サントリーの平均年収は1140万円!年齢別・他社競合と比べると?
2023/09/24

サントリーの平均年収は1140万円!年齢別・他社競合と比べると?


監修者 藤井 俊介

監修者

sincereed株式会社 藤井 俊介

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてIT・インターネット領域の法人営業/営業マネジャー、営業領域・IT領域のキャリアアドバイザー組織のマネジャー/部長、東海エリアの部長・地方エリアの部長を歴任。
サントリーの採用コンサルティングを手掛けると共に、サントリーDX領域においてトップクラスの転職支援実績を持つ。


ビールをはじめとする飲料メーカーで国内トップクラスの売上を誇るサントリーですが、その平均年収は1000万円を超す、1140万円(2022年有価証券報告書参照)と平均年収においても同業界でもトップクラスとなっています。ここではサントリーの給与・年収について、さらに年齢別や他社競合、サントリーの給与システムなど様々なデータから詳しくご紹介していきます。

弊社sincereedではサントリーの採用コンサルティングを手掛けてる他、実際に多くの方のサントリーへ転職支援実績もございます。サントリーへの転職支援に強いエージェントとして弊社のみが知っている転職ノウハウや、サントリーへ転職するための重要なポイントも合わせてご紹介していきます。


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サントリーの平均年収推移

サントリーホールディングスの2015年からの平均年収と勤続年数、年齢になります。

平均年収 平均勤続年数 平均年齢
2022年 1140万円 19.7年 45.0歳
2021年 1140万円 19.4年 45.1歳
2020年 1185万円 18.9年 44.5歳
2019年 1149万円 18.9年 44.5歳
2018年 1146万円 18.8年 44.4歳
2017年 1125万円 18.2年 43.4歳
2016年 1065万円 17.9年 43.0歳
2015年 1040万円 17.6年 42.8歳

有価証券報告書によるとサントリーホールディングスの平均年収は1140万円となっており、ここ数年は横ばいですが、2015年と比べると約1割増の年収推移となっています。また勤続年数や平均年齢から推測すると離職率も少なく、順調にキャリアアップと共に年収が上がっていること、そして業績から見ても売上増加から安定した企業だということが分かります。

年収が高い理由

日本の平均年収約450万円と比べてもかなり高い水準であるサントリーですが、年収が高い理由としては2022年の売上が2兆9701億円と同業他社と比べても、日本国内の企業群の中でもトップクラスであり、年収の高さにつながっているかと思います。

サントリーの年齢別平均年収

次にopenworkから年齢別の平均年収をご紹介します。

年齢 平均年収
25歳 513万円
30歳 713万円
35歳 855万円
40歳 956万円
45歳 1043万円

年齢別でみると各年代共に平均年収は高めですが、安定的に上がっていっていることがわかります。大手企業の中では40歳前後をピークに上がり幅が鈍化していく傾向にありますが、サントリーでは他企業と比べても大きく伸びています。

サントリーの競合他社との年収比較

サントリーと同じ、飲料メーカーとして有名なアサヒ、キリン、サッポロの3社と比較してみましょう。各社の有価証券報告書から抜粋しました。

社名 平均給与 平均勤続年数 平均年齢 売上
サントリーホールディングス 1140万円 19.7年 45.0歳 2兆9701億円
アサヒグループホールディングス 1229万円 11.9年 41.3歳 2兆1203億円
キリンホールディングス 942万円 15.0年 42.4歳 1兆9895億円
サッポロ 867万円 20.6年 46.8歳 4784億円

同業ではアサヒの1229万円が高いですが、サントリーも高水準だということがわかります。また売り上げについてもトップクラスであり、高い売上=高年収ということもわかります。

ボーナス・賞与、残業について

口コミサイトopenworkからみると、ボーナス・賞与は個人差はあるものの年間200万円程度が平均で、人によっては400万円という方もいらっしゃいました。

残業については働き方改革により平均約30時間。直近での残業時間は激減し、有休消化も多くなっており、36協定は遵守されており、基本的にありすぎることはないのが現状ですが、酒販売の会社ということもあり、会社飲み会は多いとのこと。もちろん忙しい時もありますが、それ以外は定時で帰る人も多いようです。サントリーでは柔軟な働き方を推進しつつも、給与において右肩上がりとなっています。

 

その他福利厚生について

給与や待遇面でのサントリーの福利厚生は以下のようなものがあります。

  • 住宅手当
  • 家族手当
  • 通勤手当
  • 財形貯蓄制度
  • 社内預金制度
  • 共済会
  • 勤続10年以上で5年ごとに最長4週間のリフレッシュ休暇と奨励金
  • 福利厚生施設の会員利用(宿泊補助・フィットネスクラブの会員利用)
  • 人間ドック利用(30歳以上は補助、40歳以上は個人負担なし)
  • 家族対象の人間ドック補助

