リクルートへの転職、メリット・デメリットは?
2023/06/07

リクルートへの転職、メリット・デメリットは?

監修者

sincereed株式会社南雲 亮

株式会社リクルートキャリア(現リクルート)にてキャリアアドバイザー、マーケティング企画、事業企画/プロダクト/DX推進マネジャーを経験。
その後、新規事業開発に携わり、HRテクノロジーSaaS「リクナビHRTech」の新規事業開発/エージェントサービス企画部長を歴任。
中途採用の最終面接官としても数百名の候補者とも面接した経験を持つ。

国内を代表する大手企業として多角的なサービスを展開する株式会社リクルート。新卒採用でも中途採用でも人気企業の一つとなっており、多くの方が転職先の選択肢の一つとして考えているのではないでしょうか。

 

しかし転職は人生の中で大きなイベントであり、転職先企業のメリット・デメリットを考えてしまうこともあるかと思います。今回は実際にリクルート従業員や、リクルートを卒業した方々の口コミも含めてリクルートに転職するメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

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リクルートの良いところ・悪いところ

リクルートの良いところ

■裁量権が大きい

リクルートの仕事は裁量権が大きいことが魅力。営業目標を達成するためのプロセスは自分で設計して実行するので、目標を達成することができれば自由に決めることができます。実際にこれまでに無い新たなプロセスを考案して営業目標を大きく達成した場合には、そのプロセスや手法を他の社員に展開し、組織の新たなノウハウとして取り入れられたりすることもあります。

またリクルートはトライ&エラーを繰り返しながら新たな事業やサービスに挑戦していくので、その企画段階に携わったり、まだ誰もやったことのない仕事を任せてもらえたりするチャンスもあります。正解が無い難しさもありますが、ゼロから仕事を創り上げる経験ができるのは貴重な機会です。

 

■自由度が高い社風

リクルートは非常に自由度が高い社風です。お互いのことはあだ名で呼び合う風土で、中にはマネージャーや部長のこともニックネームで呼んでいる組織もあるほど。また上司に対しても自分の意見が言いやすく、「自分がどうしたいか」「もっとこうした方が良いのではないか」と、思うことはどんどん伝えていけるフラットな社風です。例えばマネージャーが発信したグループの営業戦略に関して、もっと良くなると感じた部分を意見した結果、筋が通っていればそれを採用してくれることもあります。

社内でも「自分はどうしたいの?」という言葉がよく飛び交っており、上から決められたり指示されたりするよりも、自分で決める場面が多い社風と言えます。

 

■良きライバルが多い

リクルートには成長意欲が高い社員が多く、日々切磋琢磨しながら働いています。だからといって他者を蹴落とすわけではなく、仲間が高い成績を出した際には素直に称えあい、認め合うような社風です。何か迷うことがあった時は仲間にアドバイスを求めることもあります。”真似したい””見習いたい”と思えるような良きライバルが多いので、常に刺激を受けながら働くことができます。

 

■休暇が多い

暦上の休日や有給休暇とは別に取得する日を自分で決められる年間休日を増やし、合計で145日、週休2. 8日となりました。取得する日を自分で決められる通称”フレキシブル休暇”は年間14日間自由に設定でき、社員全員が有意義に休日を活用しています。またライフステージに合わせた休暇も充実しており、出産育児休暇、家族やペットのケアに利用できるケア休暇、年次有給休暇の未消化分を上限40日積み立てできるストック休暇もあります。更にまとまった休暇を取得できる制度も設けられていて、在籍3年ごとに1回取得でき14‐28日の範囲で自由に取得することが可能なSTEP休暇や、在籍1年以上の社員を対象に年次有給休暇を4日以上連続で取得することで5万円が支給されるアニバーサリー休暇制度(1年度に1回、毎年取得可能)があります。

 

