楽天の福利厚生、ワークライフバランスは?
2024/06/23

楽天の福利厚生、ワークライフバランスは?

楽天グループ株式会社は「楽天市場」をはじめ、金融・通信・スポーツなど70以上のサービスを展開する、日本を代表するIT企業です。2023年度の売上高は約2兆円に達し、その成長と多様な事業展開は、転職希望者から根強い人気を集めています。

 

そんな楽天グループでは、社員一人ひとりが最大限の能力を発揮できるよう、充実した福利厚生と働きやすい環境を提供。柔軟な働き方やスキルアップを支援する制度、心身の健康をサポートするプログラムなど、社員の多様なニーズに応えるための様々な取り組みを行っています。

 

そこで本記事では、楽天への転職支援に強いエージェントとして数多くの支援実績を誇る弊社sincereeが、楽天の福利厚生を紹介していきます。楽天への転職で気になる口コミ情報もあわせて紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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楽天の福利厚生

楽天グループは、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮し、充実した毎日を送れるよう、多様な福利厚生制度を用意しています。ここでは、柔軟な働き方、育児・介護との両立支援、食事補助に加え、その他独自の制度について詳しくご紹介します。

柔軟なワークスタイル

楽天グループは、社員が柔軟に働けるよう下記の制度を導入しています。

 

フレックスタイム制度(R-Flex)

月の所定労働時間内であれば、日々の始業・終業時刻や労働時間を自由に決められる制度です。業務の状況に合わせて効率的に働くことで、生産性の向上を目指しています。

 

時差勤務制度(R-Timeshift)

定時を2時間前後に設定・時差勤務ができる制度です。出勤時間を柔軟に変えられるため、個人の生活リズムに合わせて働けます。

 

在宅勤務(R-Satellite)

妊娠・育児・介護・病気などの理由で在宅勤務が必要な場合は「R-Satellite」という制度を利用できます。

新型コロナウイルスの流行時、楽天では社員の安全を最優先にすべく上記の制度を積極的に活用し、柔軟かつ安全な働き方を推奨しました。

また、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制度や週3日勤務、短時間勤務といった多様な働き方も選択可能です。リモートワーク制度も導入されており、場所にとらわれずに働くこともできるため、生産性の高い働き方が実現できる環境だといえます。

 

仕事と育児・介護の両立支援

楽天グループは、仕事と育児・介護の両立を支援する様々な制度を整備。一例を挙げると以下のとおりです。

 

・妊娠中の通院休暇

・産前産後休業

・配偶者出産休暇

・出生時育児休業

・育児休業、子の看護休暇

・介護休業

・家族の介護休暇

・妊娠/育児/介護期間中の短時間勤務制度

・出産見舞金、出産育児一時金

 

上記の育児・介護支援制度により、2023年の産休・育休後の復職率は97%と高い水準を誇っています。

 

育児支援としては、子供が3歳になるまでの育児休業に加え、短時間勤務や在宅勤務も可能です。加えて、社内託児所「楽天ゴールデンキッズ」やマザーズルーム(搾乳室)の設置、ベビーシッター割引券の導入、家族を職場に招待するオープンファミリーデーの実施など、仕事と育児を両立しやすい環境が整っています。

また女性活躍推進の一環として、ワーキングペアレンツネットワークの構築や、各種セミナー(休職前セミナー・復職前セミナー)も開催。介護に関しても、介護休業や介護短時間勤務制度など、柔軟な働き方を支援する制度が充実しており、安心して介護と仕事が両立できるよう相談窓口も設けられています。

 

食事補助

楽天グループは、社員の健康的な食生活をサポートするために独自の食事補助制度も整備。カフェテリアを完備したオフィスでは、バラエティ豊かな朝・昼・晩3食のメニューを基本無料で提供しています。

しっかり食べたい方向けのメニューから野菜中心のメニューまで、献立のレパートリーが幅広いのが特徴的です。一部のカフェテリアではハラルやインドベジにも対応しており、様々な食のニーズに応えています。小規模オフィスではケータリング・バウチャーによる食事提供があり、社員は働く場所に関わらず、バランスの取れた食事をリーズナブルに楽しめます。

広々としたカフェテリアはリラックスできる雰囲気で、食事を楽しみながら社員同士のコミュニケーションを深める場としても活用可能。社内にはコンビニエンスストアも併設されており、軽食や飲み物なども手軽に購入できます。楽天グループはこれらの食事補助を通じて、社員の健康維持と活気ある職場環境づくりに注力しています。

 

クラブ活動(Rakuten Official Club)

楽天グループでは社員同士の交流を深め、共通の趣味を持つ仲間と活動できるよう、公式クラブ活動「Rakuten Official Club」を設置。個社・部署・役職・雇用形態の垣根を越えて、同じ価値観や共通の趣味を持つ社員が交流できるクラブ活動です。

2021年現在、テニス・サッカー・サイクリング・クリケットといったスポーツ系から、文化系のグラフィックレコード・ジャパニーズティークラブ、さらにはストリートダンスや最新カルチャーのeSportsまで、およそ50の多種多様なクラブが活動しています。

 

各クラブは社員の自主的な運営によって成り立っており、定期的に成果やパフォーマンスを披露するイベントも開催。これらの活動は社員同士のコミュニケーションを活性化させ、ストレス解消にもつながるため、より良い職場環境づくりに貢献しています。

楽天クリムゾンハウスサービス施設

楽天クリムゾンハウスは、社員の「WORK」と「LIFE」の充実を目指した楽天グループの本社オフィスです。開放的なオフィス空間には、仕切りのないデスクやオープンスペース、最新のビデオ会議システムが設置され、活発なコミュニケーションとグローバルな連携を促進しています。

