リクルートの平均年収、職種・ポジション、年齢別、どのくらい?
2022/09/03

リクルートの平均年収、職種・ポジション、年齢別、どのくらい?

監修者

sincereed株式会社南雲 亮

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてキャリアアドバイザー、マーケティング企画、事業企画/プロダクト/DX推進マネジャーを経験。
その後、新規事業開発に携わり、HRテクノロジーSaaS「リクナビHRTech」の新規事業開発/エージェントサービス企画部長を歴任。
中途採用の最終面接官としても数百名の候補者とも面接した経験を持つ。

気になるリクルートの年収・給与ですが、リクルートホールディングスが公表している有価証券報告書によると、平均約997万円(2022年実績)になります。また、平均勤続年数は約8年、平均年齢は約38歳となっていました。

この年収は、一般職も含めての年収ですので日本の平均年収約450万円と比べてもかなり高い水準であるかと思います。またリクルート社の競合でもあるパーソルキャリア、マイナビ、JAC、パソナなどの各社と比べてもリクルートが最も年収が高く、社員数1000名を超える大手企業における平均年収約700万円という水準も大きく超えています。

上記は株式会社リクルートホールディングスの年収となっておりますので、株式会社リクルートの年収も見ていきましょう。openworkや弊社独自のリクルートネットワークから実際のインタビューなどを実施しまとめてみました。

※2021年の組織再編以降、一部グループ会社を統合し、各サービスごとに分社化していた企業が株式会社リクルート一つにまとまっています。

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リクルートの平均年収推移

2022年 977万円
2021年 950万円
2020年 965万円
2019年 962万円
2018年 958万円
2017年 872万円
2016年 904万円
2015年 904万円

※リクルートホールディングス、有価証券報告書からの推移

 

一部下がっている年度はあるものの、概ね右肩上がりとなっており、リクルートの今後の成長も期待できるかと思います。数年後には平均年収1,000万円を超える企業になる可能性もあります。

リクルートの年齢別平均年収

※出典:openwork

年齢別で見ると基本的には年齢が上がるにつれて年収が高くなっていく傾向です。(契約社員や一般職も含む)

25歳
554万円(383~800万円)
30歳
676万円(468~977万円)
35歳
790万円(547~1141万円)
40歳
886万円(613~1280万円)
45歳
972万円(673~1405万円)
50歳
1080万円(747~1560万円)

これは、年齢が上がるにつれてマネージャー等の役職に任用される社員が増えていくためです。

これまでのリクルートの印象として、新卒が多く若年層が集まった会社であり、30代でリクルートを退社し、起業をはじめ各々がさらにステージを上げるために転職をしていくというイメージを持っていた方も多いのではないでしょうか。

しかし、従業員の平均年齢や勤続平均年数、そしてこの年齢別平均年収から考察すると、実は中途入社が多く、30代以降でも活躍する方は多いという結果になります。事実、近年では30代後半でリクルートに転職する方も増え、さらに定年退職の方も増えてきています。「若い会社」ということはなく、むしろ年齢関係なく「優秀な人材が集まる会社」であると言っていいでしょう。

 

リクルート職種別平均年収

次に職種別で平均年収を見ていきましょう。

リクルートを代表するサービスから人数規模の多い職種で見ていきます。間接部門(人事、財務、法務など)は除外しています。

※出典:openwork

営業 669万円
企画 892万円
ディレクター 737万円
エンジニア・SE 780万円
キャリアアドバイザー 687万円

 

年収が一番高いのは企画職で、1,000万円を超える方も多いようです。またリクルートの代表的なサービスである人材紹介事業のキャリアアドバイザーが687万円となっていますが、アシスタント職も含まれているため、フロントで活躍するアドバイザー職のみの場合にはもう少し高い平均給与となる見込みです。

リクルートの役職別平均年収

リクルートでは経験や成果、年齢に応じて役職昇進していきます。あくまでも参考値となりますのでご転職の際の参考にしてみてください。

メンバー 新卒~ 500万円~
チームリーター 20歳中盤~ 700万円~
マネージャー 20代後半~ 1000万円~
部長 40歳以上 1300万円~

 

