リクルートの女性従業員の年収は?
2023/01/19

リクルートの女性従業員の年収は?

監修者

sincereed株式会社南雲 亮

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてキャリアアドバイザー、マーケティング企画、事業企画/プロダクト/DX推進マネジャーを経験。
その後、新規事業開発に携わり、HRテクノロジーSaaS「リクナビHRTech」の新規事業開発/エージェントサービス企画部長を歴任。
中途採用の最終面接官としても数百名の候補者とも面接した経験を持つ。

リクルート女性社員の気になる年収ですが、Openworksが発表した「【年齢別】女性社員の年収企業ランキング」によると、リクルートは全企業の中で24位となっていました。

※出典:openwork

sincereedがリクルートへの転職支援に強い3つの理由

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リクルート女性社員の平均年収

25歳時:526万円

30歳時:615万円

35歳時:688万円

40歳時:757万円

(リクルートの場合、総合職の他にも地域限定総合職という国内を10ブロックに分けて自分の好きなエリアで働けるポジションや、契約社員ポジションもあり、これらすべての平均値となっています。)

 

同社のランキング全体からのコメントを見ると製薬や自動車のようなメーカー系や金融・証券などの企業のランクインが目立ち、実際に働いた女性社員が投稿した「年収・給与」のクチコミを見てみると、フラットな評価制度や定期的な昇給を評価する声が多く見られた一方で、ランクイン企業の多くは待遇面の満足度が非常に高く、福利厚生などが手厚いといった声も目立ちました。

 

このように平均年収が高い=待遇面などの従業員満足度が高いということで、

リクルートも上記の通り、女性に限らず性別関係なくですが、手厚い福利厚生や、制度を持っています。

その中でも女性活躍のために、リクルートではダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの推進は「個の尊重」体現の根幹であり、女性活躍支援にも力を入れています。

 

“価値の源泉は人”というリクルートにとって子育てや介護などライフステージに合わせた環境作りは重要です。優秀な人材にできるだけ長い間働いてもらいたいという考えはどの企業も同じだと思いますが、リクルートでは以下のような取り組みを行っています。

 

事業所内保育園「And’s」(アンズ)を設立

ワーキングマザーへの両立支援を行い、女性従業員の約3割がワーキングマザーとなっています。また、管理職に任用されてから産休・育休を取得する女性も増えており、課長職では、2013年度から2021年度にかけて約5倍となるなど、管理職における仕事と育児の両立も進んでいます。

女性管理職比率の増加

管理職の 4人に1人以上が女性となっており、2006年と比べて課長層は10%→30%(約20ポイント増)、部長層は4%→19%(約15ポイント増)と、女性の任用が増加しています。

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リクルート独自の給与・報酬制度

リクルートではミッショングレード制を取り入れており、目に見える評価から給与・報酬が決まる仕組みになっています。個々の従業員への役割・期待から変動していくシステムで、納得感も高く自身のミッションが達成すれば、それだけ報酬を得られる、且つ年功序列や相対的に決まるわけではないので正当に評価されていると感じる方も多いようです。

ミッショングレード制

半期ごとに、個人が担う職務の価値(期待成果)にグレードを設ける制度です。そのグレードは、個人の能力見立てに期待値を上乗せして設定します。担う職務の価値(期待成果)でグレードが決まるため、年次や経験に関わらず、高い価値の職務を担う個人には高いミッショングレードが設定されます。

インセンティブ制

多くは営業ポジションでの制度ですが目標に達成した際にもらえる報酬で、目標予算が月ごとやクォーターごとに設定され達成したらプラスで貰えます。

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リクルート全体での平均年収は?

※出典:リクルートホールディングス

リクルートホールディングスが公表している有価証券報告書によると、平均約950万円(2021年実績)になります。また、平均勤続年数は約8年、平均年齢は約38歳となっています。

この年収は、一般職も含めての年収ですので日本の平均年収約450万円と比べてもかなり高い水準にあるかと思います。またリクルート社の競合でもあるパーソルキャリア、マイナビ、JAC、パソナなどの各社と比べてもリクルートが最も年収が高く、社員数1000名を超える大手企業における平均年収約700万円の水準も大きく超えています。

 

リクルートの平均年収推移

2021年 950万円
2020年 965万円
2019年 962万円
2018年 958万円
2017年 872万円
2016年 904万円
2015年 904万円

 

一部下がっている年度はあるものの、概ね右肩上がりとなっており、リクルートの今後の成長も期待できるかと思います。数年後には平均年収1000万円を超える企業になる可能性もあります。

 

リクルートの年齢別平均年収

※出典:openwork

年齢別で見ると基本的には年齢が上がるにつれて年収が高くなっていく傾向です。(契約社員や一般職も含む)

 

25歳 554万円(383~800万円)
30歳 676万円(468~977万円)
35歳 790万円(547~1141万円)
40歳 886万円(613~1280万円)
45歳 972万円(673~1405万円)
50歳 1080万円(747~1560万円)

 

これは、年齢が上がるにつれてマネージャー等の役職に任用される社員が増えていくためです。

これまでのリクルートの印象は新卒が多く若い年齢層が集まった会社であり、30代でリクルートを退職し、起業であったり、各々さらにステージを上げるために転職していくというイメージを持っていた方も多いのではないでしょうか。

しかし、従業員の平均年齢や勤続平均年数、そしてこの年齢別平均年収から考察すると、実は中途入社が多く、30代以降でも活躍する方は多いという結果になります。事実、近年では30代後半でリクルートに転職する方も増え、さらに定年退職の方も増えてきています。「若い会社」というイメージはなく、むしろ年齢関係なく「優秀な人材が集まる会社」のイメージが強いと言っていいでしょう。

 

リクルートへのご転職をお考えの方へ

sincereedはリクルート出身者、最終面接官をはじめ、DX領域における転職支援経験や業務経験を有するエージェントです。リクルート出身だからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

リクルートでのキャリア、リクルートへの転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。

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