また社員の健康をサポートするため、朝・昼・晩3食を無料で提供するカフェテリアや、最新設備のフィットネスジムを設置。専門的なプログラムを提供する託児所、体調不良時に相談できるクリニックなども完備されています。

他にもヘアサロン、ネイルサロン、鍼灸・マッサージ、クリーニングなどのプロによるサービスも優待価格で利用でき、社員の心身のリフレッシュと利便性向上に貢献しています。

 

その他

楽天グループは社員のモチベーション向上とワークライフバランスの充実を図るため、その他さまざまな福利厚生を提供しています。

ストックオプションプログラムは、業績や評価に応じて楽天の株式を1円で購入できる権利を付与する制度。最大年に2回権利が付与されることもあります。従業員持株会は給与天引きで楽天の株式を定期的に購入できる制度で、中長期的な資産形成に繋がります。

 

その他にも、福利厚生サービス(リロクラブ)や入社時のビザ取得・更新サポート、健康カウンセリングサービス、従業員向けの優待割引、リロケーションサポートなど、安心して働ける環境を整えています。

楽天の働く環境

社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できるよう、働きやすい環境づくりに取り組んでいる楽天グループ。ここでは、ダイバーシティの推進とウェルビーイングの推進についてご紹介します。

ダイバーシティの推進

楽天グループは「個々の違いが組織をより強くする」という信念のもと、多様性あふれるインクルーシブ(包括的)な職場環境の構築に注力。社員一人ひとりの能力開発と成長を支援し、公正な賃金と平等なキャリア形成の機会を提供することで、多様な才能が活躍できる社会を目指しています。

 

具体的には、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」や「異なるライフスタイルを持つ同僚との協働」といったテーマの研修を実施し、社員が互いの違いを理解・尊重し合えるように努めています。

 

また楽天では帰属意識を根付かせるために、従業員が「受け入れられている」「組織の一員である」と感じられる環境づくりを重視。全従業員を対象とした「従業員ネットワーク」や、子育て中の社員を支援する「ファミリーエンパワーメントネットワーク」、LGBTQ+の社員とその理解者をサポートする「LGBT+ネットワーク」、異文化理解を深める「異文化ネットワーク」など、様々なコミュニティを設けています。

 

他にも、社員同士の交流を促進するクラブ活動や、エンゲージメントを高めるための社内イベント「楽天スマイルプロジェクト」も活発です。これらの取り組みを通じて、楽天は社員一人ひとりが安心して自分らしく働ける、より多様で活気ある組織を目指しています。

ウェルビーイングの推進

楽天グループは「Well-being First」を掲げ、社員の心身の健康と社会的なWell-beingの向上を目指しています。

 

主に健康課題の特定や、運動不足・睡眠の質・体重管理の改善に焦点を当てた取り組みを実施。社員参加型のイベントとして、ウォーキングラリーやフィットネスジムイベント、ピラティスレッスンなどを開催しています。専門家によるセミナーやワークショップを定期的に開催し、社員全員の健康リテラシー向上も図っています。

 

また楽天の本社には、フィットネスジムやスパ、社内クリニックなどが完備。メンタルヘルス面でも、専門カウンセラーによる相談窓口やストレスマネジメントセミナーなどを提供し、社員が安心して相談できる体制を整えています。

 

これらの取り組みは社員の健康増進だけでなく、アブセンティーズム(休業状態)やプレゼンティーズム(健康の問題を抱えつつも業務を行っている状態)の低減にも寄与。楽天は、社員のWell-being向上を通じて、企業全体の活性化と社会への貢献を目指しています。

楽天の福利厚生についての口コミ

ここからは、実際に楽天で働いていた社員による福利厚生についての口コミをご紹介します。楽天への転職を検討する際に役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

“福利厚生の一環で、社割でアミューズメント施設やホテルなどを割引価格で利用できる。さらに、本社には備え付けのジム、サウナ、コンビニ、美容院、整体があり、平日の仕事の合間にリラックスすることもできる。”

(コマース&マーケティングカンパニー/在籍3~5年/新卒入社/男性)

 

“かなり調整がしやすい環境である。コアタイムの出社をすればフレックス利用が可能で有り、また有給休暇も取りやすい。時期によって忙しい時は周りのメンバーの状況次第ではあるが、事前に申請、共有を行えば基本的に好きなタイミングで休みを取ることができる。”

(コーポレート/在籍3~5年/新卒入社/男性)

 

“東京の場合は朝昼晩、大阪だとお昼ご飯がカフェテリアで無料で食べれますので、かなり食費を節約できます。完全週休二日制の祝日休み、お盆やゴールデンウィーク、年末年始に関しても毎回1週間程度の休みがあるので、ワークライフバランスは非常に良いと思います。”

(楽天モバイル、法人営業/在籍3年未満/退社済み/新卒入社/男性)

 

楽天グループの福利厚生に対する社員の評価は、概ね良好です。特に柔軟な働き方を実現できる制度や、カフェテリアでの食事補助、充実した福利厚生施設などが好評です。

 

“楽天に限った話ではないかもしれないですが、マーケティングなど企画職の部門はわりと休みをとりやすい一方で、運用やオペレーション部門は休むと他の人への影響がおおきいせいか、休みにくいと聞きます。大きな会社なのでばらつきはあるもの、管理職以上は総じて残業時間が多いため、あまり上に上がりたくないという声もよく聞きます。”

(モバイル・企画/在籍5~10年/新卒入社/女性)

 

一方で「休みが取りにくい」「管理職以上は残業時間が多くなる」といった意見も一部あります。しかし全体的には、楽天グループの福利厚生は社員の満足度向上に貢献しているといえるでしょう。

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