三井住友銀行ー面接対策 – 何を聞かれる?志望動機や注意ポイントは?
2024/01/21

三井住友銀行ー面接対策 – 何を聞かれる?志望動機や注意ポイントは?

三井住友銀行への転職をお考えの方にとって特に気になるのは面接対策ではないでしょうか。面接では何を聞かれるのか、選考フローはどのようになっているのか等、不安な点が多々あると思います。しかし三井住友銀行はこれまで新卒採用がメインであり、中途採用が増加したのはここ数年です。そのため中途採用の面接対策に関してはあまり多くの情報が流通していないという実態があるかと思います。

そこで三井住友銀行の採用コンサルティングも手掛ける弊社sincereedが、「三井住友銀行の面接対策」についてご紹介していきます。実際に面接に行かれた方の感想も掲載しておりますので、是非参考にしてみてください。


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三井住友銀行の中途採用が増加している背景

ここ数年で一気に中途採用比率が増加している三井住友銀行。2023年度は2022年度と比べて採用枠を拡大しており、三井住友銀行の中途採用面接を受ける際には、近年の中途採用比率増加の背景を理解しておく必要があります。

なぜここまで中途採用比率を拡大しているのか?それは、新たな金融サービスの開発やビジネスモデルの変革が求められていることが大きく影響しています。ここ数年で異業種による金融サービスへの参入が増加し、銀行は今までのビジネスモデルから脱却して新規ビジネスを創出したり、デジタルを活用して既存業務を刷新したりすることが必要になりました。また、2021年11月に銀行法が改正されたことで銀行が参入できる事業領域が拡大し、銀行は自らの経営資源を活用して新規ビジネスを創出したり、より積極的な投資による地域経済活性化や海外競争力強化への貢献が可能になりました。こうした背景から三井住友銀行はイノベーションを求めており、中途採用責任者のメッセージでも「異質なキャリアを持った人材が欲しい」と明記されています。

実際に中途採用を特に強化している分野は「IT」「リスク管理」「法務・コンプライアンス」の分野であり、専門人材を求めていることが分かります。リテール事業(個人・個人事業主向け)ではマンパワーからITに資源をシフトさせたり、ホールセール事業(法人向け)ではデジタルを活用して高度化を目指す等、各分野で変革が求められている状況で、SMBCグループの中期経営計画でも「新たなチャレンジ・イノベーション」という言葉が記載されています。

このように三井住友銀行では、変革や挑戦を通して一緒に三井住友銀行の未来を創ってくれる人材を求めています。ここを踏まえたうえで、面接対策をしていきましょう。

 

三井住友銀行が求める人物像

三井住友銀行が掲げる人財ポリシー(SMBCグループが「従業員に求めるもの」と「会社から従業員に提供する価値」を明文化したもの)やFive Values(SMBCグループの全ての役職員が共有すべき価値観)、採用責任者のメッセージ等から読み取れる「三井住友銀行が求める人物像」は主に下記3点です。

①プロフェッショナルで倫理観の高い行動ができる人

②先進性を求め、失敗を恐れず挑戦する人

③多様性に富んだ組織の下で互いを尊重し、グループの知恵と能力を結集できる人

 

求める人物像について、詳しくは下記の記事にまとめてありますのでご覧ください。

三井住友銀行が求める人材像とは?

 

 

三井住友銀行の選考フロー

ここでは書類選考、面接など三井住友銀行の選考ステップについて見ていきましょう。

書類対策

三井住友銀行は入社難易度ランキング48位(東洋経済オンライン2022)、金融業界ではTOP5に入る人気企業であり、直近の大卒初任給引き上げも影響して応募数が更に増加していることが予想されます。まずは人事担当者に「会ってみたい」と思ってもらうことが非常に重要です。一般的な書類の書き方で問題ありませんが、応募ポジションと親和性のある経験、スキルをアピールしましょう。エンジニア・技術職であればどれくらいの規模のどのようなプロジェクトを経験してきたのか、企画系であれば自身が参画したプロジェクトのインパクトや定量での効果など実績を記載するようにしましょう。仮に人物面がフィットしていてもこの書類選考で落ちてしまっては面接で何も伝えられません。転職エージェントに相談し、客観的な意見も交えてブラッシュアップしながら進めることをおすすめします。

 

面接回数

ポジションや求職者に応じて面接回数は変わってきますが、三井住友銀行の面接回数は現場×2、人事×2の計4回が多いようです。

 

現場面接

現場面接では副部長、課長などの管理職が面接官になることが多いです。質問内容としては業務内容に関するものが多くなるので、自分がやってきた業務内容や実績をしっかりと説明できるように準備しておきましょう。とはいえそこまで変わった質問はあまり無く、基本的な質問が多い傾向です。

 

人事面接

人事面接2回のうち1回目は採用担当者、2回目は人事部長などの役職者が出てくることが多く、内容としては過去の経験を深堀りしながら人柄や考え方を見る傾向です。職歴や話していることが論理的になっているのか、ロジックの破綻がないかという点も見られます。時に面接官から思っていたより過大評価をしてもらえる場合もありますが、ここでは要注意です。しっかりと自身の現在のポジションをメタ認知し、きちんと自分から下方修正して適切な評価を保っておかないと、深堀質問で嘘がバレてしまいます。褒められたり一定以上の評価をもらえることはうれしいことですが、しっかりと自分自身を俯瞰しながら臨みましょう。

 

面接で聞かれる質問内容は?

