良品計画への転職、気になる評判・口コミは?
監修者 sincereed株式会社 井伊 美代子
株式会社マイナビに入社し、求人広告の法人営業を経験。その後株式会社リクルートキャリア(現リクルート)に入社。関西エリア、首都圏エリア大手企業の法人営業に従事。
大手企業からスタートアップ・ベンチャーまで幅広い業界・成長フェーズの企業様を担当。
良品計画への転職をお考えの方の中には、評判や口コミが気になる方も多いのではないでしょうか。口コミは本当なのか、自分がイメージする仕事は出来るのか、そもそも良品計画への転職すべきなのか、といった不安を抱く方も多いかと思います。
そこで良品計画の採用コンサルティングも手掛ける弊社sincereedが、実際に良品計画で働いている方の声も含め、「良品計画の実態」をご紹介していきます。
また良品計画への転職支援に強いエージェントとして、良品計画へ転職するための重要なポイントも合わせてご紹介していきます。
良品計画へのご転職をお考えの方へ
良品計画への転職、気になる口コミ・評判は?
良品計画で働いている方の声を、仕事のやりがい、成長性、福利厚生や社内制度に分けてご紹介していきます。
仕事のやりがい
- 主体的に目の前のことに取り組んでいけば、仕事の幅がどんどん広がっていく職場という点でやりがいを感じています。
- 「地域の皆さんに欠かせないコミュニケーションの場」になる、という土着化の取り組みは、現在の良品計画が目指している使命のひとつです。そのなかで店長を務めているということは、会社全体のチャレンジの最前線に身をおいているということですから、とてもやりがいを感じています。
- ブロックマネージャーになり、店舗と本部の橋渡し的な役割を担っています。会社全体の方針や取り組みに直に関われるようになり、さらにモチベーションが上がりました。
- 自分たちのやっていることの延長線上に「社会全体に良い影響を与える可能性」があることが肌感覚で感じられ、ワクワクしています。
- 社員同士それぞれ独自のアイデアやスキルがあり、予期せぬ化学反応が生まれることもあります。そうした力が上手く噛み合い、お客様の「ありがとう」につながった瞬間が何よりの喜びです。
- 「目標からの逆算」「施策の優先順位をつける」「リソースの計算」「個々のスタッフが一番輝く配置とオペレーションを考える」などの業務を通じて、監督業のような面白さにも気付けました。
良品計画では、企業理念である「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」の実現に向けて、無印良品ブランドの販売に力を注いでいます。その中で現在「第二創業気」として変革を推し進めている最中で、店舗のあり方や働き方を最適化する、という難題へ挑戦できる環境にやりがいを感じている社員が多いです。
また管理職としてチームをまとめたり、自然環境に配慮した商品を販売したり、といった部分でも仕事のやりがいに繋がっています。
成長性について
- 不安な気持ちになるたびにアドバイスをくださる先輩や同僚が現れ、結果的に思った以上のことが実現できていました。ハードルが高ければ高いほど次へチャレンジする勇気が湧き出て、その繰り返しで自分自身も成長できたと思います。
- 本当に自分に務まるのかと不安になったり、弱音を吐きたくなることもありましたが、その分短い期間で多くのことを吸収でき、ごまかしのきかない人間力が磨かれたように思います。
- 自分自身で何を成し遂げるべきか、常に考えながら行動するのは非常に大変でしたが、自分が良品計画の代表だと真剣に取り組んだおかげで精神的に成長できたと思います。
- 近年の良品計画では、プロフェッショナルなスキルを持つ方が中途入社するケースが増え、多様な経歴を持つ個性的なメンバーが集まっています。この多様性から生まれる相乗効果は、自身のスキル向上につながるだけでなく、働く環境として非常に魅力的だと感じています。
- 良品計画を通じて社会に貢献したい、という視点を認識できればきっと良い仕事ができると思いますし、自分もそうありたいと思っています。過去には苦しいことを色々と経験してきましたが、その経験が店長としての可能性を広げてくれました。
上記の社員の声にもあるとおり、良品計画では上下関係にとらわれず周りのメンバーと協力できる土壌が整っており、それが自己成長に繋がっていると感じている方が多いです。
また良品計画では自発性・自律性を持った人材が求められ、自ら行動を起こしながら既存のメンバーを引っ張ることで、人間力が高まったという声も上がっています。
福利厚生や社内制度
- キャリアが浅いながらも、店長からブロックマネージャーへと順調にステップアップできたのは「3年目店長プロジェクト」の存在が大きかったと思います。店舗でのOJTや研修プログラムも非常に役立ちました。
