行役員 百野氏のインタビューでは、
楽天が求めているのは「自分が活躍するフィールドを果てしなく広げたいと思っている人」です。そして、もうひとつ重要なのは、それを実現するための具体的な努力を自発的にできる「自走する人」であることです。
楽天は、皆がひとつのチームとして、本気で世界に挑んでいる会社です。ともに志を持って目標を踏破する仲間を求めています。
と語っており、やはり「自走できる人」=「当事者意識を持って動ける人」と述べています。また独りよがりではなく一つのチームとして成し遂げていける力を持っている人も求めていることが分かります。
楽天への転職理由
楽天に転職を決めた理由として特に多いのは下記4点です。
①多様なビジネス展開
②ベンチャーマインドを持った社風や成長機会
③社内の公用語が英語
④社員の多様性
1つずつ詳しくご紹介していきます。
①多様なビジネス展開
楽天の事業内容が多岐にわたることについては、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
本記事にて詳しくご紹介していますが、楽天グループではインターネットサービス、金融サービス、モバイルサービス、プロスポーツといった多様な分野で70以上のサービスを提供しています。このような企業スケールの大きさ、カバー領域の広さに魅力を感じて転職を決めたという声は非常に多く聞かれます。実際の口コミとしては「幅広く仕事を選択できるのではないかと思い入社を決めた。確かに楽天の事業は多岐にわたるので仕事の選択肢も豊富」「面接の際に楽天が持つビッグデータやプロダクトの影響範囲の広さについて知り、ビジネススケールの大きさに魅力を感じたのが決め手」という声がありました。
今や”楽天経済圏”という言葉もよく耳にするほど、生活で利用するサービスを楽天に寄せている消費者も多いのではないでしょうか。楽天市場、楽天銀行、楽天カードなど、1つ1つのサービスが強い点も魅力的ですね。
②ベンチャーマインドを持った社風や成長機会
楽天の社風や、成長できる環境に魅力を感じたという声も多くありました。企業規模の大きい楽天ですが、ベンチャーの風土も残っており、やりたいことには積極的に挑戦させてもらえる環境です。口コミでは「若くても実力次第でマネジメントを任せてもらえる点が良いと思った」「ビジネススケールは大きくても、自分で考えて裁量をもって働けるベンチャーマインドに魅力を感じた」「スピード感ある社風に惹かれた」というものがありました。
楽天の社風や成長機会について、実際の社員の声もご紹介します。
・楽天で面白いと思う瞬間は、自分が望めば、役割を超えてどんな仕事にもチャレンジできるところ。ビジョンと成功のロジックさえ示すことができれば、誰もその挑戦を止めないばかりか、むしろサポートするカルチャーにワクワクします。
(2018年中途入社/女性/ブランドマネジメント)
・楽天は、グローバルで大きな基盤と挑戦できるフィールドがあり、大企業でありながらスタートアップの熱量があることが、大きな魅力です。会社にとって大切なことならば、世界中から賛同者が集まり支持してくれます。
(女性/データコンサルタント)
楽天は現在も多くの新しい事業を生み出しており、新規プロジェクトに携われる機会も多い環境。楽天ほどの大きな規模の中でスタートアップの熱量をもって働けるのは、他社ではなかなか味わえない醍醐味と言えますね。
③社内の公用語が英語
2012年に英語を社内で公用語化した楽天。この取り組みは、日本国内外のグループ社員間の円滑な情報共有、世界の最新情報をスピーディに掴むこと、そして世界中から優秀な人材が集まり、一体感をもった競争力のある組織にしていくことを目指してスタートしました。2015年には、全社目標としていたTOEIC平均スコア800点をクリアしています。
楽天の社内公用語が英語である点を転職理由に挙げていた声も多く、中には「学生時代に学んだ英語力を活かしたいと思った」「語学留学の経験を活かせると感じた」というように、一度は英語を使わない仕事に携わったものの、やはり英語を活かせる仕事がしたいと感じて楽天に転職した事例もありました。