リクルートでは年齢が若くても様々なチャレンジができる環境であり、マネージャー職へ20代後半に昇進する方もいらっしゃいます。平均年収は年功序列に並んでいますが、20代や30代前半でも一般的な大手企業と比べてチャンスは多く、自由度の高い企業と言えるでしょう。

年収に関わるリクルートの制度

リクルートで年収制度に関わる人事制度をいくつかご紹介いたします。

 

■ミッショングレード制

半期ごとに、個人が担う職務の価値(期待成果)にグレードを設ける制度です。グレードは、個人の能力見立てに期待値を上乗せして設定します。担う職務の価値(期待成果)でグレードが決まるため、年次や経験に関わらず、高い価値の職務を担う個人には高いミッショングレードが設定されます。

年功序列や年齢ではなく決められたミッション(目標)を明確にして給与を決める制度です。つまり20代でも高いミッションを任せられれば、給与も上がる可能性が高くなります。

年収を上げるためにはこのミッショングレードで設定した目標をクリアし成果を出すことが重要になってきます。

 

■Will-Can-Mustシート

一人ひとりの個性を生かし、実現したい事を目標に結びつける「Will-Can-Mustシート」を用いて、半期に一度運用しています。

Will-Can-Mustシートは、

本人が実現したいこと(Will)、

活かしたい強みや克服したい課題(Can)、

業務目標や能力開発につながるミッション(Must)

の項目からなる目標管理シートです。それぞれの項目について、本人と上司が対話をしながらすり合わせを行い、最終的には本人が主体的・自律的に取り組めるように設定します。

リクルートでは達成率だけでなくプロセスの評価にも比重を置いており、ミッショングレードでの成果とは別で半期ごとに上司の査定により、賞与の金額が決まります。

 

■インセンティブ制

一部の職種で導入しています。営業ポジションが代表例ですが、月ごと、四半期ごとに目標を立て、その目標に対する達成度合いに応じてインセンティブ報酬が発生します。

 

実際のリクルート転職例から見る年収

弊社にてご支援させていただいた例も含めてご紹介いたします。

転職時の年収は、面接評価や前職でのご経験などで決まるため、あくまでも一つの例として参考にしてみて下さい。

ご年齢・学歴
28歳 学歴:MARCHクラス
ご経歴
大手ネット企業 新規事業 からリクルート新規事業 カスタマーサクセス
年収
年収600万円→600万円

学生の頃からIT業界を志望していたので、リクルートが進める多角的なネットサービス事業に魅力を感じ応募。結果、新規事業であるサービスのカスタマーサクセス企画ポジションで内定を獲得されました。

 

ご年齢・学歴
30歳 学歴:MARCHクラス
ご経歴
大手ヘルスケア情報企業 WebマーケPMからリクルート 採用ブランディングPM
年収
年収650万円→730万円

WebサイトマーケティングのPMとしてフルリニューアルなどを担当。お人柄としてもコミュニケーション能力が高く、ビジネスサイドの見立てもありながらPMも志向している方でしたので、ベストマッチした形で比較的スムーズに決定されました。

 

ご年齢・学歴
26歳 学歴:旧帝大クラス
ご経歴
教育系企業 営業企画からリクルート 企画
年収
年収500万円→650万円

教育関連の業務からは離れず年収を上げたいこと、キャリア形成も含めた転職をご検討しており、リクルートでも同じ領域ビジネスを行っていたため応募。地頭力もあり面接での評価も高くオファーとなりました。

 

ご年齢・学歴
38歳 学歴:大卒
ご経歴
大手IT企業 PMからリクルート プロダクトマネージャー
年収
年収1200万円→950万円

働き方の改善を目指した転職活動で、これまで通りエンジニアとしての経験を積めることと、ビジネス側も経験できることでキャリアの幅も広がることから応募されました。結果的には年収ダウンですが、残業における給与が大きく占めていたこともあり、ほぼ同額での転職かつ、ワークライフバランスも大きく改善できることから転職決意されました。

 