- 店長向けの研修に加えて、出向先の企業で習得したスキルを活かした問題解決のトレーニングも実施しています。
- 良品計画では、半期ごとに全従業員がキャリアプランを提出する「キャリア宣言」があります。私は毎年「将来的にはヘルス&ビューティーの商品開発に関わりたい」という目標を掲げていましたが、その希望が早くも実現しました。
- 東京へ引っ越して子供を出産し、2度の産休・育休を取得しました。復職時には周囲の同僚に支えられ、「良品計画は温かい会社。このまま働き続けたい」と思いました。
良品計画では自己実現のための研修制度や、家庭環境の変化に対応するための福利厚生も整えられています。研修制度としては「自己申告制度」をはじめ、「社内公募制度」や「語学学習・資格取得補助」などが挙げられます。
また「育児・介護休業制度」はもちろん、一度退職した社員を迎え入れる「カムバック採用」制度、本人の病気療養や家族の介護が必要になった場合のための「短時間勤務制度」など、従業員一人ひとりが安心して働ける環境も整備。メンタルヘルスケアや長時間労働の撲滅にも積極的に取り組んでいます。
良品計画へ転職するために押さえておきたい重要なポイント
これから良品計画への転職をお考えの方に、まず押さえておくべき転職ポイントをまとめてご紹介していきます。
良品計画の会社概要
会社名 | 株式会社良品計画(英文表記:Ryohin Keikaku Co.,Ltd.) |
所在地 | 〒170-8424 東京都豊島区東池袋4-26-3 |
設立 | 1989年6月(登記上 1979年5月) |
資本金 | 67億6,625万円 |
決算日 | 8月末日 |
年商 | 4,961億71百万円(良品計画グループ連結営業収益)
(2022年8月期) |
従業員数 | 19,009名(臨時従業員等 9,834名を含む/良品計画グループ)
(2022年8月期) |
店舗数 | 国内
■無印良品店舗 合計:493店舗 ■その他店舗 Café&Meal MUJI 29店舗、IDÉE 10店舗 国内合計:532店舗 海外 ■MUJI店舗 合計:579店舗 中国大陸325店舗、香港19店舗、台湾58店舗、韓国40店舗 イギリス7店舗、フランス7店舗、イタリア6店舗、ドイツ7店舗、スペイン4店舗、ポルトガル1店舗、アイルランド1店舗、スウェーデン1店舗、ポーランド1店舗、スイス1店舗、フィンランド1店舗、デンマーク1店舗、U.S.A.10店舗、カナダ9店舗 シンガポール10店舗、マレーシア9店舗、タイ25店舗、インド3店舗、オーストラリア5店舗、フィリピン5店舗、ベトナム3店舗、クウェート3店舗、UAE7店舗、サウジアラビア5店舗、バーレーン2店舗、カタール2店舗、オマーン1店舗 ■その他店舗 Café&Meal MUJI 25店舗 海外合計:604店舗 国内・海外計:1,136店舗(2022年8月末時点) |
良品計画の企業理念
「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた商品、サービス、店舗、活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献する。
二つの使命
- 日常生活の基本商品群を誠実な品質と倫理的な視点から開発し、使うことで社会を良くする商品を、手に取りやすい価格で提供する。
- 店舗は各地域のコミュニティセンターとしての役割を持ち、地域の皆さまと課題や価値観を共有し、共に地域課題に取り組み、地域への良いインパクトを実現する。
経営方針
オーナーシップを持った社員を事業活動の主役に据え、地域に根差した個店の活動、個々の社員や事業関係者の活動が公益に寄与する公益人本主義経営を実践する。
企業価値向上
活動の結果として、高い収益構造をつくり、正しく納税し、適正な株主還元を行う。さらに、ステークホルダーの皆様と、社会への良いインパクトを共創することを目指し、長期的な企業価値向上に努める。
良品計画のサスティナビリティ
良品計画グループは、世界中で働く従業員一人ひとりの違いを個性として尊重し、働く仲間の永続的な幸せを第一の目標としています。
女性活躍推進
すべての従業員の更なる活躍を支援するために、介護、疾病治療との両立、様々なライフスタイルの変化も考慮した行動計画に取り組むことで、従業員が安心して⻑く働き、活躍できる会社を目指します。
また、従業員のチャレンジを促進し、早い段階でチャレンジングな経験ができる機会を創出することを目指します。
特に、ライフスタイルの変化に影響を受けやすい女性の活躍を支援するにあたり、自身のキャリアやワークライフバランスについて考えるキャリア開発研修をはじめとして、管理監督者を含む意識改革にも積極的に取り組みます。