社内では朝礼やミーティングが英語で行われている部署も多数ありますが、一方で英語を全く使わない部署もあるようなので、英語をどのくらい使用するかどうかは面接で確認することをおすすめします。
④社員の多様性
社員の国籍やバックグラウンドの多様性、女性活躍について魅力を感じた方も多くいるようです。
楽天が英語を公用語化した目的として「世界中から優秀な人材が集まり、一体感をもった競争力のある組織にしていくこと」とご紹介しましたが、楽天は実際に100以上の国や地域から従業員が集まっている会社です。国籍や文化的な生い立ちが違う分、課題に対して様々な視点からアプローチしたり、多様な文化から生まれる意見を通してグローバルに価値を提供できるプロダクトを考えるのが楽しい、という社員の声もありました。
また女性社員割合40.7%、女性管理職割合32.7%(※)と、女性が活躍している環境でもあります。このような社員の多様性を転職理由に挙げている口コミとしては「面接官が多様性に富んでおり、様々な社員がいる中で働けることがプラスになりそう」「女性が多く、ライフイベントを経ても長く働けそうと感じた」というものがありました。
※参照元:https://corp.rakuten.co.jp/sustainability/diversity/(2025年8月時点)
楽天グループで働く魅力
事業の魅力
楽天の魅力の一つは、80以上の事業を通じて社会全体に大きな影響を与えられるスケール感にあります。楽天ポイントを中心としたサービス連携により、各サービスが単独で存在するのではなく、互いにユーザーを循環させながら付加価値を生み出している点が特徴です。
また、楽天は「他社がやっているから参入する」のではなく、「生活インフラとして必要かどうか」という視点で事業展開をしています。そのため、たとえ後発であってもユーザー視点を徹底することで存在感を発揮できるビジネスモデルを持っています。
仕事の魅力
楽天では、年次や職位に関わらず、実力とやる気次第で大きな裁量が与えられます。入社2年目で海外事業の集客を一任された社員がいるなど、若手の成長機会は非常に豊富です。
一方で、データドリブンな意思決定と、各事業のスピード感のあるPDCAが求められるため、常にビジネスに向き合う覚悟と責任が求められます。挑戦に対して寛容で、失敗も学びと捉える文化があるため、成長を求める人には魅力的な環境です。
環境・制度の魅力
働く環境も整備されており、原則週4日の出社+週1のリモートワークという柔軟な働き方が可能です。コロナ禍でも早期にリモート対応を整備し、社員の働きやすさを重視した制度設計がされています。
また、社員食堂では1日3食が無料で提供されており、ジム、美容室、託児所などの施設も完備。まさに“暮らせるオフィス”とも言える充実ぶりです。
さらに、TOEIC800点以上を正社員要件とする英語基準を設けることで、社内公用語を英語としながらも、国際水準の情報やスキルにアクセスしやすい環境を整備。部門によって英語使用頻度は異なりますが、グローバルな視野を持った働き方を望む人にも向いています。
楽天グループは、安定したインフラと挑戦的なベンチャーマインドを併せ持つ稀有な存在です。
成長したい、影響力のある仕事がしたい、生活を変える仕組みを作りたい——そんな思いを持つ人にとって、楽天は最適なフィールドだと言えるでしょう。
楽天の会社概要
転職活動でおさえておきたい情報として、会社概要をご紹介します。
会社名 | 楽天グループ株式会社 (英文社名: Rakuten Group, Inc.) |
本社所在地 | 〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
楽天クリムゾンハウス TEL. 050-5581-6910(代表) |
代表者 | 代表取締役会長兼社長
三木谷 浩史 |
設立 | 1997年2月7日 |
楽天市場開設 | 1997年5月1日 |
株式店頭上場 | 2000年4月19日 |
資本金 | 452,646百万円(2024年12月31日現在) |
従業員数 | 単体:9,885名
連結:29,334名 (2024年12月31日現在) ※ 使用人兼務取締役、派遣社員及びアルバイトを除く就業人員ベース |
※参照元:https://corp.rakuten.co.jp/about/(2025年8月時点)