ご年齢・学歴
34歳 学歴:MARCHクラス
ご経歴
大手SIer PMからリクルート PM
年収
年収800万円→900万円

開発の経験をもとに将来的にはビジネスサイドで企画職として活躍したいというご志向から転職を決意。リクルートではこれまで通り開発側のPMとしてのキャリアから将来的にはビジネスサイドへのキャリアパスなど、社内での選択肢が複数あることに魅力を感じご転職されました。

中途採用の年収はどのように決まるのか

ここまでご紹介した通り、リクルートではある程度役職で年収レンジは決まっているものの、年功序列的な年収提示は行っておりません。中途採用の場合の年収については、前職年収の考慮もありますが、大部分は面接における評価によって決定します。配属予定の部署メンバーと比較して、この人ならこのくらいの成果をあげてくれるだろう、という評価からグレードが決まります。つまり面接での評価が高ければ高いほど年収も上がる可能性がありますので、面接対策を万全にして臨むべきでしょう。

 

年収についての口コミ

ここではリクルートの年収について、実際に働いている中の人の声を見てみましょう。

 

【営業系の方の口コミ】

”基本的に高い年収が見込まれます。自分が頑張った分だけ還元されるので給与については満足しています。インセンティブ制度も多種多様なのでやりがいに繋がっています。20代でも1,000万円を超える人も多くいるので私としては励みになっています。”

 

”ミッショングレード制でミッションを達成するかしないかで昇給が決まる。半年ごとに見直しはあるものの、毎年上がっていくような一般企業とは違うので、自分の成果次第。”

 

”ボーナスの比重はある程度高く、評価があまりにも低いと厳しくなるが、約10%の増減が普通で、最大だと25%となっているため比較的安定していると思う。”

 

”SE(地域限定職)とGE(総合職)では給与体系が異なり、明確にグレードごとに給与レンジが決まっている。賞与はインセンティブの割合が高い。リーダークラスだとインセンティブも含めて平均すると800万円くらいはもらえていると思う。”

 

”月給は35時間の固定残業込み。また超過分は残業代全額支給となっている。以前は勤続5年以上の社員には卒業時に年収1年分の退職金支給があったが、現在では最大100万円の退職金支給となっている。”

 

【企画系の方の口コミ】

”私は中途採用で入社しましたが、前職考慮よりも能力から見た際の社内職位に準ずる観点の比重のほうが大きいと思います。事業会社出身者の場合、年収はあまり変わらず、コンサル出身者などそもそも給与が高い方はダウンする傾向にありますが、リクルートの中途入社の中では高い給与スタートになると思います。”

 

”ミッショングレードは上司と話して決まるため、そこまでハードルの高い設定はない。年次とグレードにある程度の目安があるので、相当な理由がない限りその目安を超えての設定はない。つまり高い目標を会社側から要求されて給与が上がらない、ということはない。”

 

”メンバー、ユニット長、リーダー、チーフ、マネージャー、プロデューサー、部長、室長等、役職が上がる=グレードも上がります。ただし、中にはマネジメントは苦手なので現場で仕事がしたいという人もいて、メンバークラスのままグレードを上げる人もいます。そのため一般企業のように役職が高い=年収が高いという構図はあまりありません。”

 

”年齢関係なくグレードで年収が決まる。マネージャーになると1,000万円を超えてくるので多くの社員がマネージャーを目指している。良くも悪くも実績が給与・賞与に反映されるのでわかりやすいが、安定的に働いていきたいという人には向いていないかもしれない。”

 

リクルートの年収以外の待遇は?福利厚生やその他制度

リクルートでは給与制度以外にも社員にとって魅力的な制度が多くあります。

 

■理由・回数を問わないリモートワーク

一部の職種を除き、理由・回数を問わないリモートワークを全社導入。出社しないことを前提とした働き方へシフトしています。それに伴い、通勤交通費は実費支給へと変更。これまで認められていなかった、特急料金も条件付きで許可される場合もあります。これにより遠方通勤もしやすくなるなど、働く場所の柔軟性を高めています。

 