■女性の働きやすさ

リクルートの女性比率は約50%(2021年4月時点)と、約半数を女性が占めています。リクルートは実力主義の社風なので、実績次第で男女関係なく昇給昇格しやすい環境です。部の成績トップの常連が女性社員という組織も珍しくありません。また出産や育児などのライフイベントに対する支援も増加しており、女性従業員のワーキングマザー率は2006年の約8%から2022年4月には約29%となり、年々働きやすくなっている傾向です。女性管理職の比率に関しては課長級で約30%、経営の意思決定にかかわる役員層は約10%(2021年4月時点)で他社と比較すると高い状態ですが、リクルートはまだまだジェンダーギャップがあることを課題としており、2030年度までに、取締役から従業員までのすべての職層で女性比率を約50%に増やすと宣言しています。

 

■実績を出せば報酬として還元される

リクルートはミッショングレード制を設けており、これは個人が担う職務に等級をつけ、それに応じて給与が決まる仕組みです。等級は半年ごとに見直されるので、その都度上げていける可能性があります。つまり、しっかりと実績を出せば等級をどんどん上げ、高い給与がもらえる仕組みになっています。また、リクルートでは半年ごとに査定を行っており、その査定評価が高いほどボーナスも増加します。基準となる評価はA評価で、「設定した達成基準を想定通りに達成した」場合です。更に良い成績を出せばS評価、良くない場合はB評価といった形で評価の幅が設けられています。厳密にはもっと細かく査定基準が設定されており、自分の成績に応じて頑張った分を給与に反映してくれるので、働くモチベーションに繋がっています。

リクルートの悪いところ

■業務量が多い

成長意欲を求めるリクルートでは、自分の実力プラスアルファの高い営業目標を置かれることが多いため、それを達成するために業務量が多くなる傾向があります。いかに業務量を増やさずに高い目標を達成していくかを考えて働くことが求められます。もちろん、そのような取り組みをして目標を達成していくのですが、達成したら次は更に高い目標を目指すことになるので、業務量の多さとは常に向き合いながら働く必要があります。

 

労働時間が長くなる

リクルートの年間休日は2021年から145日に増えましたが、業務量が減っているわけではありません。つまり、出社日1日当たりの業務量はむしろ増えていると言えます。そのため効率よく働く工夫をしていかないと、どうしても労働時間が長くなってしまいます。最近ではお互いに業務効率化の取り組みを考え共有しあう組織も多いようです。もちろん、生産性高く働いて定時で帰宅している社員もおりますが、成長意欲が高い社員が多いリクルートでは、締め日である月末になるにつれて特に業務時間が長くなってしまうという話をよく聞きます。

 

■離職率が高い

リクルートの平均勤続年数は5. 1年(2023年3月時点)で、日本平均の約12%と比較すると短くなっています。また社員の平均年齢も33,5歳(2023年3月時点)と比較的若いため、長く働けないと思われることが多いようです。リクルートには過去に3年間の期間限定契約社員である「CV職」という雇用形態があったため、その分社員の入れ替わりがある点も平均勤続年数に影響していますが、その他にはリクルートで数年働いて実力をつけてから他の会社に転職しようと元から考えていたケースもよく聞きます。もちろん、長く働くつもりで入社しても、ライフイベントの影響で業務量や労働時間を見直したいと考えるようになり退職に至る社員もいます。ただ最近のリクルートの傾向としては生産性を重視する傾向が強くなったり、手上げ式の部署異動もしやすくなったりと、長期的に働ける環境がさらに整備されてきています。そのため”若いうちしか働けない”といういうイメージからは変わりつつあります。

 

【口コミ・評判】実際に聞いてみました!リクルートに入社して良かったと思うことは?

”休暇はかなり多いです。年間休日が145日あることに加えて、有休を4日間連続で取得すると5万円が支給されるアニバーサリー休暇制度も年に1度利用できます。メリハリをつけてプライベートを充実させることができています。”

 

”社員の仲の良さが魅力的だと思います。現在はリモートワークが主流ですが、グループで月に数回出社日を設けていることも多く、その日に飲みに行く社員も多いです。また出社して顔を合わせた時は、夜遅くまで仕事について語り合う人もいると聞きました。何か迷うことがあった時は、社員同士気軽に相談しあっています。良い意味でおせっかいな人が多いので、相談された時は時間を忘れてアドバイスをしている場面をよく見ます。”

 