楽天の企業理念
面接対策で特に外せないのが企業理念。しっかり把握して面接に挑みましょう。
◆MISSION(ミッション):
イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする
常識にとらわれず
アイデアを重んじ
イノベーションで
世界を変える
◆VISION(ビジョン):グローバルイノベーションカンパニー
私たちは世界中の人々が夢を持って幸せに生きられる社会を創るために
知力と創造力と想いを結集し、何事をも成し遂げていく企業文化のもと
常識をくつがえすイノベーションを生み出し続けることを目指します
◆Values and Principles(価値観・行動指針):楽天主義
楽天グループのあり方を明確にすると同時に、全ての従業員が理解し実行する価値観・行動指針が「楽天主義」です。「ブランドコンセプト」「成功のコンセプト」の2つで構成されています。
≪ブランドコンセプト≫
ブランドコンセプトは、楽天グループの事業を通して実現しようとしている価値観を提示しています。
大義名分 -Empowerment-
長期的な成長を遂げられる事業とは何か?それは、社会的意義があり、社会から必要であると評価される事業であると考えます。楽天グループにとっての社会的意義は、エンパワーメントという言葉で表現出来ます。インターネットの特性を活かし、多くの人にチャンスを提供し、フェアな社会を構築する手助けをしていきたい。これが楽天グループの大義名分です。
品性高潔 -気高く誇りを持つ-
大義名分のある事業を行う場合に重要なのは、それを如何にして実行するかということです。ブランドコンセプトでは、それを品性高潔という言葉で表現しています。「気高さ」「誇り」「うそをつかない」「誠実」というスタンスが、楽天グループにおいて事業を行う上での大前提です。
用意周到 -プロフェッショナル-
いくら大義があったとしても、その事業を成功させられなければ、社会に貢献することは出来ません。成功するための方法論として、楽天グループでは、「成功の5つのコンセプト」を定めています。「成功の5つのコンセプト」を体現して、役員・従業員一人ひとりがプロフェッショナルに事業を進める。用意周到な事業の実行により事業の成功は得られると考えています。
信念不抜 -GET THINGS DONE-
大義名分のある事業であっても、厳しい競争の中で成功を収めることは簡単ではありません。しかし、事業を行う大義名分が確かなものであれば、簡単にはあきらめることは出来ないはずです。そのためには、状況に応じてアクションを再構築する。GET THINGS DONEの精神こそ、楽天グループの事業を推進する姿勢です。
一致団結 -チームとして成功を掴む-
楽天グループは、様々なバックグラウンドを持った人材が活躍している場です。その多様性をグループの強みにするためには、一人ひとりが、全体の方針に向かって、一致団結して進んでいくことが重要です。楽天グループはひとつの大きなチームである。チームワークよく、多様なメンバーの力を最大限発揮させられる組織こそが、成功を収められると考えています。
≪成功のコンセプト≫
「ブランドコンセプトを実現する」という楽天グループの掲げる目標に揺るぎはありません。「楽天の目標」への共感度を強め、実現度を高めるために「成功のコンセプト」があります。
常に改善、常に前進
人間には2つのタイプしかいない。
【GET THINGS DONE】様々な手段をこらして何が何でも物事を達成する人間。
【BEST EFFORT BASIS】現状に満足し、ここまでやったからと自分自身に言い訳する人間。
一人一人が物事を達成する強い意思をもつことが重要。
Professionalismの徹底
楽天グループはプロ意識を持ったビジネス集団である。
勝つために人の100倍考え、自己管理の下に成長していこうとする姿勢が必要。
仮説→実行→検証→仕組化
仕事を進める上では具体的なアクション・プランを立てることが大切。
顧客満足の最大化
楽天グループはあくまでも「サービス会社」である。
傲慢にならず、常に誇りを持って「顧客満足を高める」ことを念頭に置く。
スピード!!スピード!!スピード!!