■年間平均週休約3日

暦上の休日や有給休暇とは別に、取得する日を自分で決められる年間休日を増やし、合計で145日としています。※これにより、年間平均では週休2. 8日となります。一日の所定労働時間は8時間に変更し、年間所定労働時間、給与ともに変更はありません。

 

■出産育児休暇

妊娠〜育児期間の多様なシーンで活⽤できる休暇で男性も利⽤可能です。初回付与時点での末⼦の年齢と週所定勤務日数に応じて、最大40⽇付与されます。お子様が12歳になる年度の、3月末まで利用可能です。

 

■ケア休暇

家族のケアの際に使⽤できる休暇です。介護認定不要で、ペットのケアでも取得可能です。週所定勤務日数に応じて、最大年5⽇付与されます。

 

■ストック休暇

年次有給休暇の未消化分を、上限40⽇積⽴できる休暇です。 ※病気・育児・不妊治療・介護・慶弔・ボランティア等の限定した取得要件があります。

 

■STEP休暇

在籍3年ごとに1回取得できる休暇です。暦日で14〜28⽇(休⽇を含む)の範囲で任意に取得可能です。 ※連続で取得することが必須。

 

働き方や休日・休暇制度については非常に充実した内容であり、リモートワークについてはコロナウイルスの影響もありますが、リクルートでは実はその前から一部の社員に適用していた制度でもあり、2020年に全社員適用となりました。

また休暇制度については有給休暇をこれまでの設定日数にプラス15日した年間145日となりました。これは日々の労働所定時間を15分伸ばす形で実現されましたが、毎日定時で仕事を終える人もあまりいないと思うので全社として喜んでいる人が大多数となっているそうです。

 

また福利厚生の面でも、さすがリクルートというべきなのか、かなり手厚い内容となっています。特に女性や、家族(ペット含む)でケアや介護が必要な方がいらっしゃる方にとっても働きやすい制度が多くなっています。

リクルートへ転職するためには?

まず、リクルートの中途採用における選考フローは基本的には以下のようになっています。

・書類選考

・SPI

・面接(2~3回)

※一部、企画職や特殊なポジションについては面接回数が増えるケースもあります。

面接では、応募職種に関わる部門の現場マネージャーや部長、役員が面接官となります。また人事が1次面接を担当する場合もあります(職種によって変更有)。

 

その中でリクルートでは面接においての評価比重が高いため、十分な面接対策をして臨む必要があります(入社時の給与にも反映されます)。

押さえておくべきポイントは2つ。

・リクルートが求める人材像を把握すること

・社内評価基準でも「WillCanMust」を押さえておくこと

 

リクルートが求める人材像

リクルートが求める人材像は、以下の5点。

・一貫したキャリアに関する価値観を語れること

・構造的・論理的思考能力

・素直さ

・当事者意識

・行動力

これらは面接において、候補者のこれまでの経歴や、リクルートでやりたいことなどから深堀した質問をされて確かめられます。

 

WillCanMustを押さえておく

リクルート社内でも使っている評価制度であり、中途採用面接でも必ず聞かれる質問項目です。(Will)あなたは何がしたくて、(Can)何ができるのか、(Must)何が足りていないのか、を面接で聞かれますので論理的に一貫性をもって答えなければいけません。

そのためには、自身のこれまでのエピソードや転職理由を考える前に、まずは自己分析からはじめ(メモなどをしながら進めると可視化できます)、経歴の棚卸、今後やりたいこと、自身に足りないことを明確化していいくといいでしょう。

さらに一つ目の「リクルートが求める人材像」を意識しながら話せるようになれば面接通過の可能性は一気に上がるかと思います。

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sincereedはリクルート出身者をはじめ、DX領域における転職支援経験や業務経験を有するエージェントです。リクルート出身だからこそわかる選考対策、さらには入社後の立ち上がりについても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

これまで多くの方々のリクルートへの転職支援をさせていただきました。面接対策はもちろんご入社後の不安・疑問点など出身者だからこそ答えられる、そしてサポートできる点が大きな強みです。

リクルートへのキャリア、ご転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。

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