リクルートの経営理念・ビジョンは?
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監修者
sincereed株式会社南雲 亮
株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてキャリアアドバイザー、マーケティング企画、事業企画/プロダクト/DX推進マネジャーを経験。
その後、新規事業開発に携わり、HRテクノロジーSaaS「リクナビHRTech」の新規事業開発/エージェントサービス企画部長を歴任。
中途採用の最終面接官としても数百名の候補者とも面接した経験を持つ。
国内でも有名企業のひとつであるリクルート。2022年3月期の決算で前年比125%増と成長を見せていますが、近年では国内だけでなくグローバル展開も進んでいます。実は業績の約半分は海外事業となっているのを知っていますか?しかもわずか約10年で海外売上比率を3.6%→約50%という驚異的な成長率であり、事業をグロースさせる力を感じます。
一方で起業家輩出企業としてもリクルートは知られており、スタートアップ企業の中には多くのリクルート出身者がいらっしゃいます。ベンチャーだけでなく実は大手企業などの経営陣にもリクルート出身者が多く、「リクルート」という企業のベースにはビジネスプロフェッショナルとして活躍できる人材が育つ環境があることがわかります。(ちなみに弊社sincereedもリクルート出身者が代表です。)
さて今回はそのリクルートの「ベース」となる経営理念やビジョンを紹介していきたいと思います。リクルートにおける魅力の一つにもなりますし、面接においてリクルートが目指す姿は何なのかを知っておくことは、ご自身のアピールに繋げるための良いインプットになるかと思います。
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リクルート会社概要
まずはリクルートの会社概要をご紹介していきます。
社名 株式会社リクルート
創業 1960年3月31日
2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立
2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更
2021年株式会社リクルートと事業会社7社が統合。新生株式会社リクルートに。
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウサウスタワー
代表 北村吉弘
従業員数 17,327人(2022年4月1日現在 / アルバイト・パート含む)
資本金 3億5千万円
マッチング&ソリューション事業の売上収益 | 6,586億円(2021年4月1日~2022年3月31日)
(※2022年12月現在)
リクルートの経営理念
リクルートでは以下のVision・Mission・Valueの実現に向けて活動しています。
リクルートの経営理念は2013年に目指す姿「ミッション」と大切にする考え方「ウェイ」からなるグループ経営理念をまとめ、制定されましたが、バリューズで紹介した3つのポイントは創業当時から若干の内容変更はあるものの、掲げる大きなリクルート組織づくりの根底となっているものです。
基本理念
私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、 一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。
ビジョン [ 目指す世界観 ]
Follow Your Heart 一人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生。本当に大切なことに夢中になれるとき、人や組織は、より良い未来を生み出せると信じています。
ミッション [ 果たす役割 ]
まだ、ここにない、出会い。 より速く、シンプルに、もっと近くに。 私たちは、個人と企業をつなぎ、より多くの選択肢を提供することで、「まだ、ここにない、出会い。」を実現してきました。
いつでもどこでも情報を得られるようになった今だからこそ、より最適な選択肢を提案することで、「まだ、ここにない、出会い。」を、桁違いに速く、驚くほどシンプルに、もっと身近にしていきたいと考えています。
バリューズ [ 大切にする価値観 ]
新しい価値の創造 世界中があっと驚く未来のあたりまえを創りたい。遊び心を忘れずに、常識を疑うことから始めればいい。良質な失敗から学び、 徹底的にこだわり、変わり続けることを楽しもう。
個の尊重 すべては好奇心から始まる。一人ひとりの好奇心が、抑えられない情熱を生み、その違いが価値を創る。すべての偉業は、個人の突拍子もないアイディアと、データや事実が結び付いたときに始まるのだ。私たちは、情熱に投資する。
社会への貢献 私たちは、すべての企業活動を通じて、持続可能で豊かな社会に貢献する。 一人ひとりが当事者として、社会の不に向き合い、より良い未来に向けて行動しよう。
リクルートでは創業以来、“価値の源泉は人”という考えが浸透しており、一人ひとりの持っている力をいかんなく発揮してもらうため、その時代に合った様々な制度や働き方を定めてきていますが、根本となる理念からもそのことが分かるかと思います。
またリクルート=当事者意識、という代名詞もこのリクルートの理念から感じ取れると思います。中途入社(新卒でも)では、この当事者意識というポイントが面接のカギとなる重要なファクターとなっています。面接対策においてポイントだけを理解して対策するのではなく、なぜこの会社はこのポイントを重要視するのか、そのベースとなることの理解から始めると自身でもうまく腹落ちしながら進められることができるでしょう。
最後に
リクルートはこのように多種多様なサービスを展開する企業であり、新規事業立案も盛んに行われています。リクルート出身者の起業家が多いのも納得できるかと思います。
現在リクルートではこれらサービスをさらに成長させていく、また新しいビジネスをさらに作っていくために中途採用に力を入れています。応募ポジションも企画職から営業、エンジニアなど幅広く、第二新卒の若手クラスから即戦力人材まで採用しており、リクルートへの転職を考えている方にとっては、積極採用中の今が非常にチャンスかと思います。
ただし、リクルートの中途採用は一般の企業と比べると難易度は高く、面接において不採用になるケースが多いです。理由としては「圧倒的当事者意識」「論理的思考能力」といった「リクルートが求めている人材像」の理解が浅く、面接でうまくアピールできないことが挙げられます。
sincereedではリクルート出身者、最終面接官をはじめ、DX領域における転職支援経験や業務経験を有するエージェントです。リクルート出身者だからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。
リクルートでのキャリア、リクルートへのご転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。
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