重要なのは他社が1年かかることを1ヶ月でやり遂げるスピード。
勝負はこの2~3年で分かれる。
楽天の事業内容
≪楽天独自の経済圏、楽天エコシステム≫
楽天グループは国内外において、Eコマース、トラベル、デジタルコンテンツなどのインターネットサービス、クレジットカードをはじめ、銀行、証券、電子マネー、スマホアプリ決済といったフィンテック(金融)サービス、携帯キャリア事業などのモバイルサービス、さらにプロスポーツといった多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しています。これらサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付けることで、他にはない独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を形成しています。
◆E-Commerce
・楽天市場
・楽天ブックス
・ラクマ
◆Card&Payment
・楽天カード
・楽天Edy
・楽天ペイ
◆Banking
楽天銀行
◆Securities
楽天証券
◆Insurance
・楽天生命
・楽天損保
◆Sports&Culture
・楽天イーグルス
・ヴィッセル神戸
◆Ads&Media
・楽天Advertising
・楽天Marketing Platform
◆Digital Content
・楽天TV
・楽天VIKI
・楽天kobo
◆Life&Leisure
・楽天Travel
・楽天GORA
◆Mobile
・楽天Mobile
・楽天Viber
楽天の育成制度
楽天は、従業員が継続的に成長し、一人ひとりの力が最大限発揮される「学び続ける組織(Learning Organization)」となることを目指しています。日々の業務や新しいサービスの開発に必要な技術的なスキルはもちろん、ビジネススキルの習得や自己啓発のサポートを通じて、従業員一人ひとりのキャリア開発を後押ししています。
具体的な内容について、下記の項目別にご紹介していきます。
①目標設定・人事評価
②1on1ミーティング
③研修制度
④社内オープンポジション制度
⑤エキスパート認定制度
≪①目標設定・人事評価≫
楽天では、全従業員が半年ごとにコンピテンシー(仕事のプロセスにおいて発揮する能力)とパフォーマンス(成果)の目標を立てています。コンピテンシーは、楽天の価値観・行動指針である「楽天主義」の「成功のコンセプト」に基づいて定義されており、下記の11項目から成ります。
コンピテンシー評価によって月額給与が、パフォーマンス評価によって業績賞与が決まります。勤続年数に関わらず、能力・成果に対し正当な評価を受け、ステップアップできる制度です。
【コンピテンシー評価】※全11項目
◆常に改善、常に前進
チャレンジ/革新/Get Things Done
◆Professionalismの徹底
当事者意識/人材育成/チームビルディング
◆仮説→実行→検証→仕組み化
戦略策定/人・モノを動かす/仕組化
◆顧客満足度の最大化
顧客価値の向上
◆スピード!!スピード!!スピード!!
