リクルートへの転職で学歴は必要?
2023/04/28

リクルートへの転職で学歴は必要?

監修者

sincereed株式会社南雲 亮

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてキャリアアドバイザー、マーケティング企画、事業企画/プロダクト/DX推進マネジャーを経験。
その後、新規事業開発に携わり、HRテクノロジーSaaS「リクナビHRTech」の新規事業開発/エージェントサービス企画部長を歴任。
中途採用の最終面接官としても数百名の候補者とも面接した経験を持つ。

 

リクルートは優秀な人材が集まる企業であり、新卒・中途ともに人気企業の一つです。

学歴がいわゆるGMARCHクラス以上の方や有名企業出身者が多く、”学歴フィルター”と呼ばれるある一定の学力ラインで切られているのでは、有名企業出身者でないと転職が難しいのでは、と思っている方もいらっしゃるかと思います。

今回はリクルートへの転職において高い学歴が必要なのかをご紹介していきます。

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リクルートは人物面重視

リクルートでは「価値の源泉は人」であるという考えが根本にあります。学歴での判断ではなく、リクルートの求める人材像と合っているのか、リクルートに入ってから活躍できる人材なのかを、候補者の価値観や過去の行動事実、志向性などから徹底的に深堀り判断する面接となっています。

 

【リクルートの人材マネジメントポリシー】

リクルートの人材に対する考え方の中核を成す概念です。「価値の源泉は人」であるという考えを中心に、価値の創造を継続的に最大化するため、個人と会社の関係性として双方がどのような約束を果たし合うべきかを想定しているものです。個人に対しては、リクルートに在籍する限り個人/チームの進化を続けることを求めます。会社としては、個人の能力をいかんなく発揮するための機会・環境を提供することを約束しています。

※リクルート中途採用ページより

 

上記の通りリクルートでは学歴より人物面を重要視する傾向にあります。そのため、書類選考の段階で○○大学だから、と学歴を理由に不採用にすることはありません。これまでの経験・実績と面接での評価で合否が決定します。

学歴に関するリクルート採用の口コミ

ここでは実際にリクルートに在籍している、していた方々のコメントを見ていきます。

 

■28歳/女性

私の上司は高卒でした。非常に優秀な方で私もいろいろと教わることが多く、頼もしい方でした。学歴というよりその人が何を経験してどんな成果を出したのか、そしてどれだけコミットできるかなどで判断していると思います。

 

■30歳/男性

高学歴の人ももちろん多いですが、専門卒、高卒の人もいました。採用面接はとてもハードで、質問に答えるのにも都度考えながら答えた記憶があります。スキルや経験より、自分の体験や人物面を重視した内容でしたね。

 

■32歳/男性

学歴が高くなくてもリクルートへの想いやそもそもの思考力が高ければ転職は可能だと思います。東大、京大出身の方ももちろん在籍していますが、全員がそうではないし、それよりやる気というか、自分がやるんだという想いが大切だと思います。

 

■26歳/男性

新卒で入社した方の学歴は高めの印象ですが、中途の場合にはあまり関係ないかと思います。実績・成果を出せば認めてもらえますし、マネージャーなど役職を得ることも可能です。

なぜ学歴によって判断する企業があるのか

リクルートでは中途採用の選考において学歴では判断しませんが、候補者の学歴を見る企業があるのはなぜなのでしょうか。その理由をご紹介していきます。

 

・応募者が多くスクリーニングをするため

・活躍している人材と学歴の相関性

・自社ブランドのため

応募者が多くスクリーニングをするため

人気企業になればそれだけ応募者数も多く、職務経歴書など書類に目を通すだけでもかなりの時間を要します。また一人ひとりに会う時間もないため、ある程度の明確な基準ということで学歴フィルターをする企業も存在します。

とはいえ、学歴が高い=学生時代に勉強を頑張っていた、受験勉強で培われた持続性や集中力がある、一定の地頭力がある、と考えられるため、入社してからも活躍できる人材だろうと評価されています。

活躍している人材と学歴の相関性

「学歴が高い」=「仕事が出来る」というわけではありませんが、自社のこれまでの統計上、学歴が高い方が活躍している、書類選考において結果的に学歴が高い方が面接に進んでいるなど、過去の実績から判断材料の一つとして学歴を利用する企業もあります。

自社ブランドのため

例えば経営層向けのサービスを展開する企業の場合、クライアント企業の経営層と同等に会話ができないと信頼されないケースが多かったり、優秀な人材が揃っているということを分かりやすくアピールするために、学歴が高い方を採用する場合もあります。

学歴が高い=優秀な人材、というイメージは一般的にあると思いますので、そういった社会的な認識を利用する企業もあります。

また、学歴が高い=一定レベル以上の思考力や、高度な数学知識、経験、語学力などを持つ傾向があることや、高学歴の周囲の方々は弁護士、医師、国家公務員や大企業出身者も多く、そういった人脈、ネットワークはあらゆる面で仕事を有利に進められることもあり、こうした様々な側面から高学歴の人材を採用したい企業も一定数あるでしょう。

リクルートの選考では何をアピールすればいい?