特殊な質問はあまりなく、基本的な質問が多いです。特に人事面接に関しては「新卒時の面接のようだった」という感想も多く聞かれます。ただし1つの質問に対して深堀りされる傾向があるため、用意した回答に対して「なぜそう思うか」という深掘りを自分自身で行い、自分がどうありたいのか、社会に対してどう貢献したいのか、という自分自身の価値観が見えるところまで深掘りしてみることをおすすめします。

例えば、「なぜ三井住友銀行なのか」という質問に対して「他銀行よりもデータ活用に対して前向きであるため」という回答を用意した場合、深掘りするならば「なぜデータ活用に対して前向きであることが良いと思うか」→「データ活用によって、顧客に寄り添ったサービスの提供に繋がっていると思うから」

ここまで深掘りすることで「顧客に寄り添ったサービスを提供したい」という価値観が見えてきます。この価値観をもってこれまで仕事をしてきたり、その思いが転職理由にも繋がっている、更には三井住友銀行が求める人物像とも合致する、といった一貫性があると非常に説得力がある回答になります。そして、更に「なぜ顧客に寄り添ったサービスを提供したいのか」を深掘りして考えていきます。

このように「なぜ」を繰り返しながら、自分の仕事に対するスタンスや価値観などを明確にしていき、面接の中で自分がどんな人間なのかを語れるように準備していきましょう。

 

【面接質問例】

・現職に入社した背景や転職を考えられたご理由

・自身のこれまでの経験が三井住友銀行でどう活きるのか

・なぜ金融業界なのか、その中でもなぜ三井住友銀行なのか

・自身の強み・弱みは?

・チームワークを発揮した経験

・高校~大学までの経歴について(その時々で何に力をいれたのか、なぜそれを行ったのか、学部選びの理由)

・現職について(どのような業務を行っているのか、その中での苦労は何か)

・将来の目標は

・分析手法(どんな分析を実施していたか)や、 どんなデータを扱ってみたいか、それは現職ではできないのか

・フロント系/インフラ系どちらに携わってみたいか

・クオンツに興味はあるか

 

これらの質問に対して部分ごとにフォーカスするだけでなく、論理的に現職→三井住友銀行→これからのキャリアプランと繋がっていることが重要なので、自身の志望動機、活かせるスキルや三井住友銀行でやりたいことを棚卸し、一気通貫で答えられるように整理しておきましょう。

 

面接の雰囲気は?

三井住友銀行の面接がどのような雰囲気で行われているのか、今まで面接に行かれた方の感想を一部ご紹介します。

 

三井住友銀行の方々のフラットな風土に魅力を感じました。

・面接の中で部門紹介もしていただきました。銀行は融資がメイン業務であるものの今後の成長に向け様々な事業開発案件に取り組まれており、元々持っていたイメージを良い意味で変える面接でした。面接官の方も物腰が柔らかく凄く話しやすい雰囲気でした。

・人事面接でしたが、物腰が柔らかい感じの方であり魅力を感じました。加えて、社内の雰囲気やキャリアパスに関してもざっくばらんに良い面も悪い面も教えて頂き、風通しの良さを感じました。

・面接官が採用の方であったため具体的な仕事の内容は聞けておらず、まだ志望度としては判断がつかない状態。

・入社してから期待する役割などを教えて下さり、本面接を通して業務への解像度が格段に上がりました。

・人事の方2名(同時ではなく途中から違う方に変わる形式)との面接でしたが、うち一人が私服だったりと社風としては柔軟で様々なカルチャーを許容する雰囲気を感じることができました。

・面接官の人事部の方がアットホームな雰囲気を作ってくださったのが、話しやすくてありがたかったです。

・現状志望度は高いものの、雑談形式で進んだこともありアピールできたか不安です。

 

このように面接の雰囲気としては和やかなケースが多く、時には雑談形式で進むこともあるようです。

また、面接官が人事なのか部門社員なのかによって内容も変わってくるので、次の面接官がどの部署の社員になるのかについてはできる限り情報収集をしておきましょう。弊社sincereedでは三井住友銀行の支援実績も多く、面接対策を含め多くのサポートを行っております。

 

三井住友銀行へのご転職をお考えの方へ

三井住友銀行への転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

弊社sincereedだからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

三井住友銀行への転職にご興味のある方は、まずは一度ご相談いただければ幸いです。


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