スピーディな判断
≪②1on1ミーティング≫
楽天では、チームメンバーとマネージャーが1対1で行う1on1 ミーティングを定期的に実施しています。チームメンバーは、悩みや心配事を相談し、コンピテンシー開発や目標の達成に向けたフィードバックを受けることで、新しい行動につながる気づきを得られます。一方マネージャーも、適切で効果的なフィードバックを提供できるようトレーニングを受ける機会があり、1on1 ミーティングは両者にとって成長の場となっています。チームメンバー・マネージャー間の信頼関係をより強固にし、相互のフィードバックを通じてお互いが学び続けることができる仕組みです。
2022年に1on1ミーティングを実施した従業員の割合は96%となり、満足度は91%でした。
≪③研修制度≫
◆全従業員向け
組織でより大きな裁量を持ち活躍できるスキルを習得するための「階層別研修」、論理的思考やリーダーシップを培う「ビジネススキル研修」、英語力や異文化マネジメントを磨く「Englishnization Next」の3つのカテゴリーで展開し、従業員の能力を最大限に引き出し、自律的なスキルアップをサポートしています。
Onboarding | 新入社員・新任マネージャーを対象に、組織やチーム、その役割にいち早くなじめるよう必要な情報や知識を提供
・新卒採用者向け:新卒研修、フォローアップ研修 ・中途採用者向け:中途入社者研修 ・新任マネージャー:マネージャーオンボーディング |
Business
Essentials |
ビジネスパーソンに必要なスキルの研修
・コンピテンシー研修(R-Basics):階層別コンピテンシー開発研修 ・ビジネススキルベーシック:タイムマネジメント、ロジカルシンキング、課題解決など ・ビジネススキルアドバンス:クリティカルシンキング、経営戦略、会計、リーダーシップなど全14講座 |
Role-based | メンター、評価者などの役割を持ち、組織でより大きな裁量を持って活躍できるスキルを習得するための研修
・メンター向け:メンター基礎研修、新卒メンター研修 ・新任評価者向け:新任評価者プログラム ・1on1ミーティング:効果的な1on1ミーティング研修(スキル研修、フォローアップ研修、フィードバック研修) |
Data&AI | 個人の目標設定やビジネス戦略の策定、あらゆる業務判断において、蓄積されたデータや分析データをもとにした意思決定を実践する流れを学ぶ研修 |
D&I | 100を超える国・地域から集まる従業員がお互いの個性や価値観を尊重し、一つのチームとして働くことができるインクルーシブな職場環境を築くために必要な知識やスキルを学ぶ研修
・日常生活で生じる「無意識のバイアス」への気づきを促す研修 ・異なるバックグラウンドを持つ従業員同士が仕事を進める上で必要な考え方や行動を学ぶ研修 |
Culture&
Language |
言語を学ぶだけでなく、文化の違いを認識・尊重し、多文化カルチャーのチームにおいて効果的なコミュニケーション方法や、信頼性を構築するためのスキルを学ぶ研修
・英語学習者向け:TOEICサポートプログラム、ビジネス英語 ・日本語学習者向け:日本語研修、日本文化ワークショップ ・全従業員向け:異文化コミュニケーション研修、異文化マネジメント研修 |
Self-
Development |
従業員の成長とキャリアアップを支援するため、自己学習を促進する機会を提供
・キャリアに必要な知識やスキルを習得できる6000以上のプログラムを受講可能 ・オンライン図書館「楽天デジタルライブラリー」にて、テクノロジー、ビジネス、自己啓発、語学学習などのジャンルで2,700タイトルを超える電子書籍やオーディオブックを無料でレンタル可能 |
◆エンジニア向け
開発・技術部門は楽天の中でも特に多様性に富んだ環境です。そのため、国や言語の違いを越えてお互いを尊重し合い、円滑なコミュニケーションが育まれることを目指したビジネススキル研修のプログラムが組まれています。また、楽天のシステム開発に求められる技術の習得や、スキルアップを支援する技術研修のプログラムも充実しています。さらに、講師認定プログラムを受講した後はトレーニングの講師を務めることも可能で、専門スキルをさらに高める機会として多くの従業員が講師を務めています。
バイアス管理 | 自分自身の無意識のバイアス(先入観、偏見) を理解し、その影響を少なくする方法を学ぶ研修 |
AIの基礎 | 実地研修を通じて、機械学習などのAI技術を利用して実際的なソリューションを実現する方法を学ぶ研修 |
アジャイルソフトウエア
開発入門 |