非常に充実しており待遇面もしっかりとしているのが分かります。

サントリーへ転職するために押さえておきたい重要なポイント

これからサントリーへの転職をお考えの方にまず押さえておくべき転職ポイントをダイジェストでご紹介していきます。

サントリー基本情報:会社概要

サントリーでは創業以来「人間の生命の輝き」をめざしています。その実現に向けて、「人」こそが、経営の重要な基盤であるという「人本主義」の考えのもと、さまざまな取り組みを進めています。

会社名 サントリーホールディングス株式会社 (英文表記:Suntory Holdings Limited)
代表取締役会長 佐治 信忠
代表取締役社長 新浪 剛史
所在地 本社(大阪オフィス) 〒530-8203 大阪市北区堂島浜2-1-40 サントリーワールドヘッドクォーターズ 〒135-8631 東京都港区台場2-3-3
創業 1899年
設立 2009年2月16日
資本金 700億円
グループ会社 270社(2022年12月31日現在)
従業員数 40,885人(2022年12月31日現在)
連結売上収益(酒税控除後) 26,588億円(2022年12月31日現在)
連結売上収益(酒税込み) 29,701億円(2022年12月31日現在)
連結営業利益 2,765億円(2022年12月31日現在)

サントリーの社風

職場環境

働き方改革を2016年に本格化して以来、残業時間の減少・有給取得日数の向上など着実な業務効率化を推し進めてきました。単なる労働時間の減少ではなく、社員のアイデアやインスピレーションを始めとする総合的な人間力向上を目指しており、最近では創出できた時間をもとに「社員が相互交流する場・学びあう場」をつくることにも力を入れています。バーチャルな学びの場である「寺子屋」では、社員が自らイベントを企画し、知見や学びを積極的に共有している他、共通の趣味で繋がるコミュニティも生まれています。

挑戦できる企業文化と制度

サントリーは創業以来「やってみなはれ」という価値観を大事にしてきており、多少の失敗には目を瞑り、常に挑戦を後押しする文化が大きな特徴です。大企業にありがちなトップダウンではなくボトムアップのカルチャーであり、会社の制度にも色濃く出ています。その一つに、年に1回、上司と部下で3年後・5年後の将来の姿について話し合う「キャリアビジョン面談」があります。これは、「社員ひとりひとりの挑戦を大切にし、その実現に向けて一緒に考え、必要なスキルを明確にしていく」という、サントリーらしさの表れた制度であると言えます。さらに、自ら手を挙げて行動する機会として、キャリアチャレンジ(現部署での業務を継続ながらグローバル業務遂行に必要なスキルを修得)、トレーニー(海外グループ会社でのオンザジョブトレーニング)、MBA留学等の育成プログラムや、特定部署への異動希望者を募る社内公募制度も充実しています。

サントリーの従業員という誇り

入社前は人気企業というブランドを意識するものの、入社後は社員の価値観を理解し、企業の社会貢献などの活動を体感することで、「誇れる会社」になっていきます。会社が社員と向き合うことに徹底している姿勢を形として見せていることも大きな特徴で、定年退職した社員にサントリー製品の記念品が贈られたり、食事会が開催されるなど会社と社員の関係が深く、退職した後でもサントリーの社員であることを誇りにしています。

サントリーの選考フローは?

サントリーの選考フローは以下のようになっています。ポジションに応じて面接回数や、オンラインでの試験が異なってきます。

一般的な総合職ポジションの場合

①書類選考

②適性検査(Web受験)書類選考通過後、指定期日までに実施

③1次面接*オンラインで実施

④最終選考*対面で実施

デジタル領域ポジションの場合

①書類選考:随時

②適性検査受検(合否関係なし)

③面接選考(2~3回):随時

デジタル領域エンジニアポジションの場合

①書類選考:随時

②適性検査試験&オンライン技術試験:書類選考通過後実施(合否あり)

③面接選考(2~3回):随時

エンジニアポジションにおいてはスキルチェックのためオンライン試験が課せられます。通常の適性検査とは異なり合否に関係します。

サントリーの採用ポジション

サントリーでは一般職とデジタル領域とで採用が分けられており、前者においては入社日および選考スケジュール(応募締切、面接期間)が決まっています。通期で募集することは少なく、欠員が出たポジションの募集となっています。そのためご自身の志向や経験とマッチする求人があるかはタイミングによって異なります。

一方でデジタル領域の採用は、サントリーとしては初めての通期採用ポジションとなっております。DX化を進めるための既存事業のDX化やグロースを担える人材をはじめ、0→1の新規事業などサントリーの既存事業にとらわれない、新しいアイデアを生み出せる人材も求めています。サントリーへの転職をお考えの方は、まずはどんな人材をサントリーが求めているのか、把握することから始めると良いでしょう。

サントリーへの転職をお考えの方へ

サントリーへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

sincereedでは、サントリーのデジタル本部発足当初から採用コンサルティングをしながらご支援させていただいております。現在もサントリー様と一緒にデジタル人材採用強化に取り組んでおり、デジタル(DX)領域において数多くの支援実績を誇っております。

弊社だからこそ知りえた選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

サントリーへの転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。


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