課長以上の女性管理職比率:27.8%(131/471名)
(2023年8月時点)
課長以上の女性管理職比率について
株式会社良品計画における女性管理職比率は27.8%です。第二創業を迎えるにあたり2021年9月より就職活動の時期にとらわれずに常に採用の門戸を広げる「通年採用」を開始し、毎年100名以上の新卒社員が入社しています。このうち約7割の社員が女性です。
すべての新入社員が当社の財産であるという認識のもと、今後も性別に関係なく充実した教育機会を提供し、成長を促すことで、会社をリードする人財の輩出に努めます。
取締役・執行役員に占める女性の割合
・取締役:37.5%(3/8名)
・執行役員:5.0%(1/20名)
・監査役:25.0%(1/4名)
(2023年11月23日時点)
従業員に占める女性の割合
正社員:54.8%(1,576/2,874名)
(2023年8月末時点)
新卒採用者に占める女性の割合
新卒採用者:62.0%(88/142名)
(2023年4月入社)
男女の賃金の差異
求められる能力要件を定義したグレード制度を採用し、性別などの属性によらない、個人の能力に基づく評価・登用を実施しています。男女で同一のグレードおよび同一賃金の公正な賃金体系を適用しており、性別による賃金差異はありません。
ただし、ここ数年間に渡り、積極的に女性新卒の採用を実施していること、管理監督者の中でも、より高いグレードにおいて女性の割合が少ないことから、賃金における男女差が発生しています。
今後、昇格者やグレード毎の男女の割合を定期的にモニタリングし、各種取り組みを進めることで、日本における女性管理職比率を向上させ、男女賃金差異の解消をめざします。
男女の賃金の差異(日本国内)
(男性の平均賃金に対する女性の平均賃金の割合)
・正社員:68.60%
・パートナー、有期社員:97.80%
・全ての労働者:61.50%
※賃金:基本給、超過労働に対する報酬、賞与などを含み、退職、通勤手当などを除く
(2023年8月時点)
男性の育児休業取得率
ライフイベントと仕事を両立するために、多様な働き方を選択できる制度を提供しており、育児休業についても性別を問わず取得することができます。
2023年8月時点で、女性正社員の育児休業取得率は141.6%(厚生労働省指定の計算式に基づき算出)となっていますが、男性正社員においては59.0%となっています。背景には、男性が育児休業を取得することへの啓発、風土醸成が十分でないことを認識しています。
今後この課題解決にむけて、ダイバーシティ委員会を中心として、ワークライフバランスを含めた一層の社内啓発活動と、管理職を筆頭に意識改革を進め、より多様な働き方が受け入れられる風土醸成に努めています。
働き方を選択できる制度
良品計画では、出産・育児、介護といったライフイベントと仕事を両立するために、働き方を選択できる制度を提供しています。
育児休暇・介護休暇制度、時短勤務制度、チャイルドケア制度、ファミリーケア制度、フレックスタイム制度など、男女を問わず従業員(アルバイト除く)が利用できる、ワークライフバランスを支援する制度に加え、週休3日制のバランス型制度も導入しています。
また、近年、ワークライフバランスへの関心の高まりなどを背景に、働き方について多様な価値観が生まれています。良品計画においても社員の価値観を尊重し、可能性を最大限発揮してもらうことと、生産性の維持向上の両立を目的として導入した地域限定社員制度は、2023年8月期において35.6%(987名)の社員が利用しています。
キャリア採用
良品計画プロ人財の採用にも力を入れ通年採用を行っており、2021年8月期より中途採用比率が50%を超えています。
2021年8月期 | 2022年8月期 | 2023年8月期 | |
新卒採用者数 | 28名 | 103名 | 142名 |
中途採用者数 | 38名 | 105名 | 224名 |
中途採用比率 | 57.6% | 50.5% | 61.2% |
※数値範囲は全て株式会社良品計画
良品計画への転職をお考えの方へ
良品計画への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。
弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
良品計画への転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。
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