アジャイルソフトウェア開発(迅速なソフトウェア開発を行う開発手法)に関する入門編の実地研修 |
≪④社内オープンポジション制度≫
上記”楽天の事業内容”でもご紹介した通り、多岐にわたるサービスを展開する楽天独自の経済圏「楽天エコシステム」によって、従業員は様々な職種や業種に挑戦でき、多様なキャリアと成長の機会の提供が得られる環境です。キャリアプランの実現に向けた従業員の自主的な挑戦を促すため、「社内オープンポジション制度」を導入しています。従業員はポータルサイトにおいて、社内のキャリアの機会を知り、次のステージに円滑に進むために必要なスキル、知識、資格などを理解することができます。
≪⑤エキスパート認定制度≫
高い技術力をもち、楽天の開発部門の技術力向上に貢献している人材を認定する人事評価制度「エキスパート認定制度」。認定を受けた従業員には、通常の報酬制度に加えて、エキスパート認定としての月給・賞与・ストックオプションが与えられます。担当業務でスキルを発揮するだけでなく、従業員への技術トレーニングの提供や外部の有識者団体への参画などの社内外の活動を推奨し、楽天から世界を牽引するエンジニアをより多く輩出していきます。
楽天の福利厚生
楽天が目指す福利厚生は、金銭的なサポートだけではなく従業員の暮らしと心身の健康をしっかり支える仕組みを提供すること。2022年・2023年には、従業員に対し、特に優良な健康経営を行っている企業に与えられる「ホワイト500」にも2年連続で認定されました。
楽天ならではの様々な社内制度や施設が整備されています。
◆出産・育児・介護に関するサポート
結婚休暇、妊娠中の通院休暇、産前産後休業、配偶者出産休暇、出生時育児休業、育児休業、子の看護休暇、介護休業、家族の介護休暇、妊娠/育児/介護期間中の短時間勤務制度、時差出勤制度、フレックス勤務制度、時間外や休日・深夜残業の免除、在宅勤務制度、出産見舞金、出産育児一時金、社内託児所、搾乳室、内閣府ベビーシッター割引券、家事代行サービスの法人契約、休職前/復職前セミナーの実施、等
◆食事補助
カフェテリアのあるオフィスでは、朝・昼・晩3食の食事を基本無料で提供しています。メインメニューはすべて日替わりで、その日の気分や好みに合わせて選択することができます。しっかり食べたい人に向けたメニューから野菜中心メニュー、また、一部のカフェテリアではハラル、インドベジにも対応しています。様々なニーズに応えたバラエティ豊かなメニューが好評です。
※厨房の無い小規模オフィスでは、ケータリングによる食事提供やバウチャーによる昼食の食事補助などが受けられます。
◆ストックオプション・従業員持ち株会
楽天には、株に関する制度として「ストックオプションプログラム」や「従業員持株会」があります。「ストックオプションプログラム」は報酬プログラムの一つとして、楽天の株式100株を1円で購入できる権利を付与する制度です。業績や評価に基づいて最大年に2回権利が付与されることがあります。「従業員持株会」は社員が自身で設定した金額を給与から天引きし、定期的に楽天の株式を購入していく制度です。中長期的な資産形成につながります。
◆クラブ活動(Rakuten Official Club)
楽天には約50のクラブがあり、役職や雇用形態に関係なく自由に加入・活動することができます。会社から活動費の一部補助も行っており、従業員間のコミュニケーションを促進しています。
◆楽天クリムゾンハウス(本社)サービス施設
楽天クリムゾンハウス内には充実した福利厚生施設が揃っています。託児所、カフェテリアのほか、ヘアサロン、ネイルサロン、フィットネスジム、鍼灸&マッサージ、クリーニングなど、プロによるサービスを優待価格で受けることができます。
◆社員寮(Residence, Mizonokuchi)
食事や団欒をゆっくりと楽しめるダイニングラウンジ、複数人が同時に利用できる広々としたキッチンやランドリー、プロジェクターやホワイトボードも用意されたコミュニケーションスペースなど、快適に過ごせるよう配慮された共有スペースが揃っています。
※新卒入社者対象。その他、入寮には一定の条件があります。
◆その他
福利厚生サービス(リロクラブ)、健康カウンセリングサービス、入社時のビザ取得・更新サポート、リロケーションサポート、従業員向け優待割引(引っ越し・語学学習等)等、安心して働ける環境を整備しています。
楽天へのご転職をお考えの方へ
楽天への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
楽天への転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。