とはいえ、学歴が高い=活躍できる人材、というわけではありません。優秀な経営者や、ビジネスパーソンとして活躍する方の中には、もちろんこうした相関関係が成り立たないケースも多数あります。

リクルートでもこうした考えのもと、一定の学歴レベルではなく、候補者がどんな人物なのか、リクルートが求める人材像と合致しており、これまでの経験者やスキル、能力が活かせるのか、を重点的に見ていますので、以下のポイントを書類でも面接でもアピールすることをおすすめします。

リクルートでは全職種で共通して以下のようなポイントが求められます。

 

・一貫したキャリアに関する価値観を語れること

・構造的・論理的思考能力

・素直さ

・当事者意識

・行動力

 

この5つのポイントはリクルートのカルチャーが大きく反映されており「リクルート=圧倒的な当事者意識」を表すように自律した個人を尊重し、成長を支援するカルチャーが根付いている特徴的なポイントになります。

自らがビジネスを作っていくという気概と責任感、組織の中でどんな役割であっても一つの歯車ではなく、自分はどうしたいのか、何を実現したいのかという部分が重要になります。

一貫したキャリアに関する価値観を語れること

リクルートのカルチャーで最も特徴的なのは、「ボトムアップ型」の組織であるということです。会社のいいなりではなく、個人として仕事で何を実現したいと考えているのか?そのためになぜリクルートである必要があるのか、ということを問うています。

またリクルートの人事評価制度は、Will・Can・Mustというフレームワークで運用されています。Will=仕事を通じて実現したいこと、ありたい姿、Can=持ち味・スキル・経験・武器・強み、Must=現部署でのミッションという考え方です。面接官は面接でもこのフレームワークに則ってあなたのキャリア観・転職軸を深堀りします。そのため、面接に向けては自身のキャリアに関する価値観・転職軸を整理しましょう。

構造的・論理的思考能力

これは一番重要なポイントになります。構造的思考・論理的思考能力は面接を通して常に見られており、転職理由から志望動機、これまでの実績・エピソード、さらには逆質問など、背景や課題を筋道立てて整理され、一貫した内容になっているのか確認しています。もちろん話も長くならず簡潔に納得性があり、わかりやすい内容でなくてはいけません。

 

対策としては事前にしっかりとこれまでの経歴も含め棚卸ししておく必要があるでしょう。なぜ転職するのか、なぜリクルートなのか、リクルートで活躍するために自身のどんな経験が役立つのか、さらにどんな実績・エピソードがあれば、これらの内容に納得感を持たせることができるのか、事前に自ら「なぜ?なぜ?」と深堀しながら考えて用意していくといいでしょう。

論理的思考能力は、もともとはコンサルタントのフレームワークとして知れ渡っていますが、構造化しながら順序立てて筋の通った内容にしていくことが求められています。

素直さ

人物面の定性的な印象となりますが、素直に指摘や状況を受け止められる人材か、謙虚さを持ち合わせているかを確認しています。

中途採用の場合、入社後に年下の上司、年上の部下がいることも多いです。リクルートに限らず、こうした環境下の中でこれまでの経歴・実績のプライドからうまく意見を取り入れられないと、どの企業でも活躍していくことは難しいでしょう。指摘やアドバイスを真摯に受け止め、自身の成長、所属組織やチームの成長に繋げていくことを意識できる人をリクルートでは求めています。

 

対策としては、面接の回答内容で「環境や他社批判、現職批判となるような発言」は、当事者意識の観点でお見送りとなってしまう可能性がありますので避けた方がいいでしょう。ネガティブな転職理由は、できるだけポジティブな言い回しに変換することを心掛けましょう。またこれまでの業務内容から「素直さ」をアピールできるエピソードがあると良いかもしれません。

当事者意識

当事者意識はリクルートのカルチャーにフィットした人物かを確認するポイントです。自らがビジネスを作っていくという気概と責任感、組織の中でどんな役割であっても一つの歯車ではなく、自分はどうしたいのか、何を実現したいのかという部分が重要になってきます。

面接では、「一段上の視座で物事を見ているか(経営陣やマネジメント、事業、社会の視点)、事業において関わることを多面的に自分ごとと捉え、能動的に活動・発信しているか」という観点で見られています。

対策としては、これまでのご経験・実績エピソードの中で、「当事者意識を発揮して物事に取り組んできた」という点をを盛り込みながら話を進めるといいでしょう。

行動力

当事者意識と関係してきますが、自身が考えたことを机上の空論で終わらせず、その仮説を確かめるための行動ができるかどうかがポイントです。面接では、これまでの経験の中で愚直に行動した経験や、現場を見に行き泥臭く実績を求められる人材かを確認しています。

対策としては、自ら情報を取りにいったエピソードや、現場の方々に納得・信頼を得るために自ら巻き込んで業務を進めていった、などの主体的に行動を具体的に伝えるといいでしょう。

リクルートへのご転職をお考えの方へ

リクルートへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

sincereedはリクルート出身者、最終面接官をはじめ、DX領域における転職支援経験や業務経験を有するエージェントです。リクルート出身だからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

リクルートでのキャリア、リクルートへの転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。

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