”仕事に対して前向きな社員が多いと思います。業務量が多かったり営業目標達成のために残業が発生したりすることもありますが、それでも暗い雰囲気は全くなく、楽しく働いている社員が多いです。”

 

”育休や産休が取りやすいと思います。女性社員はもちろん、男性社員も育休を取得している事例が多く、中には年単位で取得している男性社員もいるので、その点は他の企業と比較して前進していると感じます。産休や育休取得に対して後ろめたさは全くなく、むしろ前向きに取らせてもらえます。”

 

”男女関係なく昇給・昇格していける環境が魅力だと思います。実績を出せばしっかりと評価してくれるので、女性のマネージャーや部長も多いです。育休や産休を経て管理職として働いている女性もいるので、昇給昇格の機会は実力次第で男女平等に与えられていると感じます。”

 

”自分が何を叶えたいか(Will)にしっかり向き合って応援してくれる会社だと思います。最初に配属された部署が自分の希望と異なったとしても、自分が叶えたいことややりたいことを上司に伝えたり、手挙げ式の異動希望を出したりすることで、自分の希望する部署で働くことも十分に叶う環境です。私は実際に異動希望を上司に伝えて、希望の部署への異動が叶いました。”

 

”実績を出せば、インセンティブやボーナスでしっかり還元してもらえます。毎月の目標や3ヶ月ごとのクオーター目標を達成するごとにインセンティブが支給され、その達成率が部の中でトップクラスの場合にはMVPとして表彰され、更なるインセンティブがもらえます。またボーナスも目標達成率に応じて変動する仕組みになっており、特に達成率が高い場合には”パフォーマンス評価”という、追加のボーナス支給もあります。インセンティブやボーナスも、私にとっては重要なモチベーションの一つです。”

リクルートに合っている人は?

■他責にせず自分事として考えられる人

リクルートが掲げるスタンスの1つに「当事者意識」があります。物事を他責にせず、自分で考えて行動できるような責任感をもって働ける人が求められます。

 

■途中で諦めずにやり抜くことができる人

同じくリクルートが掲げるスタンスとして「考え抜く・やり抜く姿勢」があります。難しい課題に直面しても、投げ出さずに最後まで向き合い、解決できるようにやり抜くスタンスが必要です。

 

■目的意識がある人

将来的にやりたいことがあったり、何か成し遂げたいことがあったりして、そのためにリクルートに入社するという目的意識がある人が多い傾向です。目的意識があることで、難易度が高い目標に対しても主体的に取り組むことができます。例えば営業スキルを身に着けたい、マネジメントスキルを獲得したい、新規事業の立ち上げを経験したい、起業のために経営を学びたいなど、人それぞれの目的意識があります。

 

■課題に直面しても前向きに乗り越えていける人

リクルートが求めるスタンスの1つが”成長意欲”。難しい課題に直面したとしても、それを自分の成長機会と捉えてポジティブに乗り越えていくことが求められます。壁に直面した時でも、マイナスに捉えるのではなく好奇心をもって前向きに取り組めるかどうかが重要です。

 

■論理的なコミュニケーションが得意な人

リクルートでは、「自分はどうしたいか」という主体性が求められます。そのため、自分がどうしていきたいかということを分かりやすく相手に伝える必要があります。それだけでなく、チームやグループなど組織としての課題解決に向けた意見も求められるので、論理的に物事を伝える力が求められます。

 

■組織での協働ができる人

リクルートでは、個人目標だけでなくチームやグループとしての目標も課せられるので、組織に対する貢献も必要になります。チームやグループで目標を達成するにはどうしたら良いか考え、同僚や上司と積極的にコミュニケーションを取りながら協働していく姿勢が求められます。

 

リクルートへのご転職をお考えの方へ

リクルートへの転職は難易度は非常に高く、十分な面接対策なしでは内定獲得は難しいと言えます。

sincereedはリクルート出身者、最終面接官をはじめ、DX領域における転職支援経験や業務経験者を有するエージェントです。リクルート出身だからこそわかる選考対策、さらには入社後の早期活躍方法についても多くのアドバイス、サポートが可能となっております。

リクルートでのキャリア、リクルートへの転職にご興味のある方はまずは一度ご相談いただければ幸いです。

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